• 今季3号本塁打を放ちベースを回る若林=明治神宮球場で(篠原 由之撮影)

  • 8回裏に右三点本塁打を浴びた竹本(近藤 龍撮影)

  • 8回表に滑り込む新田

一時同点に追いつくが…三点本塁打を浴び開幕2カード落とす

[硬式野球部]東都大学野球秋季1部リーグ対国学大2回戦(2020年10月06日 23時56分)

東都大学野球秋季1部リーグ対国学大2回戦が10月2日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大001 000 050=6
国学大006 000 03×=9

<打者成績>
      打安点
(8)若 林523
(3)谷 本200
(6)新 田200
(D)鵜 飼410
R D神 志 那000
(7)藤 田301
(2)前 田400
(5)小 西100
5  坂 本000
H 与 倉110
5  柏 原100
H  仁 和100
(4)小 園100
(9)緒 方200

〈投手成績〉
         打安点
●竹 本72/3 3999
村 越11/3  100

台風の影響で当初の予定日より遅れて行われた対国学大第2戦。3回表に死球で出塁した小園琉世(市2)が2死から三盗を決める。これが相手の失策を誘い先制に成功した。しかし3回裏今季初先発となった竹本祐瑛(法4)は国学大の猛反撃を受ける。失策と左二塁打などで1死満塁から中越え適時二塁打を浴び2失点。さらに左越え適時二塁打と左適時打を浴び3失点。その後失策で2死一、二塁とされると適時打を浴び1失点。この回計6失点となった。
打線が反撃に出たのは8回表。相手の四球で無死一、二塁とすると若林楽人(現4)が今季3本目となる左三点本塁打を放ち、3点を返す。相手の四球で再び無死一、二塁にすると鵜飼航丞(商3)の打球が相手の失策を誘い1点、さらに藤田龍明(経2)の中犠飛で1点を返し、計5得点。この回に同点に追いつくことに成功する。しかし8回裏、四球などで2死一、二塁とされると右三点本塁打を浴び、再び逆転を許す。ここで竹本は降板し村越祐野(歴3)が救援に上がった。再度反撃に出たい打線だったが、最後に若林が空振り三振に打ち取られ試合終了。開幕から4連敗となった。

◆大倉 孝一監督
「(8回の攻撃)もう1点どうしても取りたかったが、よく5点取れた。(竹本の出来)変化球も抜けていてあまり良い出来ではなかったが、それなりに抑えていた。エラーが絡んだとはいえ、最小失点で抑えておけば、もう少し楽に、早い段階でクロス(接戦)に持っていけたゲーム展開だった。(継投に迷いは)当然常に迷う。(抑えるために)一番良い確率というところ。ただ単に左対左とか、簡単な話ではない。(マウンドでの会話)攻め方を伝えた。どのみち勝負するしかないので、攻めるところだけはっきりしておけと(伝えた)。(抑えの竹本が先発)抑えというわけではない。二試合しかないので、両方登板させたいという(意図で先発)。今日は一試合して(間が)3日あくので、当然(目標は)完投を目指していくということ。これが二連戦だと、前日完投してしまうと翌日に負担が来るので。前(先発)の投手が粘れば、全試合クロス(接戦)に持っていける。(今後の投手起用)当然考えます。この間の亜細亜戦で、失敗というわけではないが、田島がああいう形(2回途中4失点)になってしまっている。修正なり、順番なりを考えながら。彼ら(投手陣)の状態もある。(亜大川村の一発) 内角への配球は攻めた結果。(あの場面では)外角のボール球でもよかったが、そうなるとカウントも動いてくる。ただそれが甘く入ってしまった。どのような配球でも、(コースが)甘くなればああいう(被本塁打の)結果になる。(若林が好調)ホームランも出ているが、そういうことよりも、(チームを)引っ張っていく姿勢が(良い)。スイッチが入っている感じがする。(1番での起用)色んな兼ね合いがある。クリーンアップに入っても良いが、本人の考えやチーム事情を考えて」

◆若林楽人(現4)
「(今の状態)今日はあまり調子がいいわけではなかった。その中で一本、二本出さないといけない。オープン戦の時から、疲れている状態のときでも(結果を残す)という練習をしてきたので、それができた。(不調時のポイント) 一打席目で打って、二、三打席目で悪い癖が出ているかもしれないと思った。思い切って気持ちをゼロからスタートして(臨めた)。(今日は)気持ちの面でリセットができた。(8回に本塁打)打ったのはスライダー。うまく反応して、気持ちだけで(運んだ)。(四球が続いた)二試合やって、相手の投手も厳しく攻めてくる感じがしたので、自分も初球から攻めていくという気持ち。(本塁打を量産しているが)ミート力に課題があると思っていた。タイミングをしっかり合わせて、あまり飛ばすことは意識せずに、芯に合わせることを(意識している)。(最後のシーズンへの意気込み)去年が悔しいシーズンだった。今年はやり返すという気持ちだけでここまでやってきている。まだ(勝利という)結果は出ていないが、とにかく勝ちたい、優勝したいしかない。(1番での起用)林琢真(営2)が怪我をしているので。1番でも監督に任されている役目はある。打順は一人一人役目があると思う。自分は自分の役割を1番で果たすという気持ち。(1番の役割)出塁して、盗塁して。ホームランはできすぎているので、そこは捨てて。足でかき回して、自分が得点していやらしい1点を取れるように」

【お詫び】
システム不具合の影響で投稿が遅れ皆様にご迷惑をお掛けしました。お詫び申し上げます。

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次戦、1部リーグ対中大第2回戦は10月7日(水)11:30~明治神宮球場で行われる予定。



■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

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