シュート13本で早大を圧倒しリーグ2連勝‼︎宮崎は得点ランキングトップタイ浮上
[サッカー部](2021年05月16日 20時23分)
JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 第6節・早大戦が5月15日にAGFフィールドで開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
【スコア】
☆駒大2-1早大
【得点者】
32分:[駒]荒木 駿太
34分:[駒]宮崎 鴻(島崎 翔輝)
52分:[早]OG
【メンバー】
GK
1 松本 瞬[4年=前橋育英高]
DF
32 飯田 晃明[1年=丸岡高]
6 猪俣 主真[4年=三浦学苑高]
5 相澤 佑哉[3年=熊本Y] (→81分 28 小針 宏太郎[2年=鹿島Y])
MF
14 島崎 翔輝[4年=国際学院高]
8 江﨑 巧朗[4年=ルーテル学院高](→90+1分 23 小島 心都[2年=湘南工科大附高])
12 宮嵜 龍飛[4年=駒大高] (→86分 17 篤 快青[2年=広島県瀬戸内高])
2 桧山 悠也[4年=市立船橋高] (→71分 4 岩本 蓮太[4年=長崎総科大附高])
7 荒木 駿太[4年=長崎総科大附高]
FW
9 宮崎 鴻[4年=前橋育英高](→61分 15 米谷 拓海[4年=駒大高])
10 土信田 悠生[4年=高川学園高]
【SUB】
GK 21 深澤 颯人[3年=武南高]
MF 20 仲田 瑠[3年=長崎総科大附高]
MF 33 上野 正騎[2年=熊本Y]
FW 27 田海 寧生[2年=丸岡高]
東京都トーナメント決勝の興奮冷めやらぬ中、迎えたリーグ第6節は、今季リーグ戦無敗の早大と対決。今節は、関東選抜トレーニングキャンプから合流した飯田晃明と田海寧生の丸岡コンビがスタメンとベンチに名を連ね、脳震とうで離脱していた江﨑巧朗がスタメン復帰を果たした。
試合は、両チーム立ち上がりから"らしさ"全開。チーム全体でボールを保持し、ポゼッションサッカーを展開する早大と、前線へとロングボールを送り込み、キック&ラッシュを展開する駒大のスタイルが真っ向から激突した。しかし、両チームなかなかシュートまでは持っていけず、膠着した試合展開に。すると、32分に試合が動く。右サイドから桧山悠也がアーリークロスを放り込み、弾かれたボールを荒木駿太が胸で収めると、バイタルエリアから思い切ってシュート。ボールは相手GKの頭を超えてネットを揺らし、先制に成功する。これで勢い付いた駒大は、34分にペナルティエリア内で土信田悠生、島崎翔輝と頭で繋ぎ、最後は、宮崎鴻が至近距離からダイレクトで突き刺して追加点。2-0で前半を折り返す。
後半は立ち上がりから壮絶な打ち合いに。立ち上がりの52分にオウンゴールで失点すると、そこからは目まぐるしく攻守が替わる展開。追加点は奪えなかったものの、集中力高く守って同点を許さず、まさに駒澤らしいタフな戦い方で3位早大相手に勝ち点3を勝ち取った。
今節ゴールを決めた宮崎鴻は、6節終了時点で5ゴールを記録し得点ランキングトップタイに浮上。土信田も同ランキング3位タイにつけており、駒大が誇る大学屈指のツインタワーの活躍と駒大の活躍に目が離せない。
◆秋田浩一監督
ーー今日の試合を振り返って
「よく頑張って天皇杯予選など連続してきているがその中で頑張ってやれたから良かったと思う。ーー土信田選手、宮崎鴻選手の2トップのスタメン起用について
「早稲田のセンターバックが強いというのがあって、最初に宮崎鴻を使って、相手がバテてきてから米谷がいいかなと思ったのでそうした。それに宮崎鴻は練習も圧倒的に良かったので」
ーー今日の試合から見えた課題は
「もうちょっとテクニックというかボールまわしが出来ない分、運動量を増やせないとこれから暑くなってくるので厳しいかなぁというのと、真面目に忠実に休まないでやること、後は決定的なチャンスでもう少し点数を取ってくれれば良いのでは」
◆猪俣主真(歴4)
ーー今日の試合を振り返って
「前半に風下で苦しいかなと思っていたところで、前線の選手達が2点取ってくれた。後半ももっと点を取って勢いを持ってやっていこうと思っていたが、入りに失点してしまって流れが持っていかれそうな中で我慢できた。でももう少し言うならもっと点を取って圧倒して勝ちたいというところだったので課題が残る試合だったと思う」
ーー早稲田の攻撃に対しては
「コンパクトなサッカーをするというのは自分達はいつも言っていてるところだったが、幅だったり深さだったりそういう所をうまく使われてしまって自分達が我慢できずにラインをずるずる下げてしまう場面も何度かあった。そういう所を改善したい。前から行く時もコンパクトにしなければいけないのに後半になると疲れて前から行けなくて、前から行っていても全員が連動出来ていなかったのでどんどん間を使われるという場面も多かった。そ全体がコンパクトに守備をしていけるようにしていきたい」
ーー駒大らしさも随所に見られたが
「後半は駒大らしく体を張ったりだとか最後守る部分とか出来たと思うが、後半もっとやろう、もっと圧倒しよう、とハーフタイムに言って臨んだ中でああいう押し込まれた展開もあったので、上を見ていく為にはもっと頑張らなくてはいけないと思った」
ーー次は天皇杯本戦だが
「プロとやれるというのは凄く貴重なことだし、自分達は全力を出すだけだと思うので、全力を出して勝ちに行きたいと思う」
◆江﨑巧朗(経4)
ーー2週間ぶりの試合はどうだったか
「久しぶりに試合に出られたという嬉しさもあって張り切ってやった結果、最後ちょっと動けなくなってしまった。チームとしてやりたいこととかは声をかけて意識してさせるということが今日は以前より出来たかと思う。2試合ぶりにしては動けたと思う」
ーー早大の攻撃に対して
「真ん中に相手が多くなってくることは分かっていたので1枚だけじゃなくて2枚見るとか、いつもより周りを見て守備をすることが今日は大事になると宮嵜龍飛と話しをして、そういうことが試合で意識してやれた」
ーー宮嵜選手との連携については
「声をかけないでも分かってくれている、阿吽の呼吸みたいなところがあってそこはやりやすいなと思う」
ーー試合中意識したことは
「攻撃面でも最近は足元も使いながら前に早くというのをやっていて、自分が入ることでもっと前へというサッカーをやるという意識でやっていた」
ーー今日の試合から見えた課題は
「最後の守備が軽くなったり、攻撃でも決めきるところが沢山あったしまだまだ詰めていかなければいけないところがある。そこは1試合でも早く完成形に近づけるように練習からやっていきたい」
ーー次の天皇杯本戦に向けて
「自分は天皇杯予選決勝に出られなかった。その悔しさがあって、それをJ相手に下克上で(晴らしたい)。チームはみんな頑張ると思うが、自分は決勝に出られなかった分、頑張ってチームに貢献したいという気持ちが大きい」
なお、次節は5月29日(土)、11:30より保土ヶ谷公園サッカー場にて明大と対戦する。
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