• 8回無死、決勝の本塁打を放つ江越=神宮球場で(服部萌香撮影)

  • 9回7安打2失点で今季3勝目を挙げた井口(野木聡介撮影)

  • 福山は6回に同点のホームを踏み、笑顔を見せた(水出綾香撮影)

笑顔の江越「狙っていた」決勝弾!

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対日大1回戦(2012年05月01日 20時48分)

 東都大学硬式野球1部春季リーグ対日大1回戦が5月1日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

日 大 200 000 000 2
駒 大 000 002 01× 3

      打安点
(8)小 林 400
(4)砂 川 300
(7)中 谷 430
(6)白 崎 410
(9)江 越 211
(3)柳 原 400
3 古 市 000
DH福 山 421
(2)戸 柱 321
(5)下 川 420
     計32113

▽二塁打=中谷、福山
▽本塁打=江越

     回 打安責
○井 口 9 3872

 先発・井口拓皓(経4)は初回、右越二塁打を放たれると適時三塁打、適時打の3連打を浴び2点を献上。打線は、6回2死二塁、福山亮(経2)の右越適時二塁打で1点を返すと、続く戸柱恭孝(現4)が中前適時打を放ちさらに1点を追加。同点で迎えた8回、江越大賀(法2)が相手投手の2球目を捕らえ左スタンドに決勝弾を運んだ。最終回は井口が3者凡退で抑え、完投勝利。3連勝で先勝した。

◆西村 亮監督
「(今日は)投打の歯車があって、粘り強くいけた。井口もよく投げてくれた。(江越は)「打ってくれないかな」と思ってたら打ちました。いいパワーを持ってる。(その打席に入る前は)「狙っていいよ」と言った。(井口は)取られてもおかしくない場面もあって、調子もいまいちだった。ひやひやだった。((今日の白星は)残留に向けて大きい。日大戦が山と言っていたので、この一戦は大きい」

◆井口拓皓
「(マウンドでは)打線が返してくれると思ってて初回に失点したことは切り替えて投げた。(苦しい投球が続いていたが)3者凡退が少なくて野手の攻撃へのリズムが乗らなくてテンポよく行ければ良かった。(江越の活躍は)すごいなと思った。頼りになるバッター。(9回のマウンドでは)初回に点を取られたので打たれるのも点を取られるのも許されないので絶対に抑えようと思っていた」

◆戸柱恭孝
「(今日は)勝てたので良かった。(6回の打席は)井口が頑張ってたので返すことだけ考えていた。(感触は)詰まってたけど落ちてくれるかなって。良かった。(井口をリードして)いいとは思わなかったけど悪いなりに守っていた。(投球の軸にした球種は)ストレート。(今季初の2安打だが)あまり意識しないで守りの方中心にした。(明日は)同じように勝ちに行くだけ」

◆江越大賀
「(本塁打は)狙っていた。前の打席でチャンスを潰したので、何とかしたいという気持ちで打ちにいった。(監督からは)「一発狙え」と言われて、逆にその言葉でリラックスできてうまくいけた。(初回の2失点は)苦しい展開だったが、キャプテンもまだ初回だからここから攻めて行こうと。(バッティングは)あまりいい状態ではないが、気持ちで負けないようにと。(4年間で本塁打は)20本が目標」

◆福山 亮
「(今日は)序盤2回に先制されて、苦しい展開だったんですけど、井口さんが粘ってくれたので、打線の援護が効いたと思う。(6回の打席は)なんとか後ろにつなごうと思って前のチャンスでも打てなかったので、気持ちだけで打ちました。(江越の本塁打は)嬉しい。でもチームか勝ったことが一番嬉しい。(明日は)全力プレーで先輩の足を引っ張らないように頑張りたい」

なお、次戦・日大2回戦は5月2日、10:30から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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