• 1点を守り抜いた東野=大和スタジアムで(寒川朋子撮影)

  • 平野の犠打が得点につながった

  • 先制に喜ぶ選手たち(斉藤広樹撮影)

1点を守り抜き勝利!2部優勝に王手!!

[硬式野球部]東都大学野球秋季2部リーグ対青学大1回戦(2017年10月17日 18時21分)

東都大学野球秋季2部リーグ対青学大1回戦が大和スタジアムで10月17日に行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

青学大 000 000 000 =0
駒 大 000 000 10x =1


      打安点
(7)緒 方400
(8)米 満320
(9)酒井良200
(3)恒 川310
(5)平 野200
(D)巴 山300
(2) 長 310
(6)青 木200
(4)田 中300
     計2540

      回  打安点
 ○東 野 81/3 2840
 白 銀  2/3 100

 電光掲示板には0が並び続けていた。雨の中白熱した投手戦が動いたのは7回。米満一聖(市4)が右前安打で出塁し、酒井良樹(法3)の犠打で1死二塁。さらに恒川大輝(法4)の右前安打で1死一、三塁とすると、平野英丸(地2)の犠打失策の間に生還し1点を先制。均衡を破った。先発の東野龍二(商4)も課題であった立ち上がりを修正し被安打4の好投を見せた。9回に代わった白銀滉大(法3)が試合を締め勝利。2部優勝に王手をかけた。
 
◆大倉孝一監督
「(今日を振り返って)しんどかった。(試合中には選手にどんな声をかけたか)向こうのピッチャーも良かったと思う。ヒットを打つことができなくて、(チャンスを)作れなかった。ただし、アウトカウントは関係なくて、とにかくワンチャンスを作って行くこと。最後まで粘って行こう、ということをずっと言い続けた。それで7回にああいう形につながったかな。ある意味ワンチャンスの、最小得点で逃げ切った。(東野選手が調子を戻して来たがどんな練習をしてきたか)一つは、少しだけ体の開きが早くなっていたので、変化球を見極められていたところがあったけれど、この1週間でフォーム的に修正をした。あとは、もう結果は関係ないから、粘って自分の役目を果たしていこう、ということを言ったくらいかな。(白銀選手が登板するときどんな声をかけられていたか)とりあえず状況を説明した。ワンアウト一塁なので、長打だけ(を気を付けろ)。一人ずつ、そのあと満塁になっても良いから一人ずつ行こう、ということを言った。あとは、お前は(調子が)上がっているのだから、結果はいいからお前のボールを投げろ、という二つ。(優勝に王手だが、いつもの通り一つ一つ?)一つ一つ。優勝とか関係ない。見てるのはもっと先なので、明日のゲームでも今までやってきたことを続けて行く。その連続。それをずっと言い聞かせている。浮き足立つことがないように、諦めることがないように、自分勝手にならないように、ということを続けて行く。(少し打撃に不安が残る部分もあるかと思うが)もうそれはある意味想定内。もともとガンガン打てるチームではないというところが分かってやってきている。今更めちゃめちゃ打てるように出来るなら誰か教えて(笑)という感じなので、とにかく持ってるものを全部出すというだけ。(明日に向けて一言)淡々と、粘りのある野球をやる。それだけよ」

◆米満一聖主将
「(今日の試合について)一戦一戦なので勝ててよかった。(悪天候の中の試合だったが)影響はなく、モチベーションも下がらず、どんどん攻めていこうということでやってこれたと思う。(途中打線が沈黙したことについて)打てないことはしょっちゅうある仕方のないこと。気持ちを切らさず出来た。7回はその諦めない気持ちだった。(7回に走ったのはコーチャーからの指示か)相手がボールを落としたのを見てから走った。(明日への意気込みは)明日も本当に一戦一戦戦っていく。今までと同じ変わらない気持ちで、最後まで諦めないで戦う」

◆東野龍二
「(今日は)調子自体は悪くなく、初回から慎重になりながら丁寧に行こうと思っていた。慎重に行きすぎても前回からよくない方向に行っていたので、丁寧にいきつつも大胆に思いきってやっていこうと思っていた。後ろにも白銀だったり辻本もいるので、自分は初回から行けるところまで行こうと思って飛ばしていけた。(交代の際に白銀には何を話したのか)相手打者の特徴だったりとかを伝えて変わった。(交代で悔しさとかは)最後まで行けたらよかったが、自分はそんな一人で投げようというよりは、行けるところまで行って、後ろには信頼できる投手もいるので、自分はやれるところまで行こうとやっていた。(疲れは)もう最終カードで疲れとかそんなことはもう言ってられない。自分が投げないといけないというのはしっかり自分でも理解しているつもりなので、今日は取れたが最後まで明日切り替えてやっていきたい。(優勝まであと1勝だが)今日勝ったが、まだまだ気が抜けないので、また明日試合の入り方から慎重に、最後試合が終わったときに相手を上回れるようなゲームをして行きたい」

◆白銀滉大
「(登板するとき東野選手から声をかけられていたがどんな内容か)正直上がっちゃっていてあまり覚えていない。(1点差且つ最終回1死一塁の場面。緊張やプレッシャーは)出る前に(青学大の)3番西村選手に合わせておけと言われていたので、気持ちの面は少しは作れていたが、ここで打たれたら同点で延長、または負けになってしまう。ここは絶対抑えて行こうと。やっぱり緊張していました。(優勝に王手。明日に向けて一言)明日も勝って2連勝で優勝して、良い気持ちで喜びたい。明日もゼロで抑えて行きたいと思います」


*Twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_basaball)

次戦、対青学大第2回戦は10月18日(水)12時30分より大和スタジアムで行われる予定。

■大和スタジアムへのアクセス
小田急江ノ島線「桜ヶ丘駅」下車 徒歩10分
小田急江ノ島線・相鉄線 「大和駅」下車 徒歩15分

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