• 4年生を中心に駒大のチームの輪を作り上げてきた=駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で(伊藤大志撮影)

  • 最後はみんな笑顔で

  • 感極まる選手たち(高橋美里撮影)

引退特集!〜期待を背負った4年生たち〜

[男子バスケットボール部](2017年11月02日 11時36分)

関東大学リーグ対江戸川大18戦が10月28日に行われ、この試合をもって4年生が引退した。
この代からスポーツ推薦枠が設けられたこともあり、白井監督の言うようにたくさんの期待を背負った代である。またA、Bチームと分けたのはこの代からの試みで、チームをまとめることへの苦悩をキャプテン前田は語った。4年生を中心にチームの輪を作り、一昨年は3部、去年は2部リーグ8位、今年は2部リーグ6位と駒大は年々成績を上げている。そんな今の駒大の基盤を作り上げてきた4年生にバスケ部生活を振り返ってもらった。

◆前田祥太(営4) #18
「(キャプテンとして)大変だった。人数が増えて50人を超え、Aチーム、Bチームと別れて練習してきたので、そういう面でまとめることが大変だった。Bチームの人に負担がかかってしまったという風に感じていて、キャプテンとしては申し訳なかったと思っている。(試合に出ていた立場としては)リーグ戦通して背負いすぎてしまって、自分のプレーがわからなくなってしまった。難しかった。2年の大髙(祐哉)が1年で上手くなって、安心して一緒に出ていられたので助けられた。去年だったら自分がいなくなったらダメだった面が大きかったが、今年は自分がダメでも大髙が助けてくれたのでとても感謝している。(バスケ部での4年間は)年々順位が上がって、チームの人数が増えていった。1年目は入って正直ギャップを感じた。高校は、強豪チームと言われるところにいたので、入ってみて正直実力的にレベルは高くないなと感じていて、(石井)峻平とかとは4年目で絶対にインカレに出れるようにしようという目標を1年のときから話していた記憶がある。そのためにはまず、チームを変えないといけないということだった。幸いにも、先輩がとても協力的で、自分たちが1年生のときから試合にでることに対して支えてくれて、練習の雰囲気も一緒になって変えてくれた。(4年間で印象に残る思い出は)1年生の最初の大会。その試合はトーナメントで、最初に専大にダブルオーバータイムで勝ったこと。そこから、4年連続ベスト16入りを果たしているので、その試合は4年間を見ても大きい出来事だった。当時駒大は3部で相手は1部だったので。相手がすごくなめていたというのはあったが、勝ったというのは事実なので、嬉しかった。あとは、やはり最後の試合。4年生が全員出れて本当に嬉しい。4年間通して試合に出れた選手は、僕と峻平、(渡邉)健太くらいだったので。井上(匠)は1、2年生の頃は出ていたが、けがで途中から出れなくなってしまった。他のメンバーは、小柳(大)をはじめとして出れなくても応援席で応援してくれるようなすごく仲間思いなチームメイト。僕たち試合に出ているメンバーが上手くいかないときに、『お前だからやれるんだぞ』と言葉をかけてくれるメンバーだった。最後は勝って試合に出したかった。4年間をその2分に集約したような場だったのかなと思い、印象に残っている。(バスケ部で過ごして成長したことは)考え方が変わった。1年生の頃は、コーチがいないことにネガティブで、『何でコーチは平日いなくて、休日試合のときだけ来ているんだ』と思っていた。駒大のバスケ部は、学生が案を出して『こういう事をやりたいんです』という意見が通るチーム。高校の時までは『こういうことをやれ』と言われてきたので、1,2年生の頃は『何すればいいんだよ』と思っていた。それが3、4年生の時に変わった。3年生で『こういう風にやったらいいんじゃないかな』と考えてできるようになってきて、4年目でさらにコーチの『こういう風にやったら』を実行しつつ自分たちのやりたいことも加えられてそこのバランスが一致するようになった。(同期へ)仲間思いで、チームのことを第一に考えてくれるチームメイトで、僕たち試合に出ているメンバーからしたら本当に感謝しかない。何より、下級生から慕われていると思うので、そこは誇れることだと思う。それは、4年生が長らくチームの輪を作ってきたからだと思う。(副キャプテンの石井との思い出は)同じ新潟出身で、高校のとき、国体で一緒になった。僕が駒大に行くことが決まっていて、僕の先生が『峻平も一緒に行ったらいいんじゃない』と言って、『峻平一緒に駒大行こうぜ』となってそれで一緒に行くことになった。1年目から一緒に試合に出ていて、ずっと一緒にバスケをやっていたのでそれだけ思い出はある。(後輩へ)実力があるメンバーが多いので、今後絶対強くなっていくと思う。その中で、駒大の学生主体のチームであるという特色をはき違えると、学生だけで何でもしていいという考え方になってしまいかねないと思うので、監督がいてコーチがいてというのを忘れてはいけない。監督やコーチは自分の仕事の合間を縫ってきてくれているのでそれを第一に考えて、監督やコーチが言ったことは絶対ではないが、ちゃんと話を聞いてルールの中で自由に楽しく駒大らしくやってほしいと思う。(今後バスケは続けるか)横河電機という実業団のチームで続ける」

◆石井俊平(G4) #24
「(試合を振り返って)シンプルに悔しい。リーグも目標のインカレに届かなかったのは本当に悔しい。途中からは1つでも順位を上げていこうとなった。今日も勝てば4位だった可能性があったことを思うと悔しい気持ちが強い。(4年間を振り返って)高校が全国に行くような強いチームではなく、最初はレベルの高さに驚いた。それでも、上手くなって上で活躍するために地道に頑張ってこれたのはよかった。1年の時は3部で2部や1部のチームとやるとボロボロで通用しなかった。それでも、1部とインカレ出場を目指して、ここまで上位に食い込めるくらいまでこれたことは成長できたということなのかなと思う。(印象に残ってる試合は)試合となると難しいが、駒沢は本当に明るいチーム。上も下もみんなでバカやったことが思い出に残っている。(後輩たちへ)下の子たちはみんな上手。1部インカレを目指せる。競争は激しいし大変なこともあると思うけど、目標はぶれずに1日1日を大切にしていってほしい。ほんとうに期待している」

◆池上和希(法4)#5
「(4年間を振り返って)ほんとうにあっという間の4年間だった。(成長できた点は)チーム全体をまとめるために個々を集結させなければならないが、50人近くもいる。それを上級生としてまとめていくということは自分の力になったと思う。(印象に残っている試合は)1年の時のトーナメントで、1部の専大を倒したこと。ダブルオーバータイムで倒して、その時に4年生がかっこいいなと思い憧れた。自分もあんな4年生になりたいと思いやってきた。(後輩に向けて)人数が多い中で、ベンチ入りが15人、出れるのは5人と厳しい競争になる。ベンチに入れなくてもやり通す、チームのために何ができるのかを考えて、チームに貢献していってほしい」

◆井上匠(法4) #7
「(試合に出て)緊張したが、皆が出してくれたので、素直に嬉しかった。(4年間を振り返って)自分は1年間、けがでできなかったが、同じ同期と、 川嵜幸祐(2016年度卒)さんという大先輩が支えてくれたので、楽しくできた。(4年間で成長した点は)気持ちの面ですかね。けがしてできなかった分、腐らずにできたことは、成長したと思う。(印象的なことは)一年生の時に、専大に勝てたことが一番。その時試合に出してもらえたので、それが一番の思い出。(同期に向けて)こんなわがままな自分に、仲良くしてくれてありがとう。(後輩に伝えたいことは)チーム一丸となって、今年より良い成績を出してもらいたい。(駒大バスケ部は)ファミリーですね」

◆小柳大(地4) #9
「(試合に出て)前の試合に出してもらえたので、出たいなという気持ちはあった。今日は出られないかなとも思っていたが、最後に監督の白井さんが「出ていいよ」と言ってくれた。4年間一緒にやってきた仲間と一緒のコートに立てたことは、自分にとって財産になるなと思った。(4年間を振り返って)自分自身、試合に出るような立場ではなかったので、勝利という面ではチームにあまり貢献できなかったが、声を出したりといったサポートを4年間徹底してやれた。頑張ってきてよかったなと思う。(4年間で成長した点は)この4年間は、毎日指導してくれる監督やコーチがいなかったので、自分たち学生が主体となってやってきた。自分たちで、勝つにはどうしたら良いのかを考えながらやれた。成長というか、良い経験だったなと思う。(印象に残っていることは)1年生の時のトーナメントで、1部で格上の専修大に勝てたこと。もう一つは、2年生の時のリーグの入れ替え戦で2部に上がれたこと。辛い思いもしたが、2部に上がれたことは自分にとって印象に残っている。(同期に向けて)残り少ないので、飲みましょう!(笑) (後輩に伝えたいことは)今の駒澤は50人と人数も増えて、大所帯のチームになった。試合に出るメンバー、出ないメンバーとあると思うが、一生懸命やっていれば結果もついてくると思うし、駒大でバスケやれて良かったと思えると思うので、辛いこともあると思うけど、一生懸命やってもらいたい」

◆佐々木弘太(仏4) #0
「(4年間を振り返って)辛いことがたくさんあったが、同級生に本当に救われた。(印象深い出来事は)自分たちが2年生のときにあった3部から2部に昇格した試合。4年生少ない中、米澤さん(2015年駒大卒)という方を筆頭に、若いチームだったがチームをまとめてもらった。その中で活躍することができて、昇格することが出来たのでとても思い出に残っている。(後輩に向けて)今日試合が終わって泣いてしまったが、泣く裏側には本気でやったという証拠があるという事。中途半端だと愚痴が出るが、一生懸命やれば夢や希望が語れると思う。最後涙が出るまで後輩には一生懸命やってほしいと思うし、そういった過程を積み重ねていけば結果が付いてくる。バスケの試合は40分だが、自分と向き合う時間は無限にあると思うのでそういう所を大事にしていって欲しい。(同期に向けて)感謝しかない。辛い4年間だったが、前田や石井、特に井上に関しては辛いときに支えてもらったので、この3人には特に感謝している。同期は色んな思い出があって濃いメンバーだった。(卒業後は)一般企業に就職するので趣味というかたちでバスケを続ける」

◆須田全一(経4) #20
「(4年間を振り返って)自分はあまり試合に出場はしなかったが、自分の役割というものをやり尽くせて、最高の4年間になった。(成長した点は)高校の頃は常に試合に出ていたが、大学で完全に役割が変わった。気持ちの保ち方とか、そういった点で成長できたと思う。(印象に残っている試合は)2年の入れ替え戦で2部に上がった試合。自分たちの代がほとんどベンチに入り、試合に出るのも自分たちの代の選手が中心だった。そこで2部昇格できて、当時の4年生だった米澤さんたちと試合ができてよかった。(後輩たちに向けて)自分は実業団でバスケを続けるので、練習試合などで顔を合わせることもあるとは思う。リーグで勝てることなどもわかってきたと思うので、来年のトーナメントやリーグ戦に向けて頑張っていってほしい」

◆平野大輔(商4)#62
「(4年間を振り返って)1、2年で試合に使ってもらっていたが、3、4年になるとけがや就活だったりで、練習に出れず試合にも出られなくなっていった。それでも、最後に4年生がみんなで出ることができて、感謝の気持ち。(印象に残っていることは)自分たちの代は監督が3回も代わっている。それはすごく大変なこと。その中で順位を上げてくることができたのは前田や石井を中心に4年生の結束力があったからだと思う。(4年間で成長した点は)中、高と試合に出れる環境だったが、大学で出ない立場となり、考えさせられることも多くあった。出る人たちを支えること、裏で支えることの大切さを学べた。(後輩たちに向けて)生徒主体なのはこれからも変わらないと思う。妥協するも追い込むも自分次第。しっかりと妥協せずに、後悔のない終わり方をしてほしい」

◆増田佳季(禅4) #6
「(今日試合に出て)4年間で初めてだったので緊張したが、みんなが声を出して盛り上げてくれて楽しくできた。(4年間を振り返って)1年生のときは本当につらかった。後輩たちが入ってきてだんだん楽しくなってきて、本当に感謝している。(4年間で印象に残っていることは)2年生のころの専大戦。1点差で負けてしまったことが、印象に残っている。(バスケ部で過ごして成長したことは)感謝する気持ちは、自分の中で養えたと思う。今までいろいろな人に支えてもらったので、すごく感謝している。(同期へ)本当にありがとうの一言。ここまで何度もやめたくなったが、同期が支えてくれたのでやってこれた。(後輩へ)自分たちの代でインカレに行けなかったので、行ってほしい」

◆渡邉健太(経4) #10
「(4年間のバスケ生活を振り返って)とても楽しかった。駒大は基本的に自由たが、その中でも楽しさと厳しさがあって大人な環境を与えられて個人的に成長できた。(4年間で印象深い思い出は)3部から2部に昇格できたこと。(同期にむけて)4年間ありがとう。今後もバスケを続ける人は試合会場などで会うこともあるだろうし、続けない人も遊びに行ったり飲みに行ったりしたい。(後輩に向けて)あいつら強いので言うことないです(笑)(卒業後は)神奈川の実業団でバスケを続ける。仕事と両立で大変だと思うが、毎日1つ1つのことを一生懸命頑張りたい」

◆川崎清夏マネージャー
「(4年間のバスケ部生活を振り返って)1年の時から自分たちの代は苦労することが多かった。そんな中で、10人まとまって乗り越えてきた。それが、最後みんな笑顔でこういう形で終われてよかった。(マネージャーとしての思い出は)自分は高校の時にプレイヤーでマネージャーが好きじゃなかった。でも、あるきっかけで自分がやらせてもらうことになって、支える立場になることでいろんなことが学べた。大変なこともたくさんあるし、文句とかもあるけれど、耐えて耐えて自分が何をできるかということを探しやってくることは頑張ったことだし、大変だったこと。(4年間で成長したことは)人として。選手たちよりも大人の方と話したり、感情をコントロールしたり、気を配ったりというところが成長できた。監督から『最高に気の利くマネージャー』と言われたのが最高の褒め言葉。(後輩に向けて)自分たちが戸惑ったり失敗するところをたくさん見てきたと思う。後輩たちは来年に向け、反省と改善をしていってほしい。キャプテンも言っていたが、年々良いチームになり、上を目指せるチームになっている。その流れを引き継いでほしい。Aチーム、Bチームにわかれたり苦労はあると思うけど、(増野)佑衣が引っ張ってくれる。自信を持っていえるいいマネージャーなので、ついていってほしい」

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