• 今季初勝利を挙げた加藤、佐藤組=横浜文化体育館で(草場早稀撮影)

  • 序盤苦しみながらも勝利し、チームに勢いを与えた佐々木(瀧埜ひとみ撮影)

複、初白星!単も粘りみせ勝ち星奪取

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・埼工大戦(2012年05月10日 22時09分)

 春季関東学生リーグ1部・埼工大戦が5月10日、横浜文化体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―3埼工大
●高橋 涼(法3)0―3山木○
○佐々木雄野(営1)3―2神原●
○加藤悠二(商3)3―2斉●
○加藤、佐藤 究(経3)組3―0星野、花木組●
●大場崇志(経2)1―3星野○
●佐藤2―3高橋○
○鈴木大地(営2)3―0花木●

 大会4日目の今日は、埼工大との対戦。今季初出場の高橋がカットマンの攻撃に苦しみ敗れると、続く2番手の佐々木も序盤から一進一退の攻防に。それでも強烈な3球目攻撃と気迫あふれるプレーをみせ、フルセットで試合をものにした。その後、加藤も留学生選手を前に苦戦。先に2セット取られる展開となるが、コースを突いた丁寧でゆっくりとした返球で相手のミスを誘い、逆転勝ちをおさめた。一方、今季まだ白星を挙げられていないダブルスも、加藤、佐藤ともにスマッシュを次々と決め、相手を翻弄。息のあったプレーで念願の今季初勝利を成し遂げ、後につないだ。その後、2ゲームを落とすが、最後には鈴木が力強いフォアドライブを振り抜き勝利。これでチームの2勝目を決め、順位決定がかかる終盤戦へつなげた。

◆長崎隆志監督
「(今日は)よく踏ん張ってくれた。前半で(佐々木)雄野、(加藤)悠二が粘ってくれて。接戦になるのは目に見えて分かっていたから、それで勝てたのはよかった。(高橋)涼もしっかり粘って後ろにつなげてくれた。(ダブルスの初勝利は)良かった。ほんと良かった。ダブルスでチームは良くなる。(残り2戦は)総力戦。とにかくあと2回勝つ。上位でフィニッシュできるように。前を向いて戦い抜く」

◆渡邉 賢主将
「(今日は)苦しくなるのはわかっていた。今までの練習や精神力で勝てたのだと思う。(ダブルスは)今まで相当悔しい思いをしていたと思う。やっぱりダブルスが勝つと有利になるし、今日の1勝が次の2つにつながれば。(残り2戦は)チームの雰囲気はいいし、この調子で出る選手が自分のパフォーマンスをして、みんなが一丸となって応援すれば勝てない相手ではない。チャレンジャー精神で戦うだけ」

◆加藤悠二
「(シングルスは)すごくやりづらかった。ゆっくりとしたボールが効いていて、急がないように、レシーブで失点しないようにしていた。(ダブルス初勝利は)試合中、何をするか言わなくてもわかっていたと思う。それが初勝利につながった。(法大戦は)そこを勝って上位にいかないと。今日みたいに自分たちのプレーで。自分は2点とってチームの勝ちに貢献できるように、空きの期間で調整する」

◆佐藤 究
「(ダブルス初勝利は)勝った瞬間はすごく嬉しくて、今までのダブルスのどの試合よりも一番嬉しかった。(シングルスは)落としたセットはどれも競っていたし、そこでとらなきゃいけなかった。情けなかった。(残り2戦は)全部勝てば勝ち越しだし、一つでも負ければ負け越し。負けられない試合が続く。ダブルスを取れば勝ちにつながるので、まずはダブルスをしっかり取らないと」

◆佐々木雄野
「(今日は)調子は良くなかったけど、チームを盛り上げることを優先でやったら大事な場面で相手もミスしてくれて。気持ちで負けなかったのがよかった。渡邉さんを筆頭にベンチや応援の声はすごく聞こえる。そのおかげで勝てていると言っても過言ではない。(次戦は)いつまでも挑戦者に変わりはない。1年で出させてもらっている感謝の気持ちと、駒大の代表の自覚を持って全力であと2戦を戦う」


【関東学生リーグ1部リーグ成績 途中経過】

   1位 明 大(5勝0敗)
   2位 早 大(4勝1敗)
   3位 専 大(4勝1敗)
   4位 日 大(3勝2敗)
   5位 駒 大(2勝3敗)
   6位 法 大(1勝4敗)
   7位 中 大(1勝4敗)
   8位 埼工大(0勝5敗)

 なお、次戦は5月15日、法大戦が12:00から代々木第2体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅下車 徒歩5分

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