• 15年振り優勝のゴールを決める窪田=出雲ドームで(長尾直仁撮影)

  • 選手・監督が優勝のガッツポーズ(山田健太撮影)

出雲で独走!15年振りのVは大会新

[陸上競技部]第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走(2013年10月18日 11時23分)

第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走が10月14日、出雲大社と出雲ドームを結ぶ全6区間44.5kmで行われた。結果は以下の通り(総合3位のみ)。

★総合記録★
1位 駒 大 2:09:11 ◎ 
2位 東洋大 2:10:17
3位 日本大 2:10:59

★個人記録★
1区 中村匠吾(経3) 23:25 ①(1)☆
2区 中谷圭佑(経1) 16:44 ②(1)
3区 村山謙太(経3) 22:36 ①(1)☆*
4区 油布郁人(営4) 18:03 ②(1)
5区 西山雄介(経1) 18:31 ②(1)
6区 窪田 忍(営4) 29:52 ①(1)☆
※◎大会新記録 ○は区間順位 ( )は総合順位 ☆は区間賞 *は区間新記録 

三冠をかけた最初の1戦となる今大会。1区を走る中村は、好調な滑り出しを見せ、先頭集団を形成。ペースを上げ飛び出すが、集団にのまれてしまう。ラスト1kmで再びスパートをかけ独走をし、区間賞を獲得する力走でチームの流れを作る。3区村山は、宇賀地強(09年度OB・現コニカミノルタ)が第21回大会で築いた記録を塗り替え新記録を樹立する快走をみせる。1区から首位を譲らない駒大の独走で、アンカー窪田にタスキが渡る。ゴールまで他の追随を許さず走り抜け、大会新記録を更新するとともに15年ぶりの優勝を果たした。

◆大八木弘明監督
「(率直な気持ちは)嬉しい。(レースについては)1、2、3区までが思い通りに出来たので、そのまま逃げきることが出来た。大会新記録は条件が良ければ新記録が出るとミーティングして話していた。(選手たちには)おめでとうと。みんな良く頑張ってくれたので、これも全日本に繋げてトレーニングしていってほしい。(今後は)三連覇を狙っていく」

◆中村匠吾
「(コンディションは)調整がしっかりとできていたので、自信を持って挑めた。ここのところ駒大は1区で出遅れていたので、監督からも前の方で持ってきてくれ、と言われていた。(目標は)今度から追いかける立場になってもしっかりと駅伝ができるチームになりたい」

◆中谷圭佑
「(大学初めての駅伝は)しっかり積極的に走って経験積んで全日本、箱根に繋げていこうと思っていたので目標にしていた走りが出来て良かった。今回トップで繋げたということは自信になったので、全日本、箱根でしっかりと区間賞取るという気持ちで走りたいと思う」

◆村山謙太
「(優勝について)1区2区と流れが良かったので流れを次に繋ぐことができ、その結果、優勝という形になって良かった。(区間新記録について)全く意識はしていなかった。調子が良かったのでしっかり走ることを意識していたが、区間新記録を出せて良かった。(今後の目標は)スタミナ調整をして三冠を狙っていきたい」

◆油布郁人
「(レースの展開は)最初から中村がしっかりとトップで来て、トップを譲らずに走ることが出来たので、理想通りの展開だったと言える。(全日本に向けて)3週間ないので、もう一回気持ちを切り替えて、挑戦していかないといけない。三連覇も掛かっているので、もう一回みんなでまとまって頑張っていきたい」

◆西山雄介
(レースを振り返って)先輩たちが後ろとの差をつけてくれたので、リラックスして走ることができた。(初めての駅伝は)先輩たちのおかげでリラックスして走れた。自分としてもいいデビュー戦だったと思う。(残りの駅伝に向けては)気を抜かずに三冠を狙って頑張りたい」

◆窪田忍
「(15年ぶりの優勝の気持ちは)本当に嬉しい。(どんな気持ちで臨んだか)最終ミーティングで選手には勝負しようということと、自分のことに集中しようということを伝えていた。(全日本、箱根に向けて)今年は箱根駅伝で優勝するということがチームの目標なので、それは変わらない。勝って浮かれることなくこれからどんどん厳しい戦いになると思うので、また気を引き締めてしっかりとやっていきたい」

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