• 西山は3位入賞したが悔しさをにじませた=駒沢公園内で(伊藤大志撮影)

  • 全日本の疲労がある中での走りとなった下(奥田葉月撮影)

  • 広瀬は近くを走っていた青学大の選手に競り勝ち、自己ベストも更新

  • 自己ベストを更新し、健闘した山口

  • 佐々木は初ハーフで健闘したが、課題を口にした

西山が3位入賞。広瀬、山口も自己ベスト更新

[陸上競技部]第11回世田谷246ハーフマラソン大会(2016年11月14日 00時04分)

第11回世田谷246ハーフマラソン大会が11月13日、駒沢オリンピック公園陸上競技場を発着点とした折り返しコースで行われた。結果は以下の通り(上位3名までと駒大のみ)。


<ハーフマラソン陸連登録者男子>
1位 ポール・クイラ(コニカミノルタ) 1:02:27
2位 鈴木塁人(青学大) 1:02:55
3位 西山雄介(経4) 1:03:08
8位 下 史典(経2) 1:04:01
10位 廣瀬 匠(法4)1:04:47☆
16位 板橋賢吾(市3)1:05:45
20位 山口優希(政2)1:05:56☆
22位 佐々木聖和(営1)1:06:21★
28位 白頭徹也(市2)1:06:52
73位 三嶋敦司(政3)1:10:14
☆は自己ベスト、★は初ハーフ

全日本駅伝から1週間。全日本駅伝でも走った西山、下が積極的に先頭集団でレースを進めた。そのまま西山が3位、下が8位と上位で終えるも2位にはライバル・青学大の1年生が食い込むなど悔しい結果となった。広瀬、山口は自己ベストの更新、初ハーフとなった佐々木も健闘した。

◆西山雄介
「(今日は)全日本駅伝から1週間ということで疲れはあったが駒大の主力としてトップを目指していた。結果として青学大も1年生に負けてしまった。きついときでも勝たなきゃいけない立場だと思っているので情けない。(疲れのある中でこの大会に出場した理由は)この大会か上尾ハーフには出場しようと考えていた。どちらに出るかを考えたときに全日本駅伝から1週間ではあったがアップダウンのあるコースでこっちが箱根向きだった。疲れがある中でも箱根を見据えて出場した。(監督からは)トップ集団で後半まで我慢して走るようにといわれていた。(箱根に向けて)出雲、全日本では悔しい思いをしてこのままでは終われない。箱根まで2か月をきっている中でやるべきことはすべてやって、箱根では勝ちにいく」

◆下史典
「(今日の調子は)先週走った全日本大学駅伝の疲れがもう少し抜けきっていたら良かったと思うところはあった。それでも、西山さんや青学の全日本を走った選手にも1人負けているので、全日本を走ったことは言い訳にできないし、調子は良かったと思う。(監督・コーチからは)おそらく青学が先頭を走る形になるからしっかりついていき、後半勝負できるように前半は余裕をもって行くように言われた。が、実際には前半から結構足が重く、後半に余裕をもたせられなかったので、そこが今回の課題。(気温が高かったが影響は)走りやすかったので、ちょうど良かった。(藤田コーチや青学の選手と走る中で意識していた人は)やはり青学には負けたくなかったので、先頭を走っていた青学の選手は意識していた。(今回のレースの目的は)ハーフマラソンは昨年1回走って今回が2回目だったので、最低でも自己ベストを出して箱根につなげたいという思いがあった。しっかりベストを狙いたかった。(箱根に向けて)この後合宿もあるのでそこでしっかり練習していきたい。箱根までは約1ヶ月半あるので調子をピークにもっていけるように頑張る」

◆広瀬匠
「(今日は)最初全体のペースが速く入る中で、冷静に入って自分のペースで走ることができた。冷静に走ることは駅伝を見据える中で重要だと思っていた。今季に入って、腰が痛くレース前に一睡もできない時期もあった。今回はそれがなく走ることができたので良かった。(タイムは)自己ベストは出すことができたが、もう少し1時間3分台に近いタイムで走りたかった。(監督からは)青学大の選手に食らいついていくようにといわれていた。出雲、全日本でしっかり勝っていて、箱根の優勝にも今1番近いチームだと思う。そこの選手に勝つということは大きいと思っていた。結果として、青学大の前を走っていた1人、後ろを走っていた3人にラスト1キロで競り勝てたので最低限の走りはできたと思う。(箱根に向けて)最後なので優勝して終わりたい。後輩に何かを残したいし、駒大のチームの一員として勝利に貢献したい」

◆佐々木聖和
「(今日の調子は)初めてのハーフマラソンだったので、いつも通り自分の走りをしようと思っていたが、力んでしまった部分があった。調整の段階では結構動けていると思っていたが、初めての20kmということで、経験の無さが出てしまった。(監督・コーチからは)特に指示はなかった。(気温が上がってきた影響は)所々でしっかり給水をとったのであまり暑さは感じなかった。逆に寒いよりは良かった。(一緒に走る選手の中で意識していたのは)青学大の鈴木塁人選手とスタート位置で少し話した。同じ1年生同士頑張ろうと言われたが、全く歯が立たなかったので、これから追いつけるように頑張る。(今回のレースの目標は)10km以上のレースは初めてだったが、15km付近の上り坂ではしっかり粘ってペースを上げることを意識していた。(今後は)箱根駅伝まであまり時間はないが、メンバーに入るというより、レースで少しでも上級生、駅伝メンバーに刺激を与えられるような走りができればと思う」

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