• 今季初のタメン出場で2安打を放った小堺。好守備も見せた=上柚木公園野球場で(富岡亮弥撮影)

  • 初登板の小林優。課題は長いイニングを投げられるスタミナだ

  • 同じく初登板となった三友。2、3年生で試合を作れる投手の台頭が待たれる

  • 小林海は3回に三塁線へ2点適時二塁打を放った

  • 加園、山名、岩崎など普段は一番手の野手はベンチから、渡邉、山下の投手陣2人はバックネット裏から試合を見ていた

スタメン総入れ替えで臨んだ今季最終戦 投手陣が乱調26失点でコールド負け

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部対青学大3回戦(2018年05月23日 01時57分)

東都大学準硬式野球春季リーグ2部対青学大3回戦が5月21日、上柚木公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

青学大 730 0105 1 =26
駒 大 102 000 0 =3
(7回コールド)

     打安点
(8)小 堺420
(9)船 崎200
(4)井 上310
(3)朝 木211
(7)小林海112
 H佐 藤100
(D)葛 西200
 H大 谷100
(2)柳 原200
  岡 部100
(5)飯 山200
  加 園100
(6)奥 山210
  山 名100
    計2463
二塁打:小林海(3回)

    回   打安責 奪三振 四死球
●原 野2/3 1157  0   3
小林茂11/3 1013  1   5
小林優21/3 1569  1   3
三 友 1   1055  1   1
川 井12/3 732  1   1

 スタメンを総入れ替えし、2・3年生の投手陣で臨んだ今季最終戦はチームの投手事情を表す一戦となった。
原野真幸(政3)が先発。初回に四死球で出した走者を長短打で返されるなど7失点スタートで1回途中で降板。代わった小林茂幹(営2)が後続を断つも、2回に4者連続となる四球などで失点を重ねる。3回からは小林優治(商2)が今季初登板し4回までを無失点に抑えるも、5回に入って相手打線に打ち込まれる。代わった三友真一郎(経3)が右越3点本塁打を放たれるなど、相手の流れを止められずこの回10失点。その後川井駿弥(仏2)が今季開幕戦ぶりの登板を果たした。打線は初回に朝木啓吾(商2)、3回に小林海斗(歴3)が適時打を放つも打線が繋がらず。
 チームは投手陣が乱調26失点と、今季2部リーグとしても初の7回コールドで今季リーグ戦を終えた。

◆加園 凌大主将(経3)
「(普段はベンチにいるメンバーがスタメンとして試合に出たが)リーグ戦は長くてスタメンの選手の調子が悪かったら他の選手が試合に出るっていうことは全然ありえる。そういった意味でベンチ入りメンバーの調子をみたいという意味もあったし、1枚目のメンバーだけでなく2枚目の選手もしっかり試合で戦えるようにということで試合に出した。(個人的にベンチから試合を見ていてどうだったか)ピッチャーだけのせいにはしたくないがあそこまでストライクが入らないと、守っている野手からもどうしようもないという感じ。(野手目線で見てどうだったか)そこまで大きなミスは無かったが、もうちょっと思い切ってプレーしてもよかったのかなと思う。雰囲気も込みで明るさやプレーも。(試合前には何を話したか)良い流れで来ているので勝点5を目指して戦うのと、入替戦に向けて弾みがつくような試合にしていければいいという話をした。(入替戦、清瀬杯など大会が続くがそこに向けて)今日でリーグ戦が全部終わって個人で課題がいろいろ見つかったと思うので、それを克服しながら自分たちらしく楽しみながら戦っていきたい」

◆小堺 友介(市3)
「(今季初のスタメンでの出場だったが)試合に出たのが関東大会ぶりで、ずっと自分がいないチームで勝っていて、正直チームの一員に慣れていないような感じがしていたので、今日試合に出れたことは良かったが、もっとできることがあったんじゃないかと思っている。(2安打を残したが)どっちもボールを捉えたという感じではなく、飛んだ場所が良かった。自分の状態としては何とも言えないところだが、その後の盗塁失敗があって、打ったことに満足していた部分はある。(今日の試合を振り返って)普段出ていないメンバーが試合に出ていたというのもあるが、それを言い訳にしちゃっている部分があると思う。1枚目のメンバーとの差を感じたし、もっともっと底上げしていかないといけないのかなと思う。(次のステージに向けて意気込みを)入替戦も清瀬杯も多分格上のチームと戦うことになると思う。いつも出ているメンバーだけではなく、それこそ今日試合に出ているメンバーも試合に出て、今日のような結果を残さないようにチーム全員で戦っていくことが大事かなと思う」

◆小林 海斗(歴3)
「(今日の試合を振り返って)今日はいつもは控えの選手が出ていたので、やっぱりチームとしては流れは良くなかったかなと思うが、個々で色々やろうとはしていた。(普段ベンチにいるメンバーで試合を戦ったことについて)試合に慣れていないなと思った。やっぱり今まで試合にでてきたメンバーとの差が出ていて、慣れというのは大事なんだなと。(個人的には2打点を挙げたが)試合に久しぶりに出させていただいて後ろに繋ぐことだけを意識していた。(主務としてチームを支えているが、選手と主務との兼ね合いはどうか)正直に言うと凄く大変だが、他の人にはできない経験をさせてもらっているのでこれは大学生活においていい財産になっていると思う。他の大学生とも仲良くなって人脈も広がった。自分にできるチャンスがあるなら、他の人のチャンスにするよりは自分でそのチャンスを掴んだ方が良いので。(次のステージに向けて意気込みを)まずは主務としてチームがいい方向に迎えるように。それができたら主務冥利に就くので。もちろん選手としてチャンスがあれば、活かせるように頑張っていきたい」


◆小林 優治(商2)
「(リーグ戦初登板となったが振り返って)全体的にボールが高め中心になってしまっていたので、その中でどうやって相手を抑えていこうかなと考えていた。バッターが早打ちしてくれたので何とか抑えることができたのかなと思う。(試合中何を意識して投げていたか)相手との点差が開いていたので、雰囲気が悪くならないようになるべく最少失点で抑えることと、ストライクを多めに投げられるようにということを考えていた。(捕手の柳原選手とはどういった話をしたか)カウントを作っていかないと試合にならないので、ストライク先行でテンポよくいこうという話をした。(投げてみて試合全体を振り返って思ったこと)このままじゃ3番手に出てくるピッチャーがいない。チームとしてピッチャーの底上げをしていかないといけないと思った。(2,3年生投手陣で試合を戦ってみて)結局コールドという形で26点獲られてしまって、4年生がいなくなった後を考えると試合にならないな、と思った。(今日の登板を振り返っての課題は)投げる体力が足りなくて、今日は2回を抑えられたが3回4回と長いイニングを抑えられるようにしていきたい。(入替戦や新人戦に向けて意気込みを)今のままだと勝てる見込みがないので、球速や変化球など全てのことにおいてレベルアップしていかないと勝てないと思っている。投手力を上げていきたい」


☆準硬式野球部は今試合で平成30年度春季リーグ戦が終了いたしましたが、1部6位の大学と昇格をかけた入替戦、清瀬杯第50回全日本大学選抜準硬式野球大会出場予選会、新人戦など大会が続きます。コマスポHPまたは、コマスポブログ内で詳細が分かり次第、連絡させていただきます。

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