• 相手の攻撃を受け流す松崎=大阪府立体育会館で(内田真生撮影)

  • 胴を狙いにいく深谷=大阪府立体育会館で

  • 攻撃の機をうかがう古川=大阪府立体育会館で(足立夕季撮影)

熱戦の全日本、ベスト8の壁高し

[剣道部]第60回全日本学生剣道優勝大会(2012年10月28日 17時34分)

第60回全日本学生剣道優勝大会【男子】が10月28日、大阪府立体育会館で行なわれた。結果は以下の通り。

<第1試合>
☆駒 大2-1山形大
先鋒 古川大貴(仏4)―冨樫
次峰 二宮海周(営1)―佐藤
五将 深谷健太(法4)―稲垣
中堅●小森勇輝(経3)―<胴>川村○
三将 松崎俊彦(営4)―小笠原
副将○大崎龍馬(文3)<突き>―菅原
大将○鶴岡貴大(法2)<(小手)、面>―<小手>紫田●

<第2試合>
☆駒 大3―2専大
先鋒 古川<面>―<(面)>赤池
次峰●平河内健祐(営2)<(胴)>―<面、小手>吉田○
五将○深谷<小手>―川井●
中堅○小森<小手>―吉武●
三将 松崎―石塚
副将●大崎―<面>鈴木○
大将 鶴岡―山本
代表戦○鶴岡<胴>―山本●

<第3試合>
駒 大2-2東海大☆
先鋒●古川―<面、小手>西野○
次峰 平河内―山本
五将 深谷―山崎
中堅○小森<小手>―川村●
三将●松崎―<面、小手>時田○
副将○大崎<小手>―米村●
大将 鶴岡―岸川
(本数負け)

※()は一本目

一回戦目は山形大と苦戦を強いられるものの大将の鶴岡が2本決め、奪取。続く二回戦目の相手、専修大との試合では取りつ取られつの攻防戦を繰り広げる。鶴岡の代表戦での活躍が光り勝利を収める。東海大を相手とする三回戦目は、小森、大崎が共に一本ずつ取り粘るものの、勝利には届かずベスト16位という結果となった。

◆中 清剛監督
「(選手は)思うように仕上がりは良かった。専修大学を破っていけるかと思ったが(ベスト8以上の)壁が高く厳しい。ベスト4は入るつもりでいた。(4年生には)全日本まで出場するのに頑張ってくれたわけでありがたいと感謝の言葉を与えたい。(新チームには)今の悔しさを忘れないで次に繋がって欲しい。3年生の大崎を中心にチームを固めて、勝ちにいく、取りにいく剣道をしてもらいたい」

◆松崎俊彦主将
「チームとしては最高のコンディションで迎えられた。だけれど、やはりベスト16という壁を越えられず、今年は来年に繋がるような試合が出来たので、来年はぜひこの記録を破って欲しい。(4年間を振り返って)一生懸命取り組めて、仲間と共に最高の時間を過ごせて、とても幸せだった。(同期に向けて)今まで不甲斐ないキャプテンだったけど、うまくサポートしてくれたり、ついてきてくれてありがとう。(後輩には)誰がキャプテンになるか決まってないが、キャプテンを中心に一生懸命次の大会に向けて頑張って欲しい」

◆古川大貴
「(調子は)あまりよくなかった。今日の結果は本当にチームに迷惑をかけてしまった。もう4年生なので今後は後輩に稽古をつけていきたい。監督には気持ちで負けるなと言われていた。この4年間で印象に残っている試合は、関東学生大会と全日本に出場したこと。同級生にはとても楽しかった、もう本当にありがとうの一言。後輩には来年もっと頑張ってベスト16に入ってほしい」

◆深谷健太
「(今日の調子は)いつも通り。(試合前に監督に)不用意に手元を上げないこと、引き出されるな、我慢しろと言われた。(今日の結果については)毎年ベスト16で8位の壁が越えられなかったのが悔しかった。(今日の反省点は)後ろの鶴岡の負担を大きくしてしまったこと。前だった自分が本数をとれてればよかった。(同級生に対しては)毎日のように一緒に練習をしていて支えられてきたので感謝の気持ちでいっぱい」


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