江越２ランも、集中打浴び無念の敗戦

[硬式野球部]東都大学野球１部秋季リーグ対中央大２回戦(2013年10月17日 20時01分)

　東都大学野球１部秋季リーグ対中央大２回戦が10月17日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

中　大　００５　０００　３０１　９
駒　大　２００　０００　０１０　３

　　　　　　打安点
(５)砂　川　４００
(９)西村凌　３１０
(６)下　川　５１０
(８)江　越　３２２
(５)福山亮　５００
(２)木　下　２００
Ｈ　古　賀　１００
(７)齋　藤　２００
ＤＨ篠原仁　４１０
(４)前　田　３００
ＰＨ柳原悟　１１１
４　松　本　０００
　　　　　計33６３

▽本塁打＝江越、柳原悟
▽二塁打＝西村凌、下川

　　　　　　回　　打安責
●谷　中　２ 1/3　30５２
　高橋涼　４ 1/3　19３３
　箱　島　１ 1/3　７２０
　中　川　１　　　 ４１１

　初回、砂川哲平(法４)が四球で出塁すると２死三塁、江越大賀が今季３本目となる右越え２ランを放ち先制する。リーグ戦初先発の谷中文哉(商１)は好調な立ち上がりを見せるが３回、１死から連打を浴び、代わった高橋涼平(経３)も連打と味方の失策でこの回５点を奪われる。７回にも四球で塁を埋め、２死満塁となると継投した箱島章矢(地１)も押し出しと適時打でこの回３点を追加される。８回には柳原悟(法４)が右越え本塁打を放つが打線はつながらず、被四死球は７にものぼったが好機を生かせず敗戦した。

◆西村亮監督
「(先発の谷中は）投げるチャンスを見計らって投げさせた。片山は調子がよくなかった。いけるところまでといっても３回くらいまでだと思っていた。先制点をもらって余裕かなとおもったのだが。(今日の試合は）しょうもないミスでやられている。それを無くさないことにはどうしようもない。(チャンスを生かせなかったが)甘い。勝負際で自分たちの力が出せてないことがすべて。自分たちがでも感じているだろうし、切り替えられることが大事になってくる」

◆松本皐兵主将(地４)
「(今日は)踏ん張らないといけないところで1点とられて、ほしい所で1点をとれなくてこういう形になってしまった。(敗因は)ミスから相手の流れを止めることができなかった。(１勝１敗になったが)明日は勝つしかない。気持ちを明日に向けて切り替えてやっていくしかない。(先発の谷中は)駒大の課題である入りだったが、谷中でいい入りができた。しかし点をとった後に点をとられてしまった。粘らなければいけなかった。(４年生の活躍は)最下位争いをしてるが意地を見せるしかない。(明日に向けては)全員の力で勝つだけ」

◆谷中文哉
「(先発を言い渡されたのは)今朝、球場の控室で。(調子は)悪くはなかった。やってやるぞという気持ちで臨んだ。(入部してからここまでどういう努力をしてきたか)自分の本来の、まっすぐで押せるような球を投げれるようになろうと思っていた。焦りとかはなかった。(東都で目標の投手は)マウンドでも落ち着いて、余裕もてる投手ということで今永さん」

◆江越大賀
「(本塁打は狙っていたか)あの場面では変化球しか来ないだろうと思っていたので、狙っていた。(感触は)逆にいってしまったので入るとは思わなかった。(右方向に打つ意識は)去年から右方向への強い打球を飛ばせるように意識している。 (明日への意気込みは)相手も負けられないだろうし、ここまで来たら気持ちが強い方が勝つと思うので強い気持ちで初回から気を引き締めていきたい。」

◆柳原悟　
「(代打での打席は)点差がある中で、つなぐ意識をしていた。明日へつなげる意識だった。(ホームランを振り返って)ホームランでもヒットでもチームに貢献できるならなんでもいいと思っている。一つひとつをしっかりやっていきたい。(代打やDHでの出場が続くが)自分に与えられたことで結果を出せるように、しっかり準備していきたい。(同期の西村選手の影響は)一緒に練習したり話したりする。４年だからどうということは特になく、三年生以降の代に一部残留をしっかりつなげていきたい。(春から秋でベンチワークに対する変化は)与えられた場所で仕事をする。副キャプテンとして、下級生に、試合に出ていない人にも貢献できることはあるということを表現して、伝えていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

　次戦・中央戦３回戦は10月18日、12:00 から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
ＪＲ中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩５分
大江戸線「国立競技場」駅Ａ２出口から徒歩10分