• 1ゴールとPK奪取で全得点に絡んだ安藤。キレキレの個人技の他に、ヘディングでゴールを決める引き出しの多さを見せた=NACK5スタジアム大宮で(宮下 響撮影)

  • PKを決めた大塲はスタンドの仲間たちの元へ向かった

  • 今大会4アシスト目、ここに来てさらに進化を見せるNo.10・中原輝ここにあり

  • 累積警告により、次戦に出場できない伊勢は大学ラストマッチに。90分間粘り強さを見せ、誰よりも戦った

  • 室町は得点こそないが、前線のターゲットマンとして奮闘。チームのプレッシングも室町から始まる

夏のリベンジ達成!日本一まであとひとつ!!安藤&中原の"ゴールデンペア"から2得点演出!最後はキャプテンが決めた!

[サッカー部]第67回 全日本大学サッカー選手権 準決勝・対大体大戦(2018年12月20日 16時19分)

第67回全日本大学サッカー選手権準決勝・対大体大戦が12月19日にNACK5スタジアム大宮にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大2−1大体大

3分:[駒]安藤 翼(中原 輝)
29分:[大]林 尚輝
58分:[駒]大塲 淳矢(PK)


【メンバー】
GK
1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑高]

DF
5 鈴掛 涼[4年=清水桜が丘高]
3 星キョーワァン[3年=矢板中央高]
4 伊勢 渉[4年=神戸国際大附高]
25 桧山 悠也[1年=市立船橋高]

MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
13 鈴木 隆作[4年=駒大高]
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]
7 安藤 翼[4年=長崎総科大附高](→58分 9 高橋 潤哉[3年=山形ユース])
14 坂本 和雅[4年=聖和学園高](→28分 8 川崎 貫太[4年=流経大柏高](→86分 28 真下 瑞都[2年=矢板中央高]))

FW
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース]

【サブ】
GK 22 八木 大政[3年=熊本ユース]
DF 2 須藤 皓生[4年=駒大高]
MF 17 福地 拓也[4年=瀬戸内高]
MF 19 伊藤 大祐[4年=山梨学院高]
MF 33 江﨑 巧朗[1年=ルーテル学院高]
FW 18 矢崎 一輝[2年=駒大高]

準決勝へ駒を進めた獅子吼の男たち。決勝進出を賭け、夏の総理大臣杯で敗れた大体大と対戦した。中1日で3試合目となり、疲労も心配されたが、スタメンの変更は1人のみ。鈴掛が7月以来の先発のピッチに立った。
両チームが決勝進出へ向けた試合となり、緊張感のある雰囲気の中、試合は早速動く。3分にCKを獲得すると、クリアボールを大塲が回収。中原へ素早く繋ぐと、中原は自慢の左足でクロスを供給。GKがやや飛び出して来たところへ飛び込んだのは安藤。ヘディングでゴールへ流し込んで早速の先制パンチを浴びせる。その後は互いに肉弾戦の様相を呈し、ファウルすれすれのタックルの応酬となった。ここでアクシデントが発生。坂本がシュートを放つと、足を痛めてその場に倒れ込んでしまう。28分に負傷交代を余儀なくされると、その直後のFKから失点。相手に流れを持ち込まれて苦しい展開となるが、全員が体を張った守備でなんとか守りきる。

1−1で折り返すと、58分に絶好機が到来。敵陣中央でボールを受けた安藤が右サイドの中原へはたくと、中原はダイレクトで安藤へリターン。息のあったワンツーパスで安藤が一気に抜けると、PAで後ろから相手に手を掛けられて転倒。これがPKとなると、主将の大塲がきっちり決めて勝ち越しに成功する。そのプレーで安藤は交代し、高橋がピッチへ送り込まれる。高橋は大体大・菊池流帆とのパワー対決で対等の戦いを見せるなど前線で奮闘。パワーと運動量で徐々に押し込む時間帯が増え、敵陣で試合を進める。すると大体大もセンターバックの菊池をFWに配置し、関西最強クラスのパワープレーを敢行。駒大は真下を投入して守備の駒を増やし、パワー対決となる。試合もアディショナルタイムに突入すると、最後の大ピンチが訪れる。ゴール前の混戦で角井がやや前に飛び出ると、ヘディングでがら空きのゴールを狙われる。ここは桧山がクリアし、タイムアップ。

選手たちはリベンジ成功に感情を爆発させた。さあ、全国制覇まであとひとつだ。次戦の相手は今季3戦で1分2敗の法大。しかし、駒大は何度もリベンジを果たして来た。今季の大学サッカーを締めくくる、いや、平成の大学サッカーを締めくくる『平成最後の大学日本一』を掴むべく、最後の戦いが始まる。

◆秋田浩一監督
「(決勝進出が決まったが)嬉しいです。(夏のリベンジに成功したが)一生懸命やってた。先に点が入っちゃってプランとはかけ離れた展開になったけど。(どのようなプランだったか)前半は0−0でよくて、後半に高橋潤哉や矢崎とか速い伊藤大祐とかを揃えて勝負しようかなと。かえって早い時間に点が入ったから、守るって気持ちにはならなかったかもしれないけどそうなってしまったのは事実。弱いです。(安藤のパフォーマンスについて)あーれはダメ!(笑)終わっちゃったんじゃないですか?あいつのツキはあれで終わり!…それは冗談だけど、もうちょっと長い時間やれればいいんだけど、連続性がないから。それさえあれば言うことないんだけどなあ…たらればだから、彼はよくやりました。2点絡んだからな。(同点に追いつかれてからの試合運びは)そう言う風にやればという自信とか結果がついて来てるからじゃないですか。諦めるのは簡単だし、楽するのは簡単だけど、そこをやろうと言うのが良いんだと思う。(試合後のロッカールームでは何を話したか)チームを信じて、自分を信じて、仲間を信じてもう1試合がんばりましょう。『天の時は地の利に如かず 地の利は人の輪に如かず』という言葉がある。どんなに天が味方しても、地の利が味方しても、人の輪にはかなわないと言う教え。俺たちはチームワークとか、駒澤大学というチームはそれが一番だと思う。(12年ぶり8回目の決勝となったが)12年前は忘れちゃったんで(笑)みんな初出場みたいな、それと同じじゃないですか。初心忘るべからずというか、チャレンジャーの気持ちを忘れなければと思う。(法政には試合を重ねるごとに内容が良くなっているが)法政も決勝だし、去年も決勝で負けているのでそう思ってやってくる。守備力が勝負だと思う。前半は守って後半に勝負することになると思う。(守備陣は伊勢が出場停止となるが)これから考えます。(あと2日をどのように過ごして欲しいか)学校もあるので、普段通りです。普段通りする。特別何かすることはない」

◆大塲 淳矢(法4)
「(勝利して)後は決勝やるだけ。決勝頑張るだけだと思う。(早い時間に先制したが)どちらかといえばやりづらかった。守りに入ったわけではないが、チームとして少し受け身になってしまった部分があった。それが前半押し込まれたことにつながったと思う。追いつかれはしたが、それでも失点は重ねず、粘り強く守って同点で抑えられたことがこの結果につながったと思う。(追いつかれた際の声掛けは)前回筑波にも追いつかれて勝ち越せた。追いつかれただけだから全然気にする必要はない、ここで崩れるのだけはやめようと話した。(前半はセカンドという声掛けも多かったが、セカンドボールについては)今日は少し遅かった部分がある。相手の中盤に人数が多かったのもあるが、自分と隆作のところでなかなかセカンドボールが拾えなかったことも押し込まれたことにつながったと思う。決勝は連戦で運動量が鍵になってくると思うので、ここから2日間で体を戻して頑張って動けるようにしたい。(大体大への意識は)大体大とやれると聞いた時はリベンジできる舞台ができたので本当に嬉しかった。夏に悔しい思いをして、絶対にリベンジしようと思っていたのでここでこうやってリベンジできて決勝に行けて本当によかった。(昨日は)この前の大体大の試合と、夏に負けた試合のビデオを見た。悔しい思いをもう一度思い出したし、同じ相手に2度負けるのは許されないと思っていた。悔しい思いを取り戻せたのが結果につながったと思う。(昨夜は)ちゃんと寝れた。筑波戦の前日の方が寝れなかった。プレッシャーもあって、僕は後期試合するのが怖くて、寝れない試合が多かった。筑波は関東の相手として負けられなかったし、プロに行く人が多くて個人の実力では勝てない相手だと思っている。そういうところもあって寝れなかったのかもしれない。今日は寝れたので問題なかった。(決勝で対戦する法政も1度負けた相手だが)最近勝てていない相手で、後期もいい試合しながら勝ちきれなかった。悔しい思いはあるので、最後法政に勝って日本一になれたら最高だと思う。やるだけなので、特別どうこうしようというのはない。自分達のサッカーを貫いて勝ちきろうというだけ。(駒大は過去決勝戦で負けなしだが)負けるつもりはない。ジンクスを継続できるように頑張る」

◆安藤 翼(市4)
「(今日の試合に懸ける思いは)自分は高3の時の選手権でここで負けている。思い入れのあるピッチと、大臣杯でメンバーを外れていて、準々決勝で同じ相手に負けてしまった。ピッチに立てずその時はカメラ係ということでカメラ越しで試合を見て本当に悔しい気持ちがあった。悔しい気持ちが多かったので、今日は何としてもやってやろうという気持ちを持っていた。結果として2-1で勝ったので、良かった。(ヘディングゴールはなかなかない形だが)あれは(中原)輝のボールですね。輝のボールが本当によくて、自分はたまたま当たっちゃって入った。良かったです。(相手が高さと強さで勝負してくる場合に、個人技が光っていたが)自分がもっとあそこで収めていればもっとチャンスが作れた。今日に関してボールを納めるところは全然ダメで。監督からも『もっと間で受けろ』という指示もあったので、そこをもっとうまく受けられるようにならないと。もっと攻撃の形も、チャンスも増えたし、もっと楽な試合ができたと思う。もっと自分がそこで潰れるプレーを増やして、決勝はあと1試合だがやって行きたい。(あの時間帯に縦の突破を見せられたことがPK奪取に繋がったが)それは自分は今日に関してはダメだった。監督に怒られていたので、なんとかもう1点取ってやろうと。僕は90分(フル出場)は監督の構想外なので(笑)早めの時間でなんとかしてやろうという強い気持ちがあった。だからこそ、あそこで仕掛けようとした。本当はシュートを打とうと思ったが、相手が来たのでいい感じにPKを取れて決勝点に繋がったのは良かった。(中原、安藤のコンビで局面を打開する場面が多いが)4年間ずっと一緒にいて仲がいいので、そこは通じ合ってるのかなって(笑)それがここに来てうまくいってる。分かり合える関係というか、あいつは駒大の中で技術を持っている選手なので。あいつのパスは感じるものがあるので、それがうまくハマって良かった。(泣いても笑っても大学サッカーはあと1試合となるが)監督をなんとか胴上げして、本当4年間自分は駒大に対しても、秋田監督に対しても感謝を結果で恩返ししたい気持ちが強い。そのためには闘って監督が納得するゲームをして、結果を残して胴上げしたい」

◆中原 輝(経4)
「(今日の試合に懸ける思いは)夏に悔しい思いをして、あの悔しさがあったから自分たちはここまでやれた。夏の勝てた試合での負けから成長できた部分が大きかったので、リベンジを果たせて良かった。(アシストの場面は)あの先制点に関しては、いい時間帯だったし、左足には自信があるのでキーパーとDFの間にうまく落とせた。あとは(安藤)翼がしっかり決めてくれたので良かった。(安藤が『輝のパスは感じるものがある』と話していたが)翼は同じ九州でずっと知っている仲。お互い刺激し合いながらやって来た。去年は同じポジションを争ったりしたけど、今は一緒に出てやりやすさがある。ゴール前での嗅覚は翼の良さなので、次もアシストというか、2人で点に絡めるようにやって行きたい。(3試合連続先発で身体への影響は)勝っているので意外とそういうの(疲労)はない。もともと体力に自信はあるので、特に痛みもない。こんなんで走り負けてたら駒大ではないので、別にきついとかはない。(今大会4アシスト目について)アタッカーでサイドハーフとして出ていて、守備の上下運動も求められるが、攻撃的な選手なので得点に関わるのが大事な部分。自分も数字は普段から意識しているので、まあここ3試合ずっと(得点に)関われているのは良かったかなと思う。(前半に追いつかれてからの試合運びは)前半は相手に勢いというか、自分たちが早くに点を取って受け身になってしまった。そこは反省点でもあるし、そこで粘り強く1−1にできたことは普段から『前半は0−0でいい』という考えなので。後半は自分たちの方が運動量があるし、絶対にチャンスがあるという自信があったので前半粘れたのが良かった。(縦の突破の場面が増えていることについて)サイドハーフでドリブルの仕掛けが求められていて、右サイドの左利きということで中(カットイン)も警戒されている。別に右足が蹴れないわけではないので、縦からチャンスメイクできるし、どっちもできる怖さを相手に与え続ければいいと思ってやっている。(試合終了の笛を聞いた時の思いは)素直に嬉しかったですけど、あと1個あるので。自分は次を取らないと意味はないと思っているし、でも、みんなで獲った勝ちなので嬉しかった。(法政は何度も悔しい思いをさせられた相手だが)法政はいい選手がいると思う。でも、全員で粘ってやれば筑波戦のようになると思う。自分たちは守備も頑張ってやれるチームなので、チャンスの時間は来ると思う。後半は絶対に自分たちの時間になると思う。そこで勝負の見極めや大事な時間に点を取れれば勝てると思う。この連戦で最後の試合ということで、自分たちの方が体力には自信がある。全然いけると思う。(本日もロアッソの渋谷監督がいらしていたが)初戦は挨拶もしてお話しさせてもらったが、今日は来ているのも知らなかったので話はしていなかった。いいアピールをする機会をもらっているので、1年目から開幕から出ないといけない思いはあるので。でも、そこは今はあまり意識していないし、チームが勝てればいいと思う。(大学サッカー残り1試合となるが)この3年間ずっと悔しい思いをして、インカレはずっとスタンドから見ていた。本当に最後っていう部分では、勝っても負けても最後なので、思いっきりこの仲間とサッカーを楽しんで勝てるようにしていきたい」

◆室町 仁紀(商4)
「(今日の試合を振り返って)夏に一回負けて皆で勝とうと言う意志の元でやってきて、皆凄く気合いが入っていた。一回追いつかれたが、その中でももう一回点を取り返して勝ったことは凄く良かったと思う。(早い時間に得点したことでやりづらさは)いや…皆も早い時間に点が入ったのもチームとしてはあまりない状況だったので引いちゃったりした部分はあったが、難しいところはちょっとあったかもしれません。(失点については)あれは坂本に変わって貫太(川崎選手)が入ったところでマークの受け渡しが上手く出来なかったのでまぁ隙を突かれた感じ。(大体大にリベンジできましたね)本当に前回、筑波に勝ってまた大体大とやれるという環境が出来て、すごくいい舞台が整った中で皆チームで駒大のサッカーをやって勝てたのは凄く嬉しかった。(今日も空中戦で負けていなかったが)今日は大体大のDF菊池のでかい奴とか相手も体をつけてきて上手くやられた部分もあって、その中で自分は勝ち負け関係なくやり続けなければいけないと思う。そのやり続けた結果で最後の方は相手も疲れてきたりして勝てるシーンが増えて…勝ち負け関係なくやり続けることが大事かなぁと思った。(今日も足もとにボールを収めていたシーンが多かったが)監督からも足もとに収めたら味方にボールを繋げろと言われてそれが終盤にかけて落ち着いてやれるようになれたかなぁと思う。(空中戦で競り合った後に味方に繋げるという点では)翼(安藤)とは最近組んでいて自分の競り勝ちに翼がしっかり収めて味方につけてくれるので、自分が競り合った後はゴール前に入っていくという意識を持ってやっている。(ではゴールも狙っていく意識はあるか)今日も輝(中原)からいいクロスが入ってきて空ぶっちゃったが、あれを決勝ではしっかり準備してふかさないで決められる様にいい練習をしたい。(中2日で決勝ですが)今日帰ってすぐに接骨院行って体のケアをしていい準備をして、あとやれることは勝つか負けるか一つしかないので人生最後の試合なので最高の準備をしてやりたいと思う。(次は今シーズン、分が悪い法政との対戦になるが)勝ってはいないが、やっている中で勝てないことはないと思うし、自分達は筑波も倒し大体大も倒してすごい勢いを持ってチームとしても絶対自信をもってやれていると思う。自分達は自分達のサッカーを最後までしっかりやって、監督に言われているサッカーをやってここまで来られたし、監督を信じてやれば実際、法政に勝てると思うので自分達を信じてやりたいと思う。(個人としては)自分は結構、大変は試合で得点していると言われているので、まぁそう言うのは意識せずに自分がやることを続けて結果こぼれ球が来て得点していることなので、そんなことは意識せずにチームが勝つことを意識してそんな中で点が取れればいいかと思う。自分の人生の中でこんなところまで来られると思っていなかったので楽しみだし、あと一つ勝って優勝したいと思う。(4年間駒大でやれてどうでしたか)最初は自分が入りたい大学ではなかったが、それでも来て1年生の時から監督が辛抱強く使ってくれてプロになれるとかは無かったけれど、自分の人生の中でこんな経験を出来ることはない。最後は全国で優勝出来るところまで来ているのですごくここに来て良かったと思う。人間的にも監督にいつもミーティングとかでも話されて成長できたかと思い、凄く良かった。最後は監督に美味しいお酒を飲んでもらえるように…胴上げ出来るように頑張ります」

◆桧山 悠也(地1)
「(勝った時の気持ちは)夏負けた相手で、自分は総理大臣杯には関われなかったが、負けた相手に何としても勝たなければいけないと思っていた。チーム全体で強い思いを持って試合に臨めて、夏のリベンジができて良かった。(3試合連続スタメンとなったが、身体に影響は)疲労はそこまでない。自分自身がどんな状態であれ、最後まで全力でやることに変わりはない。試合が終わる笛がなるまでは走り続けなければならないので、疲労は関係なくやるだけ。(スタメンに唯一の1年生だが)自分とキョーワァンさん以外全員4年生で、なおかつ自分とキョーワァンさんが最終ラインにいるということで自分のポジションはミスをすると失点に繋がるし、自分たちのプレーでチームが左右されるというか。自分は先輩たちの足を引っ張らないように、自分が他人に迷惑をかけないように細かいミスを無くして確実なプレーをしようと心がけている。(迷惑どころか最後に大仕事があったが)相手が身長が高くて競り合いに強いということはわかっていたので、万が一セットプレーとかになったら溢れてくると思っていた。溢れて来てクリアした時は、時間も終わりの方だったので最後のピンチだった。しっかり防ごうと思って、しっかり守った。(あの場面は緊張するか)自分の裏に誰もいなかったので、とにかく大きくクリアしようと意識した。(1年生の中で出場機会を得ていることについては)1年というより、サッカー部を代表してプレーしている中で、みんなが納得するプレーをしなくてはいけない。最後まで走りきることや諦めないことは駒大が求めていることなので、監督が求めていることを忠実にやらないと周りも納得してくれない。チームを代表して出ているので、最後まで諦めない部分や走るということを意識して泥臭くやろうというのは毎試合意識している。(決勝への思いは)決勝まで来たからには勝たないと意味ない。自分は4年生にすごくお世話になっているので、なんとしても4年生を優勝させて笑って送り出したいと思っている。法政は前期に負けて後期は引き分けていて、舞台は決勝なので勝つしかない。勝って気持ちよく終わりたい。(自身は法政戦への出場がないため、逆に悪いイメージはないか)自分自身試合に出られなかった。相手の特徴はわかっているが、初めてやるのでワクワクというか、楽しみ」

なお、決勝戦は12月22日、13:00より浦和駒場スタジアムにて法大と対戦する。

◆浦和駒場スタジアム
JR「浦和駅」東口より徒歩20分
またはJR京浜東北線「北浦和駅」東口より徒歩20分

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