• スピードを生かした試合を展開した金中=後楽園ホールで(北詰友梨撮影)

  • 各上相手に互角の戦いを繰り広げた松下(高橋春子撮影)

  • RSC負けながらも次戦に向けて手応えを得た鬼倉

リーグ2戦目、健闘及ばず手痛い敗戦

[ボクシング部]第66回関東大学ボクシングリーグ戦(2013年05月26日 09時29分)

 第66回関東大学ボクシング1部リーグ対東洋大戦が5月25日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

駒大3―6東洋大☆

【LF】田中亮明(商2)○(10)ポイント(7)●小浦 翼
【F】林田翔太(商3)○(4)ポイント(3)●斉藤奨司
【B】渡部哲也(商4)●(8)ポイント(11)○田中 一
【B】金中竜児(仏1)●(10)ポイント(11)○中村一世
【L】高田脩平(社2)●失格○秋山佑汰
【L】志渡澤和宏(仏4)●(6)ポイント(7)○遠藤智秀
【LW】松下拓也(法2)●(8)ポイント(8)○高橋拓磨
【W】高田侑典(経2)○(11)ポイント(8)●金城大明
【M】鬼倉龍大(経1)●RSC○上川隆顕

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略
※()内数字はポイント数

 ライトフライ級田中、フライ級林田が共に勝利し幸先の良いスタートを切る。バンタム級渡部は2R終盤連打で相手の動きを止めるなど見せ場を作るが、惜しくも敗北に終わる。同じくバンタム級金中は闘志溢れるボクシングで攻めたが勝利には届かなかった。ライト級志渡澤は、気合のこもる姿勢で挑み、終始試合の主導権をものにしたが1ポイントの差で惜敗。連敗の流れで迎えた、ライトウェルター級松下は、相手にペースを奪われない試合運びだったが、僅差で試合に敗れた。この時点で駒大の敗北が決定。ミドル級鬼倉は各上相手に食らいつく姿勢を見せたが、3Rで連打を浴びRSC負けで勝利を逃した。個々の試合結果は小差ながらも、チームとしては今季初黒星がついた対東洋戦。結果を受け止め巻き返しを図る選手たちの姿に期待がかかる。


◆林田太郎コーチ
「(今日の試合については)紙一重で勝つべき選手が負けてしまうと流れが向こうにいってしまう。その辺のところをしっかり。負けた原因はいろいろ。コーチ、監督の責任。選手達は頑張ってくれた。(次は)今日の反省点を次に活かしたい」

◆志渡澤和宏(仏4)
「(今日は)自分ではやりきったし、正直言って勝ったと思った。4年が負けてしまい情けない。自分は(勝ちを)とる気だったから、他に誰がとるのかな、という感じだった。自分と渡辺が負けずに次へつなげる予定だった。勝ちたかったなあ。(次戦は)まだ優勝がなくなったわけではないので、頑張りたい」

◆松下拓也(法2)
「(試合の感想)試合の最後のほうはもうちょっと攻めていけると思った。ラストに気持ちが切れてしまったのかもしれないので攻められた。(試合前は)自分が負けたらダメだから気合いを入れていったが、負けてしまった。(監督から)倒されてもいいから戦ってこいと言われた。(意識した所は)相手がきてから合わせること。もらわないように気をつけた。(反省は)もらいだすと止まらなくなってしまうから、もっと足を使ってしかけていきたい」

◆金中竜児(仏1)
「(今日は)1.2Rは良かったが3Rでバテて反則が出てしまった。(どのような事を調整したか)来る相手は大体分かっていて、弱点とかもわかっていたのでそこを。(監督からは)前負けてて、失うものは無いから前に出て、手数を出して圧倒していけと。(チームとしても敗れたが)下から取れれば良かったが、渡部さん、自分と下から負けていったのでチームとして勝つのは厳しかった。(次に向けて)亮明さんや渡部さんや翔太さんのように安定して強さを出せるようになりたい。1年としてチームを引っ張っていきたい」


 なお、対拓殖大戦は6月8日、後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス

JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線・南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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