• 見事なランでリターンタッチダウンを決めた#28伊藤=アミノバイタルフィールドで(大黒哲志撮影)

  • 攻守ともにチームを鼓舞し続けた#3岡田(増田昇悟撮影)

攻撃陣が躍動! 最終節にのぞみつなぐ2連勝!

[アメリカンフットボール部](2018年11月21日 15時09分)

2018年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第6節対東京学芸大学戦が11月17日、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。

○駒大 34 ー 14学芸大●
1Q(7ー0)
2Q(14ー14)
3Q(14ー0)
4Q(0ー0)

前節、4試合ぶりの勝利をつかんだ駒大。今回の相手は、春期リーグでも勝利している学芸大。BIG残留へ向け勝利だけをめざし、試合に臨んだ。

駒大のキックオフで試合開始。1QはQB#5松田を中心に安定した攻めを見せ、RB#31小宮がランプレーで難なく先制TDを決める。続く2Qは両者一進一退の攻防が続き、RB#29割谷が見事なランプレーでTD、さらにRB#28伊藤が相手ブロックを置き去りにし、リターンTDに成功。対して、学芸大も#7のパスキャッチ、インターセプトリターンタッチダウンで追随。前半を21-14で終える。
後半、駒大が学芸大を圧倒。オフェンスではQB#1樋口が自らランでゲインし、そのままTD。ディフェンスではまたもインターセプトされ、エンドゾーン目前までボールを運ばれるが、DB#3岡田、DL#99阿部を中心に守り、相手のTDを阻止。その後、SB#15洞口がパスキャッチでダメ押しのTD、終始流れを渡さず試合終了。35ー14で駒大が勝利。BIG8残留に大きく前進した。

◆新倉晴彦監督
「(今日試合を振り返って)今日は1点差でもいいから勝ちが取れるように。最終戦で国士大が負けることが条件になるが、うちが最終戦でやる東海大学との得失点差で上手くいけば入れ替え戦回避で4位になるので、今日は1点差でもいいと言っていた。相手が相手だったので、ディフェンスはシャットアウト。オフェンスはとにかく得点をとること。後半は下級生を出して、スターターを温存しようというプランだった。一応その通りに行き、オフェンスはパントを一度も蹴らず、全部ドライブして、最後キックドロップをされてしまったが、全てドライブでそれ以外は点を取れていた。しかし、一度ターンオーバーで持っていかれたのがあるので、ディフェンスもフォースダウンギャンブルを何回か取られているので、もう少しそこの詰めをなんとかしたい。ゲームとしては、ディフェンスが取られた後にキックアンドリターンで取り返す。キックオフカバーでリターンされても、ディフェンスがそのオフェンスを止め、0点で抑えた。(リターンされることは)全然ありうることで、そこをしっかり止められたので、そこは通して良かったところ。(4連敗かの2連勝だが、チームに大きな変化などは)やる相手が、下位チームになってきたので、勝たなければいけない。やはり勝つと自信にもなってくる。今日、ディフェンスは2本取られたけれど、補い合えたというところで良かったと思う。(得点が多かったが)1クォーターに1本取れればいいという計算で、1本取れたし、さらにもう1本取れるぐらいのレベルだった。最後のキックは決めたかった。(多くの選手が点を取ったが)1年生の2人を除いて、ランニングバックが4人とも試合に出れるレベルで活躍していた。それは相手にとっては脅威だった。(今日出た課題)クォーターバックがまだ少し落ち着いてプレーできていないところがあったところ。ターンオーバー、リターンタッチダウンとファンブル一回。そこのターンオーバーを本当に無くさないといけない。審判は少し厳しめだったが、ターンオーバーとファウルは無くさないといけないので、そこが課題。(次節東海大戦について一言)この2週間の過ごし方で全てが決まってくるので、緊張感を持たせて練習をやる」

◆岡田直樹
「(今日の振り返りを)オフェンスは無失点を目標にしていたが、オフェンスのインターンリターンタッチダウンを普通に1本取られてしまった。目標を達成できていないので誰も満足していない。この状態で次の東海大戦に挑んだら負けてしまう。あと2週間少しをしっかり切り替えて、今回の反省点を生かして練習していきたい。(4連敗から2連勝になったがチームの中で変わったことは)昨年も勝っている相手なのでそこに関しては勝たなくてはいけない相手ではあったと思う。今のいい流れで東海大戦に挑みたい。(多くの得点をいろいろな選手がされていたと思うが)練習に対して層の厚さを求めている。練習の結果が出ていると思う。(細かいミスが多かったと思うが)(アメリカン)フットボールはミスが出るスポーツ。ミスの後の切り替え、そのあとどうするのかといったところがしっかりできていたので良かった。(次戦、東海大戦の意気込みは)圧倒的大差で勝ちます」


※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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