• チームのエースとして勝利の立役者となった飯田=日本大学文理学部百周年記念館で(杉浦将貴撮影)

  • 試合終了し、昇格が決まり喜ぶ選手たち

15季ぶり、悲願の1部昇格!

[男子バレーボール部]平成25年度春季関東大学バレーボールリーグ戦入替戦(2013年05月27日 01時28分)

 平成25年度春季関東大学バレーボールリーグ戦入替戦、対法大戦が5月26日(日)日本大学文理学部百周年記念館で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒 大3―1法大
1set(25―20)
2set(25―22)
3set(16―25)
4set(28―26)

◆スターティングメンバー
S#1羽原悠紀(歴4)
C#4小田嶋大貴(営4)
C#31大野隆一(経2)
R#28柴田昂毅(市2)
L#8飯田祐規(心4)
L#15鈴木慎治(法3)
リ#7中嶌佑也(G4)
リ#3関 拓也(経4)

 2部リーグ2位でつかんだ1部との入替戦。昨秋まで同じ2部で戦っていた法大との勝負となった。第1セットは立ち上がりを攻め、飯田の力強いスパイクが決まり流れ良く奪取する。2セット目は終盤に追いつかれたが小田嶋が維持を見せセットを連取。第3セットを落とし続く4セット目は序盤から6連続失点するなど相手のペースに持ち込まれるが、選手交代などがかみ合い10点差を逆転。15季ぶり1部昇格を決めた。

◆鈴木淳平監督
「(昇格して)やっぱりうれしいですね。(今日は)リーグ戦の勢いを感じる部分もあったし、入れ替え戦で力を出し切れてない時間帯もあったし、そういうのも含めてどちらかと言えばいつもの自分たちらしい駒大の選手らしいプレーはしてくれた。(1部では)これまでの方向性はある程度維持してさらに高め、洗練させていく。自分たちより強い相手、うまい相手にいかにして勝つかそれが一つ欠かせないことかなと」

◆羽原悠紀主将
「(昇格が決まって)1部昇格するっていうのは入学当時からの目標だったので勝ててうれしかった。(4セット目の逆転は)これが駒澤の強みだと思う。全員が勝つっていう意識があったので。(勝因は)トス上げてて、ここ上げれば決まるなっていうのはあった。連続得点っていうのはあんまなかったですけど、気持ちで勝てたことだと思う。(雰囲気は)そんな緊張してる姿もなくリラックスしてたんじゃないかと。(15季ぶりだが)前みたいな強豪駒大を目指して、今年のスローガンにも掲げてる“挑戦”っていう意味で日々練習を頑張って1部でも上位に食い込めたらなって思う」

◆飯田祐規
「(今の気持ちは)簡単ではなかったが勝ててうれしい。(試合を振り返って)1、2セット目簡単に取れて心に隙ができた。相手にリードされて、最後は取ったがチームの心の弱さが出てしまった。(勝因は)応援団、保護者、OBの心の支えがあったから。(今日のMVPは)やはりキャプテン。セッターとして試合を組み立ててくれた。(次は1部だが)自分達は入学してから入れ替え戦すら経験しなかった。未知の世界。気持ちはではもう勝てない。個々の能力を上げてチーム作りをしていきたい」

◆小田嶋大貴
「(今の気持ちは)素直にうれしい。(試合に点数をつけるなら)90点。勝ったセットは良かったが、負けたセットは相手のペースで進められた事が良くなかった。(勝因は)リーグ最終戦から良いムードで臨めたこと。(MVPは)飯田。最後決めてくれて、4年生の力を見せてくれた。(3、4セット目かなり厳しかったが)リーグ戦でも劣勢からの逆転勝ちは何度もあった。気持ちを切らさないで勝てるのが今の駒大。(1部に向けて)ブロックやレシーブなど1部はレベルが高い。自分たちも1つ上のレベルに上げれるよう頑張りたい」

◆城田直也副主将(法4)
「(率直な気持ちは)良かったっすね。(試合展開は)1、2セット目は良かったが3セット目とられてからどうなるかと思ったが4セット目に自分たちで立ち直れたのが良かった。(4セット目の逆転は)途中から出た人が監督の期待に応えられたというのが良かったと思う。(今季の収穫は)1セット点数が離れてもやっぱり諦めなかったり、そこから逆転する力ができたという実感はある。(反省点は)やっぱり1部に上がるので、攻撃力と守備力をもう一個上のレベルに上げていかないと。(1部では)駒澤らしく。元気で明るく雰囲気良く」

◆関 拓也
「(今の気持ちは)心からうれしい。(試合に点数をつけるなら)75点。残りの25点は、序盤入りが悪かった所を修正できなかったこと。(勝因は)離されても、応援やOBと駒大全員で戦えた事だと思う。(今日のMVPは)キャプテン。声を出して、要所で指示を出してチームをまとめてくれたから。(1部に向けて)気持ちが浮いた状態で戦ったら何の収穫も無く負けてしまう。上位を狙う気持ちで臨みたい。(次の目標は)東日本インカレ。出れない選手もいるがその状態で勝ち、チームが底上げされた状態で抜けた選手が戻って来たとき、更に強いチームになっていたい」

◆中嶌佑也
「(率直な気持ちは)うれしい。(試合展開は)リーグで反省していた部分を意識しながらやれたのが良かった。(法大は)宇都宮戦でああいうことができたから、みんな自信にもなっていたと思うし、しっかり1人1人が25点になる時をイメージできていたから良かったのだと思う。(今季の収穫は)やっぱり負けている状態から勝つということがなかったから、こうひっくり返すことができる力があるということは感じている。(1部では)厳しいのは分かっているからそれに向けてのしっかりとした準備、あとは強い自分たちのイメージを持って試合ができれば」

◆鈴木慎治
「(率直な気持ちは)うれしい。(試合内容は)序盤は楽しく元気よくやれてたんで良かったかなと。3セット目以降はまたムードが悪くなっちゃったりしたが、代わりに出た人たちが頑張ってくれたので良かったと思う。(今季の収穫は)簡単に試合を投げないこと。今日も宇都宮の時も。負けているところから逆転勝ちができたので。粘り強くなったと思う。(秋までは)自分はもうちょっと精度を上げて最後まで試合に出れるようにしたい。4年生も最後のシーズンで1部だし、自分らも初めてなので挑戦していく気持ちを忘れずにやっていきたい」

◆大野隆一
「(今の気持ちは)目標である1部に行けて良かった。(試合に点数をつけるなら)80点。調子は良かったが、細かいミスが多かった。(試合前の調子は)大事な試合だったので緊張していた。(勝因は)ブロックで点を取れたこと。(中盤流れが悪かったが)今谷が途中でピンチサーバーとして入ってくれて、流れを良くしてくれた。(今日のMVPは)飯田さん。最初から最後まて集中して、点を取ってくれたから。(15季ぶりの1部だが)相手を見てしっかり対策を立てられるように。強みのチームワークを更に伸ばしていきたい」

◆佐々木章人(国2)
「(昇格決まって)うれしい気持ちが半分、これから楽しみっていうのが半分。(4セット目は)やることやれて良かった。自分の仕事をしただけだと思ってるんで、これから1部に行って通用するように練習したい。(勝因は)出てる人もベンチにいる人も応援してる人もみんなまとまってひとつになれてできたのでそれが一番大きかったかなと。(秋からは)やっぱり挑戦者っていう気持ちで、少しでも1部で良い試合ができたらって思ってるので、全部のプレーを一つ二つレベルを上げていかないといけないんでそれに向けて練習をしっかりやっていきたい」

◆柴田昂毅
「(昇格決まって)うれしい。(3セット目は)相手のサーブとか攻めてきたりしてカットが崩れて二段で打ちきれなくて負けた、そこをやっていかないと1部では通用しないと思うので打ちきる力をつけたい。(勝因は)代わって入ってきた人とか要所々でブロックとかいいプレーが出たのでそれが勝因だと。(どんな気持ちで臨んだか)絶対に勝って1部でプレーするって思いで。(入れ替え戦に向けて)スパイクの練習とかブロックつけて多くやったりした。(良かったのは)ブロックが結構出せたのでそれは良かった。(秋からは)挑戦者なんで思いっきりやって勝てればいいなと」

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