• 退任が発表された新垣コーチ=2017年9月15日、神宮球場で(中川達夫撮影)

  • 試合時は三塁コーチスボックスが定位置だった(左は平野)=2018年10月10日、神宮球場で

  • 参謀として西村監督、大倉監督を支えた

  • 新コーチに就任した林氏

  • 東芝では代打や守備固めなどでチームに貢献した

新垣道太コーチが退任、新コーチに林裕也氏就任

[硬式野球部](2019年01月10日 18時24分)

 硬式野球部は新垣道太コーチの退任と、林裕也氏(2010年卒)の新コーチ就任を発表した。
 2001年に駒大の主将を務めた新垣氏は日本通運のコーチを経て、2015年にコーチに就任。西村亮監督、大倉孝一監督を参謀として支えた他、選手の兄貴分的存在でもあった。
 林氏は駒大苫小牧高、世代別代表、駒大、東芝で主将を務めた経験を持つ。駒大苫小牧高時代の2004年、2005年に甲子園連覇を経験すると、駒大入学後も1年次春季に東都デビューを。俊足巧打の二塁手として活躍すると、3年次春季には13試合で20安打を放ち、打率.400で首位打者とベストナインを受賞した。社会人野球の名門東芝でも加入直後の2010年神奈川県大会で首位打者賞を受賞する幸先の良いスタートを切ったが、レギュラー定着には至らなかった。2016年度から主将を務め、一昨年の都市対抗ベスト4などチームをけん引。都市対抗10年連続出場表彰まで残り1年としていたが、昨季限りでの引退が発表されていた。

◆新垣 道太
「(4年生は同期のような存在と話していたが、その成長を見て)本当に成長したの一言。いろんなことがあったし、4年になると格好も変わるのかなというのと、やんちゃなやつらばっかりなので変わらないところと。可愛さはすごくあったかな。(昨年は)毎年優勝目指している4年生とやって来たので、一年一年大変は大変だし、すごくやり甲斐もあったし。ただ今年はこいつらと共にという思いがあったので、悔しさがまだ抜けてない。(西村前監督が優勝決定戦後に『とても明るいチームになった、自分が辞めるときに新垣コーチが目指していたチームだった、すごく頑張ってくれていた』と話していたが)西村前監督のときから、結構前から明るいんだよね。そしたら明るい大倉監督が来たので、それはそれでみんな明るくなったというか。どちらかというと僕も明るいほうだけど、みんなに引っ張られた。特にこの4年生にはすごく引っ張られたところが嬉しかった。だからこそ勝ちたかった。本当に優勝決定戦で負けたというところが、非常に悔しい。僕の場合は(悔しさは)時間が解決するのかな。(このチームに伝えたいことは)今やっていることをこれからも信じて、自分を信じて監督を信じて、駒澤流というか、駒澤の野球部としてやっていくことだけ。自分に誇りを持ってほしい。(駒大野球部とは)本当に重みもあるし、やり甲斐もあるし、プレッシャーの中で僕はやらせて頂いた。その中で、前向きに捉える性格でもあるし、常にがむしゃらに、なにくそでやっていた。駒澤の野球部には様々な思い出がある。頑張れたかなと思う。伝統があって歴史もあって、だからこそ伝えていかなければいけないし、また新たに何か違うものを得て欲しい。これから社会に出て、社会の人間としてやっていくので、先頭に立って欲しいなということと、やっばりこれから駒澤の野球部が長く野球界の先頭に立って欲しいという思いの中で、やっている。(今後どんな人間、野球人でありたいか)僕はおっさんだから(笑)。とりあえず若い子たちに対して、まずは人間として生きていかないといけない。これからいろんな人に可愛いがられるようにこいつらを指導していきたいなとすごい思う」

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