• 昨年1月、タイヤを引いて体力強化に励む林直樹(経3)。来年度は同姓同名の選手が入学することになった=駒大グラウンドで(中川達夫撮影)

駒大に同姓同名コンビ誕生へ!センバツベスト8的場、八戸学院光星エース福山らに加え、“2人目”の林直樹も合格

[硬式野球部](2019年01月10日 18時28分)

 硬式野球部は1月8日、来年度スポーツ推薦合格者18人を発表した。合格者は以下の通り。

位置  氏名     出身校     投打
投手  新村 太郎  日大藤沢    左左
〃   佐藤 翔   知徳      右右
〃   浦野 海斗  中京大中京   右左
〃   福山 優希  八戸学院光星  右右
〃   石崎 佳以  玉島商業    左左
〃   林 直樹   千葉黎明    右右
〃   立本 颯   鹿児島実業   左左

捕手  池田 翔   中央学院    右右
〃   伊藤 彰太  京都外大西   右右

内野手 坂本 大起  修徳      右右
〃   月岡 大成  生光学園    右右
〃   林 琢真   東邦      右左
〃   大島 有貴  東邦      右右
〃   成瀬 和人  静岡      右右
〃   近藤 翔真  國學院栃木   右右

外野手 浦口 輝   三重      右左
〃   的場 拓真  日本航空石川  右左
〃   藤田 龍明  中京学院    右左

 主力が数多く引退し、一からのチーム作りを図る来年度に向け、昨春センバツベスト8進出を果たした日本航空石川高の的場、八戸学院光星高のエース福山らを始めとする計18人が合格した。
 的場は2番打者として活躍した強打の中堅手。2017年秋の石川県大会では打率.500を記録し、同校の初優勝と、全試合2桁得点達成に貢献した。
 今年度合格者が3人に留まった投手は7人に倍増。福山は2年次夏から背番号1を背負い、エースとしてチームをけん引した右腕だ。大倉監督が今年度の合格者発表後に語った「長期計画を立てて動いている。今回はいろいろな事情もあり投手が少なかったので、来年度は投手中心にしたい」という言葉通りの結果となった。
 なお、千葉黎明高の林直樹は既に駒大に在籍する林直樹(経3)と同姓同名。来年度は2人の林直樹が在籍することになる。

◆鈴木 大智主将(法4)
「(同姓同名選手の呼び分けは)どうしよう。難しい。後輩たちは(先輩に気を使って)呼び捨てにできないと思うので、何かあだ名をつけるんじゃないかな」

◆東都大学野球連盟・瀬尾 健太郎事務局長
「(1大学に同姓同名の選手が在籍するのは)少なくともここ5年の東都ではなかった。(同姓同名選手の呼び分け方、書き分け方は)名字と名前の1文字目が同じ場合の書き分け方は決まっているが、同姓同名の場合は決まっていない。開幕までに検討したい」

☆野球界の同姓同名選手
NPBでは同時期の同一チームに同姓同名の選手が在籍した例が過去3度ある。このうち1986年から1989年の日本ハムには投手と内野手の2人の田中幸雄が在籍。この時は以前から在籍していた投手を「田中幸」、新人の内野手を「田中雄」と表記した。

☆サッカー界の同姓同名選手
サッカー界では2009年度の名古屋グランパスU18に2人の加藤翼が在籍。1人がMF、もう1人がFWだった。
また、同一チームではなかったものの、昨年のJ2にはアルビレックス新潟FWとロアッソ熊本MFの2人の田中達也が在籍し、第40節の新潟対熊本戦では共に先発出場。62分に退いた新潟FWに対し、熊本MFはフル出場し終了間際に決勝点を挙げた。

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