• ベストナインに輝いた(左から)福山、今永、砂川=神宮球場で(服部萌香撮影)

V逸も、今永2冠!3人がベストナイン

[硬式野球部]東都大学春季リーグ戦表彰選手発表(2013年05月30日 21時52分)

 東都大学春季リーグの閉会式が5月30日に行われ、表彰選手が発表された。駒大からは砂川哲平(法3)、福山亮(経3)、今永昇太(経2)がそれぞれベストナインに選出。今永はリーグトップの6勝を挙げ最優秀投手賞との2冠を達成した。また、優勝の可能性も残っていたが、最終週で亜大が中大に2連勝したため勝率により2位が確定し、リーグ戦全日程を終えた。最終順位と表彰選手は以下の通り。

【最終順位】
優勝 亜 大 9勝3敗 勝点4
2位 駒 大 9勝4敗 勝点4
3位 国学大 8勝5敗 勝点4
4位 中 大 5勝6敗 勝点2
5位 青学大 4勝8敗 勝点1
6位 専 大 1勝10敗 勝点0

【首位打者】
長曽我部竜也(亜 大)打率.385

【最高殊勲選手】
九里亜蓮(亜 大)8票[初]

【最優秀投手】
今永昇太(駒 大)12票[初]

【ベストナイン】
投 手  今永昇太    (駒 大)10票[初]
捕 手  嶺井博希    (亜 大)17票[3]
一塁手  佐野力也    (青学大)13票[3]
二塁手  砂川哲平    (駒 大)8票[初]
     春田一馬    (国学大)8票[2]
三塁手  福山 亮    (駒 大)14票[2]
遊撃手  長曽我部竜也  (亜 大)14票[初]
外野手  水本 弦    (亜 大)満票[初]
外野手  吉田正尚    (青学大)14票[3]
外野手  水野一世    (国学大)11票[初]
指名打者 渡邉友太郎   (青学大)12票[初]

※18票で満票

◆砂川哲平
「(受賞して)正直獲れると思っていなかったのでうれしい。(評価されたのは)打率が良かったし、失策もゼロだったのでそこが評価されたのかなと。(3季連続3人だが)同級生の下川や福山、江越もベストナイン獲っていて、負けたくないな気持ちは始まる前からあった。(今後は)打てる試合もあったが1本も打てない試合もあったのでずっと打てるバッターになるのと、もっとプレーでチームを引っ張っていけるような選手になりたい。(秋までは)春はあと一勝というところで優勝を逃した。このあと一勝というのが結構大きいと思うので、その一勝、最後の大事な試合で勝てる強さを付けていきたい。春はこういう結果だったけど秋はまだ本当に何があるかわからないので、気を引き締めて。秋に向けてやるべきことをやってレベルアップした駒大を見せたいと思います」

◆福山 亮
「(率直な気持ちは)うれしい半面、チームとしては優勝を逃してしまったので。(2季連続の受賞は)選んでくださる方々に感謝しかない。ベストナインを獲るためにやっているわけではないが、昨季に比べて貢献度は増したかと。(三塁手としての受賞は)高校でもサードをしていたのでこだわりはある。(今季は14打点だが)チャンスメイクもだが、チャンスで打つこと。チャンスで打ってこそクリーンナップのバッターだと思うので気合は違う。(自力優勝が消滅したなかで)簡単に優勝はできるものだとは思っていなかったが、できればプレーオフがしたかった。でもやっぱり亜細亜は強かった。(秋は)今季は今永が本当に頑張ってくれたので、秋はプラス野手でまた優勝を目指してやっていきたい。チームとしても個人としてももっとレベルアップできるように」

◆今永昇太
「まさか自分が2冠獲れるとは思っていなかった。評価してもらったのはうれしいが、気持ちよく受賞はできない。優勝してもらうのとは味が違うのかなと。4年生が2人抜けて最初は右も左もわからずにやってきたが今季開幕から6連勝できたことは自信になったしめどがついた。(6連勝という結果は)よくできたと思うが、重要な最後の試合で2敗したことで今までのがすべて帳消しになる負けだった。勝てば優勝というなかで勝ちきれなかったので全部が満足な結果ではない。(国大戦での2敗は)亜大との力の差を痛感した。やはり大事な一戦では絶対先取点をやってはいけない。(今後は)もうひとつ、ふたつ段階をレベルアップさせていかなければと思う。秋はこれまで以上に研究もされると思うので夏場にしっかり技術、体力を鍛え直したい」

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