• 相手をおさえる岡本=東京武道館で(山口絵理撮影)

関東大会3位の大躍進、全日本へ臨む

[剣道部]第38回関東女子学生剣道優勝大会(2012年09月15日 20時45分)

 第38回関東学生剣道優勝大会【女子】が9月15日、東京武道館で行なわれた。結果は以下の通り。

1位 国士大
2位 関東学大
3位 駒大、日体大


<第二試合>
☆駒大2-1桜美林大
先鋒 ●高木祥子(経2)0-1<面>入谷○
次峰 岡本夏奈(営1)0-0柳川
中堅 矢上悠香(文2)0-0中田
副将 ○広田奈津郁(文4)<面>1-0渡邊●
大将 高橋亜津佐(経4)0-0山口
代表戦 ○広田<面>1-0山口●

<第三試合>
☆駒大3-0流通経済大
先鋒 ○高木<面>1-0岩澤●
次峰 ○岡本<面、胴>2-0今泉●
中堅 矢上0-0若林
副将 広田0-0冨樫
大将 ○高橋<面、面>2-1<(胴)>大場●

<第四試合>
☆駒大1-1平成国際大
先鋒 高木<面>1-1<(面)>加藤
次峰 ○岡本<面、小手>2-0溝口●
中堅 大野帆洋(文4)<面>1-1<面>早坂
副将 広田0-0金田一
大将 ●高橋0-1<面>藤野○
(本数勝ち)

<第五試合>
☆駒大1-1東海大
先鋒 高木0-0荒谷
次鋒○岡本<小手、面>2-0佐々木●
中堅 ●津島里帆(経1)0-1<面>岡田○
副将 広田<(面)>1-1<面>瀬沼
大将 高橋<(面)>1-1<小手>加藤
(本数勝ち)

<第5試合>
駒大2-3関東学院大☆
先鋒 ○高木<面>1-0猪瀬●
次峰 ○岡本<面>1-0寺地●
中堅 ●矢上0-1<面>平山○
副将 ●広田0-1<小手>山口○
大将 ●高橋0-1<面>堀○

※()は一本目
※駒大はシード校

 初戦から代表戦にもつれ込み苦しい戦いになったが、広田の奮闘により勝利をおさめた。第3試合からは一年生ながら代表となった岡本の快進撃により駒を進めていく。準決勝の関東学院大学との試合では、前半は高木、岡本の一本勝ちにより優位に立つものの、後半から相手のペースにのまれてしまい惜しくも敗れる。チーム全体が勢いをみせ見事3位入賞を果たし、全日本大会への出場権を手にした。


◆中 清剛監督
「(今日は)惜しかった。(関東学大戦で)5人の中で2人勝っていたからいけると思ったがちょっと詰めが甘かった。関東学大戦では勝ちパターンできていたのに最後の最後で勝つ修練が足りなかった。初戦は厳しかったけれどその後は先鋒次鋒で流れを作って、次鋒の岡本は一年生ながら活躍してくれた。副将の広田もキャプテンらしく代表戦で勝ってくれて良かった。(全日本では)関東3位という結果に恥じないよう、優勝を目指していく」

◆広田奈津郁
「(今日の調子は)今日は雰囲気も良く、その中で今できることをできた。(4年生として)プレッシャーがある中でまず自分達が頑張らないと、下の子達も頑張れないと思うので、取り敢えず自分の役割はしっかり果たせたと思う。(最も印象に残った試合は)最初の代表戦。監督にも自分にまかせてくれと言ったし、皆も送り出してくれたので、後はもう自分が精一杯戦うしかないという気持ちで臨んだ。(全日本に向けて)4年は本当に最後の大会になるので、4年を中心に選手、選手じゃない関係なく、全員で一丸となって稽古に励んでいきたい」

◆岡本夏奈
「今までちょうど調子が良くなかったので今までと比べればいい試合ができた。ただ、まだまだ課題があるので全日本までに改善して試合に臨みたい。(監督からは)強気でプレーをするように言われた。(次からは)1回戦目は出だしの調子が悪いのでもっとアップの時から体を動かして1回戦目に向けて気持ちを作っておきたい。(全日本では)大会が上に上がることで試合も厳しくなるし、4年生にとって大きな大会は最後なので自分が少しでも力になれるように頑張りたい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

剣道部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)