• 日本人トップでゴールした窪田=国立霞ヶ丘競技場で(野口理菜撮影)

  • 苦しい表情で走る油布(町田敦子撮影)

  • 先週の10000mに続き出場した村山

窪田3位入賞で関カレ有終の美を飾る

[陸上競技部]第91回関東学生陸上競技対校選手権大会(2012年05月20日 20時33分)

 第91回関東学生陸上競技対校選手権大会4日目が5月20日、国立霞ヶ丘競技場で行われた。駒大からは5000m決勝に窪田、油布、村山の3名が出場。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。
※駒大は2部校

〈5000m決勝〉
1着 ウイリアム・マレル(創大) 13:25:82
2着 ルウル・ゲブラシュラセ(東京国大) 13:55:25
3着 窪田 忍(経3) 13:56:76
6着 村山謙太(経2) 14:13:43
15着 油布郁人(営3) 14:27:82

 窪田は積極的な走りをみせ、外国人選手に食らいつく。2000mを過ぎた辺りで離されてしまうが、スピードを緩めず後続を突き放し日本人トップでゴールする。油布はスタート直後から前に出るが、ペースを維持できず後退してしまう。村山は序盤から攻めの姿勢をみせるが、粘りきれず2位集団から離されてしまう。終盤スパートをみせ6位でフィニッシュした。結果、総合41点で2部残留が決まった。

◆窪田 忍
「(今日のコンディションは)気温は思っていたより暑くなかったが、意外と風が強くてきつかった。(監督からは)外国人選手につけるところまでついていけと言われたが歯が立たなかった。(ラストかなり距離を縮めたが)それまではペースを落としていて、ラスト勝負に行く前に後ろの選手を離すことができた。日本人1位は取ろうと思っていたので取れてよかったけれど、最後の最後は力が足りなかった。(今日までの調整は)疲れを抜くことを心掛けていた。前日に早めのペースで走り込みをしたが2日前に疲労が出てきたので、今日は身体が重い感じがあった。(今後の課題は)ワンステップ上にあがるにはどうしたらいいかと、日本選手権に向けてよく反省して次に向けて頑張りたい」

◆油布郁人
「(今日は)体調不良だったのは治っていた。練習ができていなかったが、出るからには自分の中でしっかりやりたかった。勝負力が足りていないのはわかっていたので、その分気持ちで負けないように挑んだ。(レース後半は)練習不足が重なっていたので、予想していた通りだった。(今後は)日本選手権で1万mにエントリーしているので、どこかで1本5000mを走るつもりだったので今日の関東インカレに出た。日本選手権では、自信を持って走れるようにしていく」

◆村山謙太
「(今日は)タイムもくずれて気持ちの面で駄目だった。(監督からは)勝負しなきゃいけないと言われたがペースが落ちてしまった。(レースは)最後で追い越されてしまって悔しかった。走る前は窪田さんを凄く意識していて、でも実際はこの結果で力の差を感じた。去年も今年も関東インカレは悪かったので来年は良かったと言われるようにもっと練習を積みたい」

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