• 終始先頭集団で競り、力強い走りで2位となった山下=相模原ギオンスタジアムで(小野美早紀撮影)

  • 山下とともに先頭集団で走り、5位入賞を果たした神戸(笹井美里撮影)

  • 「入賞を目指す」という言葉通りの結果をつかんだ酒井(黒岩美彩紀撮影)

  • 常に前を見、食らいついていった田澤(小野美早紀撮影)

  • 中盤から離され悔しいレースとなった伊東(菅野真由子撮影)

猛暑の中、山下、酒井が表彰台!!関カレ最終日に4人が入賞!

[陸上競技部](2019年05月26日 17時15分)

第98回関東学生陸上競技対校選手権大会4日目が5月26日、相模原ギオンスタジアムで行われた。結果は以下の通り(上位3人と駒大のみ)。
※駒大は2部校

【ハーフマラソン決勝】
1位 土方 英和(国学大) 1:05’18”
2位 山下 一貴(市4) 1:05’21”
3位 佐々木 守(上武大) 1:05’25”
5位 神戸 駿介(仏3) 1:05’31”
16位 佃 康平(法2) 1:07’35”

【3000mSC決勝】
1位 吉田 光汰(中学大) 8’59”67
2位 田村 丈哉(帝京大) 9’04”77
3位 酒井 亮太(政1) 9’07”40

【5000m決勝】
1位 レダマ・キサイサ(桜美林大) 13’44”57
2位 イェゴン・ヴィンセント(東国大) 13’45”20
3位 ワンブア・タイタス(武蔵野学大) 13’47”60
7位 田澤 廉(経1) 14’10”83
15位 伊東 颯汰(営3) 14’39”79
21位 小倉 朝陽(営1) 14’56”51


ハーフマラソン決勝には、山下、神戸、佃が出場。スタジアム内のトラック3周は神戸駿介が集団前方の内側、山下一貴、佃康平が外側に位置する。外周に入ると、青学大勢が集団を引っ張り、山下、神戸は10人ほどの先頭集団、 佃は先頭集団から離れてレースを進める。15km地点では第1集団と後続の集団は1分ほど離され、佃が7人ほどの集団で走る。残り2周で土方英和(国学大)がペースアップすると、山下、神戸が追いかける形となった。スタジアム内に入ると、山下が一時トップに躍り出るも、残り200mで土方がラストスパート。山下は土方のスピードに付いていけず、惜しくも2位となった。その10秒後、神戸がゴール、佃は16位に終わった。

3000mSC決勝に進んだ酒井。しばらくは集団の中程を位置取り様子をうかがう。2000m通過を前に吉田(中学大)が飛び出したことで集団が解体され、酒井は6番手で追う。徐々に先頭との差を縮めていき、ラスト200mは西方(大珠、神大)と表彰台を掛けたデッドヒートに。わずか0.26秒差を制し、3位入賞を果たした。

5000m決勝には伊東、小倉、田澤が出場した。伊東、田澤が集団先頭寄り、小倉が中程に位置。序盤から留学生が集団となってレースを引っ張ると、集団はすぐ大きな縦長に。1000mを超えるとどんどんペースが上がり、留学生の第1集団と、田澤のいる第2集団、伊東、小倉のいる第3集団と分かれていく。3000m近くになると、田澤が集団を抜け出そうと前に出る。一緒に拓大・ラジニ(レメティキ)も出て残り800m程まで並走。最後はラジニを抜かし、1つ前にいる国学大・浦野に食らいつき日本人2位でフィニッシュ。1年生ながら初関東インカレで存在感を見せつけた。一方、伊東、小倉は最後上げきれず苦しい結果となった。


◆大八木弘明監督
「(関東インカレ最終日を振り返って)最後の頑張りが今一つだった。山下、神戸もそう。最後の粘りが今日は足りなかったと思う。1年生はよく頑張った方だと思う。暑い中、初めてインカレに出たので上出来だった。あとは上級生がもう少し頑張ってやらないとダメだろうなと思う。(途中、山下に『頭使え』と声を掛けていたが)誰かが出るなというのがあったので、周りを見ながら上手く自分の体をコントロールできれば良かったと思う。(関東インカレを振り返って)結果が出せてないことに関しては思うような練習ができていないので、結果も出てなかったんじゃないかと思う。ここに来るまでの準備がまだまだ足りなかった。体調とか、その辺を改善しながらしっかりやらないとダメだと思う。(今回の試合で良かった選手は)神戸、酒井、田澤あたりはまあまあ良かった方なのかなと思う。山下も2番というのもあるが、やはり山下にはトップを取って欲しかったという望みがあった。それ以外は少し残念だった」

◆山下一貴
「(今日の調子は)4、5月があまり調子良くなくて、GGNを回避してだいぶ調子が上がってきている途中で出た。(今日のレースプランは)留学生もいなかったのである程度スローになるだろうって思って、監督からも『あまり前に出ずにうしろで貯めてラスト5キロが勝負だぞ』と言われていた。自分としてはある程度後ろにいてラスト5キロでいくレースプランだった。(ラスト一周のときに麗沢大の選手と話していたが)土方まで行こうと話した。(笑顔が多かったが、あまり疲れていなかったのか)11km過ぎは正直きつかった。集団の一番後ろに下がった時にきつくてやばいなと思ったが、集団のペースも落ちて落ち着いたのでなんとか持ち直した。(国学大・土方が前に出たときどのような対応をしようと思ったのか)自分が苦手なコースで残り2周ぐらいで上げないと最後潰れるなと思って、土方が出たのが残り3周だったのであと1周待とうと思って待った。土方もそのままいって見えなくなってしまったら追いかけれなかったが、あのくらいだったら追いかけれるなという距離で(土方が)上がらなくなったのでまあいけるだろうと思っていった。(今日のレースの改善点は)もし土方があのままいってたら追いつくことなくそのまま終わっていたから、しっかり反応出来るようにすることと、ラストをもう少し考えること」

◆神戸駿介
「(今日のレースプランは)焼津と平国はどっちもうまくいかなかった。『積極性がない』と言われて、今回は『先頭に付いていって、勝負しろ』と言われていた。先頭の動きがないところで付いて、ラスト5kmで勝負に出ようと考えていた。(監督からは)積極的に前に出て、『入賞目指して頑張れ』と言われていた。(今回が初めての関東インカレだったが)代表して出る大会はあまりないが、選んでいただいた。3年目で練習もできて、成長を毎年感じられて嬉しい。(5位という結果は)表彰台も見える位置だったから悔しい気持ちが大きい。ラスト1kmの追い込みが上がらなくて、そこができれば表彰台が見えてくる。前回、前々回と失敗したが、今回しっかり走ることができたから次はレースで勝ち切ることを目標にしていきたい。(土方選手や山下選手を追いかける形になったが)15kmを通過して余裕があったからどこかでくるなと思っていた。思ったより動いたからこのペースならまだいけると思っていた。山下さんもきつかったと思うが、まだまだ力が及ばず。まだ土方さんが行った時は余力があったが、ラスト1kmが課題。(終わった後には笑顔が見られたが)暑い中でのレースだったが、まとめる走りができた。山下さんはそこまで調子が良くなくて、勝負したいと思っていたが、まだまだ力が及ばず。今年中に同じようなレベルを目指したい。1段階、2段階追いつけるようにしたい。(トラックシーズンで、なかなかトラックに出る機会がなかったが)トラックが信用されていなくて、自分的にはトラックをやりたかったが、ハーフをやれと言われた。監督も考えがあると思う。今年はまた7月に函館ハーフがあるからしっかり走ろうと思う。ハーフで長い距離も走れるようになって、夏合宿が終わってからトラックに挑むと思う」

◆伊東颯汰
「(自身の調子は)立川(ハーフ)以降、あまり調子が良くなくて、しっかりと練習もできてない状態で臨んだ試合だった。結果的に練習が積めてない分、結果も当然良くなかった。(レースプランは)入賞だけは狙っていた。できるような走りをしようと思っていたが、細かいプランというのは自分の中にはなくて、とりあえず後輩に負けられないという思いがあった。田澤にだけ負けてしまって、悔しい結果になった。(5000m、10000m、今年の箱根で浦野(雄平・国学大)がいたが、意識は)来年の箱根も浦野さんと走るんじゃないかと思う。今年の箱根で考えたら、自分があそこで浦野さんとタイムを縮めていれば3番の東洋の近くでゴール出来たんじゃないかと思う。そういう面で浦野さんは自分の中で超えたいなと思う存在。(初めての関東インカレだったが)2年の時に出れなくて、悔しい思いをしてたので今年、せっかく2本出られるということで結果を残したかった。あまり緊張はしなかった。(次の大会は)7月のホクレン。(そこに向けて)10000mに出ると思うが、自分の自己ベストである28分35秒を切りたいなと思うので、そこを目標としてしっかり結果を残したい」

◆田澤廉
「(調子は)ずっと怪我していて1週間前から練習を始めた。法政大記録会が終わってまた怪我して、うまく練習できない中でとても不安だった。だが最低限のことは今回のレースでできたと思う。(レースプランは)『1年生には負けない』ということを監督に言われていたので、全体の前寄りにはいた。浦野(雄平・国学大)さんを自分の視界の中にずっと留めるようにしていて、浦野さんが垂れてくることはわかっていたので、ラスト600mから(ペースを)上げて越したいというのがあったが、追いつかなかったので離しすぎたなと思っている。時間がとてもかかっていたのでそこの部分は自分の課題だなと。(監督・コーチからの指示は)『ラスト600mから仕掛ける体力は残しておけ 』と言われていた。余裕度がかなりないと、この前の法政大記録会のときのように垂れてしまい『勝てる大会も勝てない』と言われて。なのでラスト600mで上げるというのを意識して今回は挑んだ。(結果は浦野に続く日本人2位だが)練習をしていればしっかり勝てたと思う。何が足りなかったのかと言えば、怪我をしない対策を自分が怠っていた部分があるので。怪我しないことを第一に、練習をしっかり積むことが大事。(拓大のラジニとも競り合っていたが)気持ちとしてはもっと引っ張ってほしかったところがある。自分が上げたら相手もついてきて、やり辛さはあった。(レース後、浦野、ラジニと握手していたが)『お疲れ様でした』という意味で。(今後の目標タイムは)5000mでは13分45秒を目標にしていて、10000mでは28分台を1年生で出すと決めている。ハーフはまだ走ったことがないのでなんとも言えないが63分前後でいきたい。(目標とする選手は)中村大聖さん。いま一番速いので大聖さん」

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