• 同校同士の戦いに燃える奈良(左)と高田(右)=東農大ボクシング道場で(国定一俊撮影)

  • 強気の姿勢でボディを打つ長谷川

  • ガードの堅い相手に積極的に攻める松下(高橋春子撮影)

期待の新戦力!松下ら奮戦

[ボクシング部]第62回世田谷区民体育アマチュアボクシング大会(2012年12月09日 17時51分)

第62回世田谷区民体育アマチュアボクシング大会が12月9日、東京農業大学ボクシング道場で行われた。結果は以下の通り。

【フライ級】
宇野力樹(仏1)●RSC○井手上敦貴(日体大)

【バンタム級】
櫻井裕海(禅2)○RSC●長岡 嶺(東農大)
奈良楓也(営1)○ポイント●高田修平(社1)

【ライト級】
長谷川慎之介(禅2)○ポイント●中川 祐(東農大)
松下拓也(法1)○ポイント●荻原啓介(日体大)
坂口堅人(歴1)○不戦勝

【ライトウェルター級】
石崎 遼(営1)○ポイント●白崎隼樹(日体大)

【ミドル級】
加藤大幸(政1)●ポイント○小泉雅誉(日体大)

 今年を締めくくる今大会。駒大対決となった高田は序盤からフェイントを混ぜつつ積極的に攻め、後半からは激しい打ち合いを見せる。両者力を出し切り、奈良が持ち味のスピードを生かし勝利をつかんだ。続くライト級長谷川は、1R目足を使って適度な距離を保ち戦うが、ペースをつかめず。2R目からは間合いを詰めて打ち合いになり、苦しい展開ながらも仲間からの声援を力に変え、勝利を手にした。同じくライト級、今季初試合の松下拓也。序盤から積極的な姿勢を見せ、腕のリーチ差を生かした攻めを中心とした攻撃で相手を翻弄。確実にポイントを獲得し試合を制した。9人出場のうち6人が白星という好成績を残し、来年を見据えることとなった。

◆長谷川慎之介(禅2)
「(今日の感想)1Rは立ち上がりが悪かった。いつもは打ち合うスタイルだが、今日は足を使うスタイルでいったからで、2R目から元に戻して、取り戻した。(スタイルを変えたのは)前から練習してたんですけど、今日は上手くできなかった。(3R目の攻めは)応援のおかげでスイッチが入って手が勝手に動いた
(打ち合うスタイルは)自分にあってるけど、いずれは色々なスタイルをできるようになる。打ち合うだけにならないように今後もチャレンジしていきたい」

◆櫻井裕海(禅2)
「(今日の試合の点数)30点。(試合の意気込みは)前の大田区大会が全然だめだったからその時の反省を踏まえて試合に臨んだ。すごく緊張した。(反省点は)試合は自分からいくことが出来なかった。相手に合わせることはできた。やりたいことが1つできてよかった。(監督からは)いつも通りに行けと言われた。(今後の意気込みは)世田谷大会では勝てたから、3年生で全日本に出場して4年生ではリーグ戦に出場して有終の美を飾りたい」

◆奈良楓也(営1)
「(今日の試合は)65点。同じ駒澤の相手だったので勝ててよかった。(意識したことは)いつもスパーリングのとき負けぎみなのでそれを意識して臨んだ。スタミナ不足で、後半バテてしまった。(今年1年を振り返って)負けてばかりだったので来年は全日本の本選に出れるようにしたい」

◆石崎 遼(営1)
「(リングが壊れた場面があったが)ハプニングには慣れているので影響はなかった。修復している間にみんなからアドバイスをもらって、逆に落ち着くことができた。(攻めは)ブロックされてから打ってしまった。あまり打ち合うことはできなかった。(今年は)負けが先行していた。攻められてから攻めることが多かった。自分から攻撃できるようにしたい。(来年は)リーグ戦が大事なので、勝ちたい」

◆松下拓也(法1)
「(試合の意気込みは)勝たないとリーグ戦に繋がらないから勝ちたかった。(コンディションは)よかった。スタミナだけあまりもたなかった。(監督から)スイッチをして戦えと言われた。(目標は)リーグ戦に出場したい」

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