• 同点ゴールを決めた齊藤=ダイドードリンコアイアリーナで(中川達夫撮影)

  • 最後に同点に持ち込んだ篠原(田上佳雅撮影)

  • 何度もゴールを守った飯田(中川 達夫撮影)

入替戦進出確定!優勝争いへ

[アイススケート部]平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(2016年11月14日 08時27分)

平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦【2部】対筑波大戦が11月13日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。
結果は以下の通り。

駒 大3-1筑波大

(1-0)
(1-3)
(1-0)

≪得点者≫【】はアシスト
第1ピリオド
3分[駒]渡辺【篠原】
第2ピリオド
18分[筑]
23分[筑]
23分[駒]齊藤 【渡辺】
24分[筑]
第三ピリオド
39分[駒]篠原 【齊藤】【渡辺】


順位決定リーグ最初の試合。負傷でFWの茂内貴宏(心1)が試合に出れずFWが一人欠けた試合。第一ピリオドは開始3分で渡辺慎吾(営2)が先制点を決める。その後も攻め続けるが得点はならず。続く第二ピリオドは攻め込まれることが多く何度も相手の攻撃を防ぎ続けたがすべてを防げず18分と23分に失点。すぐさま23分に齊藤玄(政4)が同点ゴールを決めるも24分に三度失点して逆転される。劣勢の中迎えた第3ピリオドは気持ちを入れ替え攻め込むも相手の守備に阻まれ思うようにいかない展開が続くも39分に篠原聡志(歴4)が同点ゴールを決める。筑波大も終盤に6人攻撃などを行うなど攻撃したが駒大はこれを防いだ。さらなる得点を狙い最後の数秒まで攻勢をかけるも得点はならず試合終了。9月の昭和大戦以来の引き分け。この結果、入替戦進出が確定した。

◆齊藤 玄主将
「(チームの様子は)この一週間筑波戦に向けて研究をしていた。盛り上がっていけた試合だった。(今回の試合は)駒大は得点力のあるチームだったがまけてて(第二ピリオドは)意気消沈で盛り下がっていた。第3ピリオドには盛り上がって点を取って逆転をできると思っていた。逆転はできなかったが同点でよかった。(事前の予想では)筑波もこの試合に勝てないと二部優勝ができないので自分たち以上に意気込みがあると思っていた。接戦になると予測していた。(応援は)ブルペさんには感謝している。応援は力になる。駒大に応援団がいて筑波にいないというのは気持ち的に助けになった。(今回の試合は)一年生の茂内がけがをしてFWが一人足りなくなった。省エネで疲れないように簡単にホッケーをしようとした。FWが少ないので漆田がいつも以上に足を動かして頑張っていた。(自身の得点は)一転負けいている状態での同点ゴールだったのでキャプテンらしいところを見せることができたと思う。(入替戦進出が確定したが)入替戦をするチームは格上だが負けるつもりはない。勝って一部昇格を目指す。(今後の試合は)一つ一つの試合を大切にして二部優勝をしたい。(次戦は)アイスホッケーの魅力を伝えられる試合になるのでぜひ応援に来てほしい。皆さんの応援が力になる」

◆篠原 聡志
「(引き分けだったが)第3ピリオド残りわずかまで負けていて、ここで負けると優勝が見えてこなくなることで、焦りを感じて平常心を失い、自分たちのホッケーができなくなっていた。引き分けということで首の皮一枚つながった形。(二部優勝は厳しくなるが)次に勝つしかなくなったことで引き分けでも優勝が決まるというパターンより潔い。自分としても追い込まれると燃える。(第3ピリオドは)第2・3ピリオド間の休憩時間の雰囲気が誰も話さないなどすごくどんよりしていて、このまま第3ピリオド入るとそれが表情に出てきたりするので自分から皆に話しかけた。それが第3ピリオドへの変化につながったと思う。ピリオド間の休憩も試合の一部。4年生なのでこうしたことで試合作りをするのも心掛けた。(第3ピリオドでのゴールでは)劣勢だったが、取れると思っていたし、何が何でも取るつもりでいた。(自分らしいホッケーは)できなかったと思う。だが、昭和大戦までまだ2週間あるので、一から話し合って、練習で積み立て直せば問題ないと思っている。(試合展開のイメージは)走り負けないことと、パック離れを早くすることを意識したい。パックをずっと持っているとマークされてしまうので。無駄なところを削ったエコなホッケーをしたい。フォワードの茂内がけがで欠けてしまっているので、攻め方も変える必要がある。(FWが一人欠けたが)問題が無いように。自分は出場できない選手の思いを背負ってプレーしていきたい。(リーグ最終戦への意気込みは)今日のような試合していたら勝てない。1人1人がベストを出さないと厳しい戦いになる。私生活や1回1回の練習から作り上げていきたい」

◆飯田奎冴(政4)
「(今回の試合は)まさかの引き分けという感じ。試合前から前回とは違ってタイトな試合になると思ったが、思ったより失点が多かった。でも次勝てば優勝なので、わかりやすくていい。(入替戦出場かかった試合だったが)そこは全然意識してなかった。まずは(二部)優勝してというところ。(今シーズンの調子は)悪くはないが、もうちょっと自分の技術で減らせる失点があるとは感じる。(シュートを何度も止めた。自身の活躍で勝ち点を拾った部分はあると思うが)DFがコース切ったりしてくれて、ある程度選択肢を減らしてくれた。DFとバックチェックに来てくれているFWの力も大きい。(終盤相手が6人攻撃をしてきたが)練習ではやっていないが、パックを取れたらゴールは空いてるので逆にチャンスという気持ちだった。(タイムアウトでの確認は)1点負けてたのでFWの動きといつも通りプレーしようと確認した。(他の選手達は)今日は走れてたしそんなに悪いところはなかった。今日は単純に自分の失点が多かった。最後篠原が1点取って追いついて、最後の試合勝てば優勝という希望が見えてきたので大きかった。(ここまでゴール、アシスト、ポイントの1位を駒大勢が独占しているが)点が取れるから1点じゃ負けないなというのがある。練習試合でも無得点で終わった試合はない。自分が先に点を取られてもモチベーションが落ちたりせずにプレーできている。(今日は茂内が怪我で出場していなかったが)人数は少なくなりFWに負担はかかる。1人いないだけで倍ぐらい負担がかかっていると思うが、やれるだけの陸トレはやってきて今日も走れていたので大丈夫かなと思う。あと1試合はなんとか気持ちで走って当たって。(今後に向けて)次はもう本当に勝つしかない。全員で気持ち出して、どんな1点でもいいし、どんな守り方でもいい。1点でも2点でも相手より多く取って勝つということだけ。入替戦も正直1位で行かないと厳しいと思う。1位で行ってもロースコアじゃないと勝てないと思う。ウチらしいホッケーをして最後勝てればと思う」

なお、次戦は11月26日(土)に順位決定リーグ対昭和大戦が19:30からダイドードリンコアイスアリーナで行われる。

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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