• 代打出場し、9回に同点本塁打を放った西村凌=神宮球場で(山本春煕撮影)

  • 先発・今永は好投を見せるも力尽き、サヨナラ負けとなった(北詰友梨撮影)

春の雪辱果たせず、勝ち点落とす

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対国学大3回戦(2013年09月26日 17時14分)

 東都大学野球1部秋季リーグ対国学大3回戦が9月26日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 001 1
国学大 000 100 001x 2

      打安点
(9)砂 川 410
(4)前 田 300
(6)下 川 400
(8)江 越 310
(5)福山亮 300
(3)篠原仁 300
2 高橋亮 000
(7)齋 藤 200
DH長谷川 200
HD永 山 100
(2)岩 崎 200
H3西 村 111
    計 2831

▽本塁打=西村凌

      回  打安責
●今 永 8 1/3 3052

先発・今永昇太(経2)は3回まで走者を出さず、三者凡退に抑える安定した投球を見せるが、4回に2死から連打を浴びると自らの暴投で先制を許す。打線は1戦目に敗れた相手投手をこの日も攻略することが出来ず、7回まで2安打に抑えられる。9回に代打で出場した西村凌(法4)の左越本塁打で同点に追い付く。だが、その裏1死から右前安打を浴びると続く打者に左線適時二塁打を放たれサヨナラ負けを喫し、春のリベンジとはならなかった。


◆西村亮監督
「(西村の本塁打)よく打ってくれた。(悪送球でのサヨナラ)もう一回守備を落ち着いてやれるように、そこを見直していく。粘り強くはできているので基本中の基本をしっかりやりたい。まだ勝ち点1つ落としただけなので。(今永は)丁寧に、反省を生かしながらできていたと思う。(今後は)なかなか打てないピッチャーでも攻めていくということを再認識させたい。改めて選手に気づいてほしい」

◆松本皐兵主将(地4)
「(今日は)ミスからの失点は次に切り替えて一週間全力でやっていく。(今永は)今日は修正出来ていたし、自分のピッチングをしてくれたが守備のミスで足を引っ張ってしまった。守備は課題なので、基本からやり直す。(杉浦投手については)プロ注目でいいピッチャーなのはわかっている。でも必ず失投あると思うし、うまく捉えて打てなかったのは今日の反省。(西村の本塁打は)打ってくれてすごいと思うし、結果を残してほしい。試合に4年生は出てないけど引っ張るしかない。出たときは結果を残して引っ張っていきたい。(次戦に向けては)全員で切り替えて前を向いて、元気だして雰囲気よくやっていきたい」

◆西村凌
「(打った瞬間は)いったなと思った。球種はインコースのフォーク。とりあえず自分のスイングをしようと打席に入った。(オープン戦では不調)チャンスはくると思ったがあまり力を出すことができなかった。(チームはミスでの失点)ミスは反省して、終わったことは仕方ないので切り替えていきたい」

◆今永昇太
「(今日は)本当に一球一球丁寧に頭を使って投げた。最後に打たれたのが唯一の失投だった。ゴロを打たせてダブルプレーを狙ったが力んで浮いてしまった。打たれたのはスライダー。(昨日逆転勝ちしたが)劣勢の中、逆転してつないでくれたので絶対勝ってやろうと強い気持ちを持って臨んだ。(手応えは)前回は冷静になれなかった部分があったが、今日は点を取られても冷静に投げる事が出来た。こういうピッチングをすれば試合は作れると思う。(3試合白星付かず焦りは)正直あるが、自分が焦っても周りが不安になるだけなので、どっしり構えて常に明るくしている。 (監督からは)5回でバテてもいいから、全力でいけと言われた。(次に向けて)勝ちにつながるピッチングをするだけ」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 次戦・拓殖大戦1回戦は10月8日、10:30 から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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