• Aクラス入りを決め、喜びを爆発させる佐藤=代々木第2体育館で(草場早稀撮影)

  • 小島は1番手に起用され、日大のエース相手に2勝目を挙げた

  • 目標の優勝とはならなかったが、Aクラス入りの好成績に笑顔をみせる部員ら

佐藤が終止符打つ!6年ぶりAクラス

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・日大戦(2012年05月17日 00時05分)

 春季関東学生リーグ1部・日大戦が5月16日、代々木第2体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―3日 大
○小島 渡(国2)3―1川端●
○中村祥吾(法2)3―0平田●
○加藤悠二(商3)3―1堀●
●加藤、佐藤 究(経3)組1―3川端、吉田組○
●鈴木大地(営2)1―3吉田○
●佐々木雄野(営1)1―3財田○
○佐藤3―1澤畑●

 春季リーグ戦の最終日は日大と対戦。1番手の小島は相手校のエースと対決。特有の回転でミスを誘い、さらにはコースをついて相手の本来のプレーを封じた。先制点を奪うと、2番手・中村祥も激しいラリー戦をものにし、勝利。続く加藤も冷静に返球し、ドライブで攻め立て快勝するが、このあとの3ゲームを立て続けに落とす。しかし、ラストの佐藤が1セット目の混戦を勝ち取ると、その後も攻撃を決め続け4時間に及ぶ死闘に終止符を打った。これで今リーグ戦は4勝3敗。6年ぶりのAクラス入りを果たし、3週間にわたって行われた熱戦を締めくくった。

【関東学生リーグ男子1部最終結果】

1位明 大  7勝0敗
2位専 大  5勝2敗
3位早 大  4勝3敗
4位駒 大  4勝3敗
5位日 大  3勝4敗
6位中 大  2勝5敗
7位埼工大  2勝5敗
8位法 大  1勝6敗 

 勝敗が同じチームは直接対決の勝者が上位になる。7位は2部2位と入替戦が行われ、8位は2部へ降格。

◆長崎隆志監督
「(今日は)まさしく死闘だった。毎度いってることだけどチーム力でものにした。究は強い気持ちがものを言ったね。気持ちや精神力だけでは勝てないけど精神力がないと勝つこはできない。(チームは)1部にあがって、芯の部分が太くなってきた。4位で慢心しないでいまの勢いをいい形で秋につないでほしい。駒大創部史上2位の結果。あとは優勝しかないね。ステップアップしていかないと」

◆渡邉 賢主将
「(今日は)勝つことを祈っていた。小島が相手のエースに勝ってくれて、流れをこっちに引き寄せてくれた。究も最後に奮起してくれて、応援もそのバックアップを全力でしようと話していた。(今季は)全体を通して苦しい試合になることはわかっていた。それに向けてひたすら練習してきた結果が最後の1本をとれたのだと思う。(秋は)この結果を糧にして秋は優勝を目指す」

◆加藤悠二
「(今日は)出だしで小島と祥吾が勝ち星あげてくれていいながれで回してくれた。1セット目に焦ってしまったけど自分のミスで失点していたのでそのあとはミスをなくすだけだった。(今後は)団体はインカレと秋があるけどダブルスをとれればいい成績が残せる。今回の結果はみんなの刺激になったと思うし、総力戦ならどこにも負けない。しっかりつきつめてインカレではベスト4目指す」

◆佐藤 究
「(Aクラス入りを決める勝星を挙げて)うれしい。(試合中は)頭の中が真っ白で、先のこととか考えられなかった。緊張でサーブの時に、すごく手が震えてた。でもコーチの満雄さんがすごく落ち着いていて、アドバイスをくれたから、あせりが消えた。応援してくれる声も聞こえて、4セット目は出だしよく入れたのがよかった。(Aクラス入りは)目標は優勝。その目標が見えてきたかな」

◆小島 渡
「(今日は)流れを引き寄せるために元気だしてやろうと思った。プレッシャーはあったけど2戦目だし、前の経験もあったので気楽にできた。(今季2勝は)うれしい。特に日大戦はチームに貢献できたのがうれしい。(今後は)リーグ戦に出て収穫があったし、自信もついた。去年は個人戦で予選で勝っても本戦で結果を残せなかったので、今年は結果をのこせるようにしたい」

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