• 準々決勝で唯一白星を挙げた鳴島=愛知県体育館で(庭野圭一郎撮影)

  • 大原は1年生で先鋒を任され躍動した

厚いベスト8の壁、全日本に期待へ

[空手道部]第49回東日本大学空手道選手権大会(男子)(2013年05月27日 10時16分)

 第49回東日本大学空手道選手権大会が5月26日(日)、愛知県体育館で行われた。組手は準々決勝までは2分間6ポイント先取。それ以後は3分8ポイント先取のトーナメント方式となる。結果は以下の通り。

【男子団体戦 組手の部】
ベスト8
駒 大 1―3 帝京大☆
先鋒●大原新汰(歴1)5-6
次鋒○鳴島由貴(経2)6-5
中堅●原田 龍(営4)2-6
副将●山田裕士(経2)1-6
大将―村田 匠(経4)

 順調にトーナメントの駒を進めた男子団体組手。迎えた準々決勝の相手は昨年敗れた帝京大。先峰の大原は1年生ながらに善戦し接戦の末1ポイント差で敗れる。次峰の鳴島は相手に一本取られるも1ポイント差で勝利する。しかし、続く原田、山田が相手の上段突き、中段突きの巧みコンビネーションに試合の主導権を奪われ流れに乗ることができず敗退。ベスト8という結果に終わった。

◆杉山俊輔監督
「(ベスト8だが)惜しかったけど、もう1本取っていたら流れが変わったのかも。(大原は)体も大きいから技も重い。ただ優しいところがあるから。気持ちで負けないようにと今日も言った。今日はしっかり戦ってくれた。(鳴島は)油断の無い試合をしてくれた。こちらだけでなく相手にも技を出させて、勝負強くやってくれた。(前回大会からは)向かい合っても下がらないようにというのを意識させた。前回よりはよかった。(全日本大会に向けて)出る選手を中心に、自力を作って試合に対応していきたい」

◆大原新汰
「(今日は)自分が勝てた試合。自分が勝てば上位に入れた。悔しい。(また帝京だが)チームの勢いが帝京のほうが元々ある。チームの勢いが負けなければ。(前回からは)自分の技は入りが浅い。強く入れるようにと。(団体戦だったが)学校の名前を背負ってやらなきゃいけなかったので、緊張した。(全日本に向けて)今日みたいに自分のいいところを出して、悪いところは直していきたい。帝京とやる時は気持ちで負けない、勢いで勝てるようにやっていきたい」

◆原田 龍
「(今日は)調子は悪くなかった。(結果は)自分が取るべきところで取れなかったので力不足。(1、2年生の活躍について)本来なら上の代が活躍すべきなので下の代に頼らないように自分たちも活躍する。(全日本に向けて)選考会で試合に出れるチャンスを掴み、試合を頑張る」

◆鳴島由貴
「(今日は)良かった。動けていた。(ベスト8について)今日も帝京に負けてしまったけど、次につながる内容の試合だった。全日本につなげてたい。(帝京に勝つには)帝京は勢いがすごい。それで駒大は気持ちの面で引いていた。技術面では負けていないと思うからメンタル面を鍛えていく。(全日本に向けて)上位に進出したい」

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