• PKで決勝弾を挙げた大塲。監督は前期のMVPに挙げた=味の素フィールド西が丘で(宮下 響撮影)

  • 室町は今季リーグ戦2点目となるゴールをゲット

  • トップチームデビューの八木は初陣を勝利で飾る

  • 途中出場で何度も見せ場を作った坂本(大学日向子撮影)

  • 試合後、大塲(写真右)はスタンドの仲間たちと勝利の喜びを分かち合った

主将・副将が呼び込んだ白星!長い未勝利のトンネル抜け出し前期閉幕

[サッカー部]JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第11節・国士大戦(2018年07月01日 23時59分)

JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第11節・国士大戦が6月30日、味の素フィールド西が丘にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大2−0国士大

11分:[国]大森 圭一郎(諸岡 裕人)
27分:[駒]室町 仁紀(中原 輝)
55分:[駒]大塲 淳矢(PK)


【メンバー】

GK
44 八木 大政[3年=熊本ユース]

DF
2 須藤 皓生[4年=駒大高]
3 星 キョーワァン[3年=矢板中央高]
32 猪俣 主真[1年=三浦学苑高](→80分 4 伊勢 渉[4年=神戸国際大付高])
40 桧山 悠也[1年=市立船橋高]

MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
16 薬真寺 孝弥[2年=長崎総科大附高]
12 高田 和弥[4年=C大阪U-18](→69分 14 坂本 和雅[4年=聖和学園高])
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]

FW
9 高橋 潤哉[3年=山形ユース](→85分 18 矢崎 一輝[2年=駒大高])
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース]

【サブ】
GK 21 松村 優太郎[3年=長崎総科大附高]
DF 19 深見 侑生[3年=駒大高]
MF 13 鈴木 隆作[4年=駒大高]
MF 31 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高]


5試合勝利がない状況で迎えた前期最終節。夏に控えるアミノバイタルカップに向けても負けたままでは終われない駒大は、GKにトップチームデビューとなる八木、左サイドバックには桧山を起用した。開始早々から2トップのフィジカルを存分に生かして優位を保つが、相手にファーストチャンスを決められてビハインドを背負う苦しい展開に。ここで意地を見せたのは、前期のチームを支えた主将・副将陣だった。22分、副将・中原が右サイドの敵陣中央から低い弾道のクロスを供給。これに反応した副将・室町がゴール正面で相手のマークを受けながらも足を出して押し込む。副将コンビが試合を振り出しに戻すと、ここからは駒大ペースとなる。
押せ押せの状態で後半を迎えると、試合の盛り上がりはピッチ内にとどまらない。集中応援の国士大を圧倒する応援でスタンドから副将・福地ら4年生を中心とした部員たちがピッチ内のメンバーを盛り上げる。すると、55分には相手のハンドからPKを獲得。ここでボールを掴んで離さなかったのは主将・大塲だった。今季の公式戦でPKから3ゴールを挙げているキャプテンがこれを枠の左に叩き込んで逆転に成功。得点後はスタンドの仲間たちの元へ駆け寄ってゴールの喜びを共有した。その後は途中出場の坂本の積極的なサイド攻撃や、矢崎が怪我から復帰するなど、今後に向けて好材料が多く見えた一戦を制した。
これで前期が終了。中盤に勝ちきれない時期こそあったが、結果は6位。昨年より2つ上の順位で前半戦を折り返した。今月中旬にはアミノバイタルカップも控え、新たな戦いに向けて秋田監督は「全国大会に行けるように頑張ります」と意気込んだ。

◆秋田 浩一監督
「(試合を振り返って)もうちょっと全体的に頑張って欲しいと思った。やっぱり暑くて辛かったと思ったんだけど、チームのため、仲間のため、自分のために走って欲しかったというのが僕の願望。(八木の起用について)角井が出場停止で、松村優太郎が喉を痛めて熱があるといっていたので、もしダメだったら松本(瞬)というのも考えていた。その中で八木が先発をした。(八木のパフォーマンスについて)あんなもんじゃないですか。もうちょっとボールが蹴れればいいけど。(先制点を奪われてから逆転したことについて)それは良かったけど、その前に何度か決定的なチャンスはあった。それを決められれば良かった。(主将・大塲と副将・室町がゴールを決めたが)一生懸命やっている子達なので良かったと思う。(長いトンネルを抜けたが)いつかはこんな日が来るので、努力してればこういう日が来るというのをこの経験でわかったら良かったと思う。(前期を振り返って)連敗が痛かったかな。追いつくまでは行けるんだけど、そのあとに耐えられない。そこを耐えていれば3つの引き分けでもっと勝ち点を重ねられたと思うので、勝てないにしても耐えられる、そこが耐えられない。ここからはそこを鍛えて夏やるしかない。(監督から前期のMVPを挙げるとすれば)いないけど、キャプテンの大塲。天皇杯も含めてほぼフルタイムで出たので。天皇杯がなければあれだけど、天皇杯があってリーグ戦という中でフルタイムで出たのは彼だけかな。(アミノバイタルカップに向けて)ボールと人が動くのと、暑いけど運動量を落とさない。しんどくなればしょうがないんだけど、うちのサッカースタイルを変えないで精度を上げていくのが一つ。もう一つは今日も先に失点をしてしまったので、失点しないチームに変われる様に、もっとポジションを早く取ったりボールに行ければいいかなと思う。(目標は)全国大会に行ければいいと思う。行けるように頑張ります」

◆大塲 淳矢(法4)
「(試合を振り返って)立ち上がり、自分たちの押せ押せの時間で先制点を取られてしまったのが大きかったが、何とかひっくり返して勝ち点3が取れたのでよかった。(PK)最初は真ん中に蹴ろうと思っていたが、相手キーパーが倒れるのが見えたので落ち着いて逆に蹴れた。(PKの時にボールを拾い、蹴るアピールをしていたが)今日は自分が蹴ろうと思っていたから。(前期リーグ戦を振り返って)立ち上がりは何とか4連勝して勝ち点を拾えたが、そこからなかなか勝つことができなくて、追いついてから1点とられてしまったり、先に点を取られてしまったり、自分たちがよくないからこそ負けていた部分がある。そこを修正していければ、後期はもうちょっと勝ち点を稼げるのではないか。後期も自分たち次第だと思う。(天皇杯の始まりから今日までチームで変わったことは)1試合1試合、1つ1つチームの改善点が見えてきて、改善点についてちゃんと話せているというのがよかったと思う。チーム全員で前期の開幕時にはなかった層の厚さといったものを少しずつ出せてきていると思う。誰かがケガした中、他の選手が出ても遜色ないプレーができると確認できたのが大きかった。(次戦アミノバイタルカップに向けて)総理大臣杯に出たことがなく夏の連戦になるので、チーム全員の力が必要になる。全員で何とか総理大臣杯の出場権をとりたい」

◆室町 仁紀(商4)
「(今日の試合を振り返って)前半の最初、良い時間のところで自分たちが点を取れなくて、失点をしてしまった。けど今までの試合よりはずるずると行くことがなく、自分も点が取れてそこからは良い雰囲気で試合をできたと思う。後半は相手が悪かっただけで、自分たちもバテてしまい、駒大らしいサッカーが最後までできたかと言われるとできていなかった。(自身のゴールについて)高橋潤哉が前に入ってくれて相手のディフェンスを引きつけてくれた。中原輝が来るかなと思っていたら、良いボールが来た。あまりしっくりと脚に当たらなかったが、ボールをねじ込むという気持ちで蹴ったら入ったのでよかった。(リーグ戦最終日だったが、リーグ戦を振り返って)最初に法政大学に負けた後から猛練習をし、良い雰囲気だったがそれで安心してしまい連敗してしまったのかなと思う。今回はアミノバイタルに向けて良い形で勝とうとなっていて、今回の試合で勝てたので良かった。自分は1年生の時からリーグ戦には結構出ていたが、それ以降の2年間は全然出ていなかった。今年はずっと試合に出ていたが、得点やアシストという結果を出せなかったことが残念。ただ、他の部分で少しは貢献できたという意味で試合に出れたのだと思う。ここで安心することなく、夏に向けて自分の運動量をしっかり活かしていきたい。(アミノバイタルに向けて)3年間出場していないのでまずは出場権をしっかり取って、総理大臣杯に出れるように頑張りたい」

◆八木 大政(法3)
「(今日の状態は)今日は土曜日の試合で、木曜、金曜は緊張してあまり眠れなかったが、今日はいい感じに緊張せずに力が抜けていたので良かった。(今日の試合がトップチームデビューになるが)初めての試合になるので、純粋にサッカーを楽しもうと。あとは、自分ができることをやろうと思っていた。(監督やスタッフ陣からはどんなことを言われていたか)監督からは、『かっこつけずに普通にやれ』と。コーチからは、『失うものは何もないから、楽しく全力でやれ』と。自分のできることを発揮して、2年半出れなかった分、気持ちが入っていた。(ゴールキックが飛んでいたが)自分はあまりキックが得意ではないが、飛距離だけは持ち味。今年始まってから監督にも言われて、毎日キックは練習していたので、初めて出た試合でも緊張してもいつも通り蹴れて良かった。(他に得意なプレーは)シュートストップが得意。今日はそんな場面があまりなかったが、そこが発揮されるよりない方がいいので。ディフェンス陣が頑張ってくれて、先に(相手の)チャンスを潰してくれたのは大きかった。(試合を振り返って)最近勝てていない中で初めて出て、プレッシャーもあったが、アミノバイタルもあるのでここで勝たせてチームが勢いに乗ることで良い方向に持っていきたい思ってプレーをしていた。(同期のGK・松村優太郎(市3)と話す場面も見られたが) 自分が見えていないところなど、優太郎の方が出ているので経験を聞いて、試合の入り方などを意識した。優太郎だけでなく、(角井)栄太郎くん(仏4)からも連絡が来たり、昨日も『頑張れよ』と言ってくれたり、2人には本当に助けられた。(次の試合のアミノバイタルカップに向けて)まだ誰が出るかもわからないので、チャンスがないというわけではない。あと2週間、自分も出れるようにいい準備をして、キーパー陣が盛り上げていって勝てるように頑張りたい」

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