• 今永は終盤まで粘れず、痛打を浴びた=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 4回に同点となる適時二塁打を放った齋藤(山本春煕撮影)

  • 西村凌は3点を追う9回に適時打を放つが、打線は繋がらなかった

今永好投も、好機生かせず勝ち点遠く

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対中央大3回戦(2013年10月18日 21時15分)

 東都大学野球1部秋季リーグ対中央大3回戦が10月18日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 100 001 2
中 大 000 101 02Ⅹ 4

       打安点
(9)西村凌 432
(5)砂 川 300
(6)下 川 300
(8)江 越 300
(5)福山亮 200
(2)木 下 320
PR 松 本 000
(7)齋 藤 211
PH 長谷川 100
DH 篠原仁 200
HD 山 口 100
(4)前 田 320
      計3363

▽二塁打=齋藤
 
      回 打安責
●今 永 8 33 7 2

 4回、江越大賀(法3)が失策で出塁し、2死三塁とすると齋藤導久(法3)が左中間へ適時二塁打を放ち先制する。しかしその裏、2死三塁となると適時打を浴び、同点に。6回には本塁打で1点を勝ち越されると、8回には2死一、二塁の場面、適時打の打球を立て続けに失策し、この回2失点。9回には西村凌(法4)が1死一、二塁の好機で中前適時打を放つが、あと一打が出ず敗れた。先発した今永昇太(経2)は立ち上がりから好投を見せ、5回には自己最速の146㌔を記録するが終盤まで粘ることができなかった。

◆西村亮監督
「チャンスは作れていたが、最後の9回のスコアリングポジションからの集中力が足りない。押し込まれてしまった。(西村凌の1番での起用は)攻めるしかないと思って。やりたい通りの進め方をしてくれた。(残り2カードは)冷静に、まだあと2つ可能性はあるので、亜大というのは大きな山だが可能性は0ではない。下向いてずるずるといくより、開き直ってやっていくしかない。つづけている姿勢が次につながると思うので、選手の気持ちに迷いがでないようにしていきたい」

◆松本皐兵主将(地4)
「先制点をとってリズムに乗りたかったが、できなかった。駒大の方が多くチャンスはあったがものにできず、逆に相手の方が少ないチャンスで点をとっていた。 (空き週は)チャンスで一本打てるような集中力をつけ、そして守備から失点しないように守備もしっかり練習していきたい。(残り2カードは)勝ち点を取るため、とにかくチーム一丸となって全力で野球をしなければいけないと思う」

◆西村凌
「 (打順が1番にかわって)意識しないで自分のバッティングをしようとした。(調子は)好調だと思う。(打線が繋がらなかったが)それは仕方が無いこと。(8回の失点は)みんなが一生懸命やった結果なのでなんとも言えない。(試合後監督からは)まだ残り試合あるので落ち込むことは無い。変わらずやれることをやっていこうと。(次に向けて)先にどっちとやるか分からないが、残り全部勝つ」

◆今永昇太
「(今日の調子は)一戦目は力んでしまい、ランナーがいなくても不用意な球が多かったので、丁寧かつ大胆にメリハリつけて投げるようにした。(久々の完投は)後半にライト前に打たれ、体力のなさを痛感した。1戦目と2戦目は完投しないとエースとは呼べない。練習や投げ込みもしっかりやらなければと思った。 (調子は上がってきているのか)今は気持ちの面ではいいかんじ。(次戦は)こういう状況だと先制されると苦しいのでいかに点をあげないか意識したい。失点を続けないように、バックを信じていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦は、
次週の青学大―拓大の試合が2戦で終了した場合、青学大戦が10月25日12:00より、
2戦で終了しなかった場合は10月29日、12:00 より亜細亜大戦がともに神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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