• 2試合連続の本塁打を放ち拳を上げて喜ぶ若林=明治神宮球場で(篠原 由之撮影)

  • 開幕戦に続き先発を務めた村越

  • 6回から登板し力投を見せた竹本(西野 岳人撮影)

  • 竹本の球速は150㌔に達した(篠原 由之撮影)

2試合連続の若林弾が飛び出るも…後続続かず開幕2連敗

[硬式野球部]東都大学野球秋季1部リーグ対亜大1回戦(2020年09月29日 19時06分)

東都大学野球秋季1部リーグ対亜大1回戦が9月29日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

亜 大000 003 000=3
駒 大001 000 000=1
〈打者成績〉
      打安点
(8)若 林411
(9)緒 方400
(6)新 田310
(D)鵜 飼200
(7)藤 田200
H7佐藤(勇)100
H7 与 倉110
(2)前 田420
(5)小 西400
(4)小 園200
H 岩 本100
4 坂 本000
H神志那100
4 柏 原000
(3)谷 本200
     計3571

〈投手成績〉
          打安点
村 越 3 2/3 1620
田 島 1 2/3 400
●福 山 1/3 523
竹 本 3 1/3 1320

 先発は開幕戦に続いて村越祐野(歴3)。3回表に左前安打と盗塁などで2死三塁のピンチを迎えるも遊ゴロに抑え無失点で切り抜ける。これに応えるように3回裏に若林楽人(現4)が2試合連続となる本塁打で先制に成功。しかし6回表に登板した福山優希(社2)が初球で左越二塁打を浴びると、さらに四球を許し1死一塁二塁とされ、中前適時打で同点に追いつかれ試合は振り出しに。その後も四球などで2死満塁にすると、ここで救援に上がった竹本祐瑛(法4)も右前適時打を浴び2失点。逆転を許した。この後竹本は7回表、8回表を三者凡退に抑え、自己最高球速を更新する150㌔をマークするなど力投し、追加点を与えなかった。
 一方反撃に出たい打線は6回裏に鵜飼航丞(商3)と前田研輝(商4)が左安打を放ち盗塁などで2死一塁三塁とするが後続が倒れ無得点。8回裏には新田旬希(商3)と代打の与倉良介(法2)の左安打、相手の失策で満塁に持ち込むが中飛に終わった。9回裏は三者凡退に終わり、試合終了。残塁が10個と好機を活かしきれない結果となり、今季初勝利を収めることは出来なかった。

◆大倉 孝一監督
「(継投は予定通りか)予定通りというか、村越がずっと行ければ(マウンドへ)行かせていた。1対0、0対0の展開なので。継投しなければ(村越に)負けがつくこともあるが、(状態が)良かったらそのまま(続投)いっていた。(田島も良い投球を見せた)そうですね。
(福山が先頭打者を抑えていれば)明日以降の準備のためには、当然あのまま田島がいっていいケースだが、1対0で(試合が)進んでいたので、六回、七回に竹本を投入せざるを得ないため、福山を楽なところで早めに(投げさせた)。明日以降のため。一点取られたのはいいが、あのような形で(走者を)溜めているのは良くなかった。(若林の盗塁技術が向上。戦術が増えたか)増えたというよりもともと望んでいたこと。(その姿勢を)わかっていく選手が九人そろえば。最初からそれを見ている。望んでいる。やってできるものではないので。
(早く1勝を)そうですね。今回はイレギュラーな戦い方になる。一個ずつ対戦相手も違う。いよいよこれからという感じ。当然滑り出しで二連勝できていればメンタル的に楽だろうが、あと十試合あることがわかり切っているので、明日から切り替えて。いい面も悪い面も(今日は)全てを出し切った。勝点もないので。
(勝ち点制でないから初戦を取りたいのでは)勝ち点制の方が初戦を取りたい。算数上は変わらないが精神的に。勝率制でも当然取りたいとは思う。(秋は入替戦がない。プレッシャーは)あるのか無いのかわからないが、(個人的には)全く関係ない。下手な試合を繰り返す方が、よっぽど悔しい。(一試合一試合を)やりきって入れ替え戦ならやればいい。(入替戦がないから)楽になったという思いは僕の中では勝手なもの」

◆若林楽人(現4)
「(二試合連続ホームラン)2ストライクから粘る場面だったので、ケースごとの打撃として、相手の変化球が甘く入ってきたので、捉えられた。
(打ったのは)フォーク。(一打席目の右飛も同じ球種か)一打席目は真っ直ぐ。(初めて見た球種だったか)そうですね。(どう対応したか)タイミングをしっかり真っ直ぐを合わせながら(の打席)だったが、変化球も頭に入れていたので、タイミングを合わせることができた。(相手投手のイメージ)球速があるので、初球からストライクゾーンをどんどん振っていこうと思っていた。(盗塁も二つ。足でのアピールも意識)そうですね。(亜大の)五十幡など足が速い選手だが、盗塁(の数字)でも勝ちたい。(盗塁は)足だけの勝負ではない。技術や相手の配球をもっと勉強して(いきたい)。(盗塁は)二つとも初球からいけたので良かった。
(盗塁の技術とは)やはりスタートやスライディング。そこに拘ってきたので、負けたくない。
(練習を積んだ)そうですね。構えやスライディング、(一塁ベースへの)戻り方など、全部を見直し(て練習をし)た。
(チーム全体で走塁練習がしにくかったと思うがどのような練習を)盗塁の上手い選手の(映像)を一つのきっかけにした。そこから構えなどを吸収した。今の形が自分の中で一番自信がある。(上手い選手とは)プロの西川選手。盗塁だけではなく試合前のダッシュから違った。
(ダッシュはどう違った)構えが違った。笛吹かれた瞬間にスタートが一人だけトップスピードに入っていた。(構えを真似して何処が変わった)スタートの一歩目やタイム、戻りも含め、全体的にいい方向に変わった」

*Twitterで試合の速報、Instagramで試合の様子をお届けしています。併せてご利用ください。(Twitter:@koma_baseball)(Instagram:@komaspo_offcial)

次戦、1部リーグ対亜大第2回戦は9月30日(木)14:00~明治神宮球場で行われる予定。

対国学大第2回戦の振替日につきましては現在未定となっております。
詳しくは東都大学野球連盟HPをご確認ください。

■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

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