• 箱島は5回無失点の好投=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 8回に代打出場した柳原は流れを引き寄せる安打を放ったが後続が続かなかった

  • 福山亮は9回に安打を放つが得点には結びつかなかった(山本春煕撮影)

2試合連続完封負けで入れ替え戦へ

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対亜細亜大2回戦(2013年10月30日 19時47分)

 東都大学野球1部秋季リーグ対亜細亜大2回戦が10月30日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 000 0
亜 大 400 000 000 4

      打安点
(9)西村凌 400
(5)砂 川 300
(6)下 川 420
(8)江 越 300
(5)福山亮 410
(7)齋 藤 410
(2)木 下 310
DH篠原仁 200
HD柳原悟 110
RD小 森 000
(4)前 田 310
PH長谷川 100
4 松 本 000
     計3160
 
     回 打安責
●谷 中 0 534
 箱 島 5 2450
 高橋涼 3 1530

 先発・谷中文哉(経1)は初回先頭打者に初球二塁打を浴びる。四球と安打で無死満塁の危機を招くと続く打者に四球を出し、先制点を与えてしまう。続く打者には右中間に適時打を放たれ2点を追加されると、箱島章矢(地1)に交代する。2死後、適時打を浴びでさらに1点を加えられこの回4点を失う。2回以降は得点圏に走者を出すが得点は許さない。6回から登板した3番手・高橋涼平(経3)も粘りの投球で3回を無失点に抑える。打線は先頭打者を出すが、併殺や盗塁死で好機を作れない。最終回2死一、二塁とするがあと一本が出ず、2試合連続の完封負けとなった。勝ち点0でリーグ戦を終え、入替戦に回ることが決定した。

◆西村亮監督
「(今日は)チームの状態がそのまま出てしまった。(投手陣については)片山の状態がまだよくない。短いイニングでどんどん投げさせている。涼平が控えているが最後までは無理。谷中は先発でなければ使えない。ストライクが入れば勝負できるが、取りにいった初球を打たれて驚いた。(入れ替え戦については)腹をくくってしっかり戦うしかない。(まだ入れ替え戦まで時間があるが)全てに関してやれることをやって、自分達の力をこれだと確かめて勝負する。相手どうこうではない。気持ちと頭を整理して、失うものは何もないので攻めるだけ」

◆松本皐兵主将(地4)
「(今日は)亜細亜との力の差が出た。(対策は)誰が投げてくるのかわからなかったので速いボールをしっかりとらえること(入れ替え戦については)バッテリーを中心に守備を見直して、打撃陣もあまり思うようにできていないのでもう一度しっかりやりなおす。(東洋のイメージは)バッティングがいいイメージ。バッテリーを中心にしっかり対策して臨みたい」

◆箱島章矢
「(調子は)よかった。(監督には)打たれてもいいので自分のピッチングをしろと言われた。(ピンチでの登板は)抑えてやろうという気持ちでのぞんだ。(谷中の様子は)前よりは落ち着いていた。(東洋の印象)けっこうピッチャーがいいと先輩が言っていた。打ち取ってやろうという気持ちでいく。(入れ替え戦に向けて)リーグ戦最初の初心にかえってやりたい。(気持ちの面では)まだ4年生と長く野球をやれるという考えでいきたい」

◆柳原悟(法4)
「(今日は)初回点を取られて苦しい自分たちの雰囲気を変えることができなかった。(8回のヒットは)代打だったので、集中して緊張もしていた。球種はツーシーム。くらいついたらいいところに落ちてくれて良かったなと思った。(入替戦は)すべてやることをやっていくしかない。自分たちの出来ることを徹底していきたい。(東洋のイメージは)東洋大学は打線が良い。能間投手がほとんど投げてるので、投手を崩さないと波にのれない。打線で投手を崩して、打ち勝ちたい。あとは勝つしかないのでチーム全体ですることを徹底して、残留するしかない」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、入れ替え戦対・東洋大戦1回戦は11月9日、15:30より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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