引退特集!〜厳しい状況の中で戦い抜いた4年生たち〜
[男子バスケットボール部](2020年11月30日 21時26分)
オータムカップ2020、9位決定戦が11月3日、横浜国際プールで行われ、この試合をもって4年生が引退となった。
今年は、新型コロナウイルスの影響で大会が軒並み中止となり、全体での練習も満足に行うことができないなど、厳しい一年となった。そのような状況の中、チームを牽引し続けた4年生にバスケ部生活を振り返ってもらった。
◆渡邉陸(営4)
「(4年間を振り返って)なかなか思うようにいかない4年間だったが、全国大会で結果を残していたり、プロ選手にもなっているチームメイトと同じチームで練習や試合ができた事はとてもありがたいもので感謝したい。(印象に残ったエピソードは)4年目に澁田怜音(現、佐賀バルーナーズ)がいなくて自分がキャプテンを務めることになったこと。(駒大バスケ部とは)仲の良い友達であって欲しい。(後輩に向けて)今年は一年間通してなかなか思うようにバスケットができなかったと思うので、その分も後輩たちには残りの学生バスケを楽しんで欲しいと思う。(同期に向けて)なかなか思うようにいかない4年目のシーズンだったが、全員に感謝している。ありがとう」
◆大野力(G4)
「(4年間を振り返って)試合に出られずにいた1、2年生の間は勿論の事、3年生になって試合に出られるようになってからも悩み事が尽きなかったので、悩み続けていた4年間だった。それでも楽しみながら続けてこられたのはチームメイトの存在があったからだと思う。素晴らしいチームメイトに囲まれて最高の4年間だった。(印象に残ったエピソードは)3年生の時に行った大阪合宿。試合前のアップでダンクを狙いに行き怪我したことで、まともにバスケも大阪観光も出来ずに途中棄権になった恥ずかしさは一生忘れない。(駒大バスケ部とは)一言で言うと『十人十色』。理由は、一人ひとり個性があって同期も後輩も個性豊かなチームだったと思から。(同期に向けて)一人ひとり個性豊かで、一緒にワイワイしてる時間がすごく好きだった。もっとみんなで旅行に行ったりバーベキューしたりしたかった。いつかまた集まりたい」
◆星野太我(営4)
「(4年間を振り返って)色んな事が起こって思い出はできたのかなと思う(印象に残ったエピソードは)やはり2年の頃の入れ替え戦がとても悔しく印象に残った。(駒大バスケ部とは)自分を成長させてくれた場所(後輩に向けて)頑張れば必ず報われるので頑張ってほしい。(同期に向けて)会う機会は減ってしまうけどこれからも助け合いながら夢に向かって頑張って行こう」
◆中島諒平(営4)
「(4年間振り返って)怪我ばかりしてたが、楽しく学生バスケをすることができた。(印象に残ったエピソード)怪我ばかりしていたこと。(駒大バスケ部とは)良い意味で上下関係のない仲の良いチーム。(後輩に向けて)怪我に気をつけて頑張ほしい。(同期に向けて)感謝しかない。ありがとうみんな」
◆林泰良(法4)
「(4年間を振り返って)4年間リーグ戦、トーナメント戦に出場することはできなかったが、同期にも恵まれて楽しい4年間を過ごすことができた。(印象に残ったエピソードは)3年生の夏のDリーグで優勝できたこと。(駒大バスケ部とは)ノリと勢いのチーム。(後輩に向けて)自分たちの代よりも良い結果を残して欲しい。(同期に向けて)4年間ありがとうございました。今後も仲良くしてくれると嬉しい」
◆前原碧生(歴4)
「(4年間を振り返って)高校のときはバスケだけに全てを注ぎ本気でやっていたので時が過ぎるのがあっという間だったが、大学はそれ以上に時が過ぎるのが早かった。高校のときには出来なかったことを挑戦し、いろいろな経験をして充実した4年間を過ごせたと思う。(駒大バスケ部とは)真面目にやる時とふざける時のONとOFFの切り換えができるチームだと思う。(後輩に向けて)コロナで思うように動けず、練習や試合ができなかったが、貴重な経験だと思うし、来年はいろいろな対策をしていろいろな試合があると思うので、今年の経験を来年に活かして頑張ってほしい。また、バスケだけではなくいろいろなことにも挑戦し経験してほしい。(同期に向けて)多分2度と会わない人もいるので最後くらいはみんなでバスケをしたかったのが心残り」
◆田中貴大(営4)
「(4年間を振り返って)入学した当初は、学生コーチとしての仕事もはっきりしておらずマネージャーの仕事を手伝っていたところから始まり、昨年からBチームでコーチングをさせてもらうこともでき、この4年間でよりバスケットボールを学ぶ事ができたと思う。今後もバスケットボールには関わっていく予定なので、駒大で学んだことを活かしていきたいと思う。(印象に残ったエピソードは)去年の新人戦でヘッドコーチとして日大と試合ができた事。この試合がきっかけで、よりコーチとしてバスケットボールを学びたいと思った。勝つために厳しい判断をしたにも関わらず、練習試合を含めてもあまり勝つ事ができなかったので、後輩たちには申し訳ない気持ちでいっぱい。(駒大バスケ部とは)上下関係があまりなく仲の良いチーム。(後輩に向けて)去年の新人戦期間にコーチとして一緒に活動して、とても可能性のある選手が揃っていると思っている。今の3年生は、2年前の2部との入れ替え戦に出場したチームを見ていた最後の学年。それだけでなく、今年のように上手くいかなかったチームも近くで見る事ができたと思うので、自分たちを反面教師に2部との入れ替え戦に進んだチームのように勝てるチームを作り上げていってほしいと思う。(同期に向けて)今年は、体育館の工事やコロナウイルスの影響で練習が満足にできなかったし、ヘッドコーチも変わったことで例年とは違う難しさもあったと思うが、最後まで残ってくれたメンバーにはすごく感謝をしている。最後の年に学生コーチとしてチームの力になれなかったことが、申し訳なかった。途中で違う道に進んだ同期も含め、みんなと活動できて良かったと思う」
◆田中詩乃(法4)
「(4年間を振り返って)私には勿体無いくらい贅沢な4年間であった。私は選手達や他のマネージャーと違って、高校時代は弱小校で緩い環境に身を置いていた。なので、駒大バスケ部に入部してマネージャーとしてだけではなく、考え方や行動、様々な面で多くのことを学ばせてもらった。駒大バスケ部に入部したおかげで成長することができたと思う。大変なこともたくさんあったが、本当に毎日が楽しかった。(印象に残ったエピソードは)1年生の時に「俺たち選手はシビアにやっているのだから、マネージャーの詩乃もシビアに取り組むように」とある元先輩キャプテンに怒られたこと。怒られた時はとても落ち込んだが、今振り返ると私を変えてくれた有難いお言葉だった。これから社会人として新たな場所で頑張るうえで、私をまた良い方向に導いてくれる言葉になると思う。(駒大バスケ部とは)個性豊かでバスケットボールが大好きな集団。1人1人がきちんとぶれない自分を持っている気がする。(後輩に向けて)選手もマネージャーもストイックな人達が多く集まっているので、これからが楽しみ。思うように最後の1年を過ごすことができなかった私たちの分も来年頑張ってほしい。(同期に向けて)感謝の気持ちでいっぱい。みんなの優しさのおかげで大変なことや落ち込むことがあっても最後までマネージャーを続けることができた。最初は自分のためにマネージャーを始めたが、途中からみんなのために頑張るようになっていた。毎日くだらないことでみんなと笑ったりするのがとても楽しかった。私にとって、大人になっても長く付き合っていきたい大切な仲間達」
※掲載が大幅に遅れまして大変申し訳ございません。
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