• 苦戦しながらも何本もスマッシュを決める松尾=山梨学院大学テニスコートで(千石陽香撮影)

  • サービスエースで得点を稼ぐ市川(近藤実可子撮影)

最終戦黒星で、入れ替え戦逃す

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】2部最終戦・山梨学院大学戦(2009年09月27日 08時58分)

 関東大学テニスリーグ【女子】2部最終戦・山梨学院大学戦が9月26日、山梨学院大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒大1―6山学大☆
D1 ○市川・石川2(6―3、6―1)0阿部・大麻●
D2 ●松尾・林(樹)1(3―6、7―6[1]、2―6)2三浦・大澤○
S1 ●市川有紗0(6―7[3]、1―6)2阿部瑠美○
S2 ●松尾日加里0(1―6、2―6)2牛山奈緒子○
S3 ●吉田麻美0(1―6、5―7)2奥田なる美○
S4 ●権頭由梨0(3―6、1―6)2大澤愛加○
S5 ●河合美佳0(0―6、4―6)2大麻桃子○
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント、[]内はタイブレークでの敗者のポイント
D=ダブルス、S=シングルス

 上部校との入れ替え戦をかけた最終戦は、昨年3部から上がってきた山学大との対戦となった。
 ダブルス勢は、D1市川・石川は1セット目は途中デュースが続くが、6―4で先取。2セット目は、ボレーやリターンエースを次々と決め、終始駒大の流れで勝利。D2松尾・林は1セット目を取られるが、2セット目タイブレークで1ポイントしか与えず、セットカウントを並べる。しかし、ファイナルでは粘り強いプレーに押され2―6で取られ、惜しくも敗北。
 シングルス勢は、S1市川は1セット目タイブレークまで持ち込むが、ネットなどのミスが続き落としてしまう。2セット目は、サービスエースを決めポイントを稼ぐが、相手に流れを掴まれ1―6で取られ敗退。他の選手も、山学のくらいついてくるプレーに苦戦し、シングルスは1ポイントも奪えずに終了。
 結果、1―6で惜しくも入れ替え戦には届かなかった。しかし、創部史上初の2部3位という成績を成し遂げ、今季のリーグ戦を終えた。また4年生にとっては最後の公式戦となった。

◆江口淳一監督
「悔しい。勝ちにいきたかったが、山学の方が一枚上手だった。シングルスに入ったらみんな大差で取られてしまい、団体戦であの展開は少し厳しい。油断があった。そこをしっかりしていかないと1部には上がれない」

◆堤 彩香(G4)
「私たちが入ってきた時はまだ4部で未熟なチームだったが、自分たちが引退する時に2部3位という最高の結果を残すことができて今は悔いはない。駒大の子たちはみんな明るくて良い子ばかりなので、これからもっと上を目指して頑張っていってほしい」

◆中岡久美香(歴4)
「去年2部残留してしまって、私たちの代から変えようした。練習メニューとか色々変えて、堤(主将)も引っ張ってくれて頑張ったが、今回も残留してしまって、悔しい気持ちでいっぱい。でも駒大の明るいパワーで3位まで来れたから、次回も頑張ってほしい」

◆林 舞美(英4)
「私たちが入ってきた時からすごく明るいチームで、練習も試合も楽しかった。最後4年になって引っ張る側になった時に1部に昇格したい気持ちが強かったし、色々流れが変わってきてここまで来れたんじゃないかなと思う。1部にいけなかったのは壁があるからこそだと思うが、来年はぜひ明るいチームのままいってほしいと思う」

◆松尾日加里(社4)
「今日の試合は気持ちがから回って、自分のペースに持っていけないまま終わってしまった。しかも引退という形になってしまって、こんな終わり方は嫌だったが、終わったものはしょうがないから、後輩たちに頑張ってもらいたい。この4年間は、一番自分のテニスが成長できた時期だったと思う」

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