• 土信田は公式戦2戦連続2ゴールを記録し絶好調だ=AGFフィールドで(嵜田将礼撮影)

  • 島崎はこの日1G1Aの活躍

計7得点を奪い合う熱戦を制し、今季リーグ戦初勝利!!

[サッカー部](2021年04月11日 20時03分)

JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 第2節・桐蔭大戦が4月10日、AGFフィールドで開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
☆駒大4-3桐蔭大

【得点者】
13分:[駒]土信田 悠生
15分:[桐]寺沼 星文(山内 日向汰)
31分:[桐]山内 日向汰(圓道 将良)
35分:[駒]土信田 悠生
40分:[駒]宮崎 鴻(島崎 翔輝)
50分:[駒]島崎 翔輝(桧山 悠也)
59分:[桐]圓道 将良(山内 日向汰)

【メンバー】
GK
21 深澤 颯人[3年=武南高]

DF
3 會澤 海斗[4年=水戸商業高](→87分 5 相澤 佑哉[3年=熊本Y] )
6 猪俣 主真[4年=三浦学苑高]
32 飯田 晃明[1年=丸岡高]
2 桧山 悠也[4年=市立船橋高] (→88分 17 篤 快青[2年=広島県瀬戸内高])

MF
12 宮嵜 龍飛[4年=駒大高]
13 江﨑 拓朗[4年=ルーテル学院高]
14 島崎 翔輝[4年=国際学院高](→90+2分 16 土井 悠真[4年=広島皆実高])
7 荒木 駿太[4年=長崎総科大附高]

FW
9 宮崎 鴻[4年=前橋育英高] (→87分 27 田海 寧生[2年=丸岡高])
10 土信田 悠生[4年=高川学園高]

【SUB】
GK 22 石綿 樹[4年=相洋高]
DF 19 松本 ケンチザンガ[2年=浦和東高]
MF 13 辻 稔貴[3年=静岡学園高]
MF 23 小島 心都[2年=湘南工科大附高]
MF 33 上野 正騎[2年=熊本Y]


前節法大戦で敗戦を喫した駒大は、今季リーグ戦初勝利を目指して桐蔭大戦に臨んだ。

試合は立ち上がりからペースを掴む。効率的に前線へロングボールを供給し、押し込む展開が続く。すると、13分に會澤海斗が相手ゴール前にロングボールを放り込み、クリアが甘くなったところを土信田悠生がすかさずダイレクトで叩き込んで先制に成功する。しかし、そのおよそ2分後に自陣左サイドをドリブル突破され、スルーパスからGKとの一対一を冷静に沈められて失点。さらに31分にミドルシュートを叩き込まれて2失点目を喫し、形勢を逆転される。それでも駒大は失点後に自陣中央で簡単にミーティングを行い、気合を入れ直す。すると35分に相手のハンドからPKを獲得し、これを土信田が冷静に沈めてすぐさま同点に。40分には會澤のロングボールを土信田が頭で落とし、島崎翔輝が宮崎鴻に繋ぐ。宮崎がダイレクトで放ったシュートはゴールネットを揺らし、前半のうちに勝ち越しに成功。

後半は、50分に右サイドから桧山悠也がクロスを上げ、ファーに流れたところを島崎がダイレクトで合わせて立ち上がりに追加点を奪う。その後、53分に再度失点を喫してスコアは4-3に。危ない場面も続き、再度同点にされるピンチもあったものの、粘り強く守って試合はこのまま終了。駒大が今季初勝利を挙げた。


◆秋田浩一 監督
ーーハーフタイムにどのような声をかけたか
「運動量をこのまま落とさないでやろうと言うのと、3バックでやっていたのでマークの受け渡しのところ。右サイドは結局疲れてやられてしまったが、マークやポジションといったところをちゃんとやってくれ、というところを話した」
ーー今日は2トップが活躍したが
「もっと期待していたので、ちょっとあれかなと思う。土信田は2点取ってから全然ダメになってしまった。慢心しているわけではないと思うが、まだ若いんだしもっと貪欲に、これからもっと上に行きたいと思うなら90分間やってなんぼ。でも以前よりは2人とも良くなったと思う」
ーー次戦は18日の天皇杯予選だが
「相手も見ていないのでまだ分からないが、どちらかと言ったら相手をどうのこうのではなくてうちのサッカーをやり続ける、と言う方がいいと思う」

◆猪俣主真(歴4)
ーー3失点してしまったが
「前から守備に行くという意識は全体としてできていると思うが、競った後のセカンドボールからやられることが多かったので、自分たちがちゃんとヘディングを返すということと、セカンドボールへの意識を全体が持ってちゃんと改善できるようにやっていきたい」
ーー桐蔭大は高くて強いFWがいたが意識したことは
「特に自分は高さがないので、會澤海斗と(飯田)晃明が高さがあってヘディングが強い選手だと思うので、できるだけその選手たちに競ってもらって、自分がカバーやこぼれを狙うというところ。自分が競りに行く時は負けないという気持ちで、負けたとしても良いところにそらさせないとか、そういうのは意識していた」
ーー次戦の天皇杯予選まで1週間以上空くが、どう過ごしたいか
「攻撃はだいぶ合ってきて良くなっていると思うが、ディフェンスのところがまだ課題だと思うので、どこがやられているのかと言ったところを今日の試合をちゃんとチームで見てちゃんとミーティングして改善していきたい」

◆島崎翔輝(商4)
ーーゴールシーンを振り返って
「今日は桧山からのクロスが多くて自分のサイド(左)は少なかったので、桧山があげる時にファーに流れてくるというのは継続して、出てこない中でも入るというのを意識していた。そうしたら何本かのうち一本が入ってきて、それを決め切るだけという感じだった」
ーー駒大の生命線となるサイドの上下動というところで、意識していることは
「自分は一年目からAチームで練習させてもらったりしていて、監督から何度も「お前は運動量とスピードだ」というところを言われていたので、練習からの走りのトレーニングだとか、そういうところから自分の全力でやるというところを意識してやっている。なので、運動量は苦じゃないというか、自分にとって一番のストロングポイントなので」
ーー18日の天皇杯予選に向け
「まずは失点をゼロでいきたいし、得点もここで決め切るというところで決め切って大差で勝つというか、みんなでやり切って監督に褒められるくらいの試合をしたい」


なお、次節は4月25日(日)、11:30から拓殖大と対戦する。(会場非公表)

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