• エースとしてチームを勝ちに導いた東野=上尾市民球場で(会川梨夏撮影)

  • 先制の安打を放った巴山

  • 8回、チャンスを見逃さず振りぬいた酒井良(寒川朋子撮影)

東野力投で初戦白星発進!

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ国士大1回戦(2016年09月05日 20時52分)

東都大学野球秋季2部リーグ対国士大1回戦が9月5日に上尾市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大100 000 021=4
国士大000 000 030=3


        打安点
(8)米  満  510
(4)福  山  300
(7)長谷川   310
7 諸  積  000
(3)巴  山  521
3 高  石  000
(9)酒井良   411
DH高橋優   520
(6)菅  野  410
(2)高橋亮   301
(5)田中佑   300
      計3583


     回  打安責
○東 野  8  33112
上 野 2/3  300
伊藤一 1/3 100
 
 初回1死一、三塁とすると巴山颯太郎(法2)の左翼前二塁打で1点を先制。8回には酒井良樹(法2)が中前安打を放つなどこの回2点を奪う。先発の東野龍二(商3)はテンポのいい投球で相手打者を翻弄。8回に同点に追いつかれるも、9回2死満塁の場面で相手の失策を誘い勝ち越し。初戦を白星で飾った。
 
◆西村亮監督
「初戦を取れたことは良い。(春に引き続き打撃での2年生の活躍が目立ったが)状態は良くはないが、2年生が中軸になってやってきてくれている。ただ良いところもあるがだめなところもあり、その辺がもう少しどっしり状況判断できるようになってくるともっと結果が出ると思う。初回の巴山が打った後も流れがつかみきれなかった。(巴山の後に打席に入った酒井が)しっかり自分のスイングをして打ち取られるのと、何を待っていたんだかわからないような打球で打ち取られるのとでは(違うし)、そのあとも続かない。一点取ってなお、チームとして勢いに乗って行けない部分が初回に出てしまった。(点を取った、取られた後はどうだったか)取った後というのは、安心ではないけれど、東野もちょっと疲れが出てきていた。そのところで、守備が一個一個落ち着いて取れればいいところを、(相手に)流れを与えてしまう。自分たちでまずいという雰囲気を作ってしまっているところが、オープン戦から課題と言っているけれど克服出来ていない。意識をしつつ意識しすぎずというか、失敗を日々反省にしてやってくれないと。そうしないと自分のプレーができなくなってしまっている気がするので、いい意味で開き直ってやってほしい。(明日に向けて)今日のことはこれで終わったことだから切り替えて、二つ目をちゃんと取らないとまた春のような苦しいリーグになる。打つ方はあまり期待できないので、つないでつないで、みんながしっかりとしたものを、自分の役割を果たしてほしい」

◆高橋亮介主将(法4)
「今季のチームの課題として『守備でミスをしない』というのを目標に夏は練習してきた。今日の序盤、中盤辺りは粘れたが後半に追い付かれたので、まだまだ守備の面で改善しなければならないが、そのなかで勝てたのは大きい。9回に1点取って勝てたのは、明日以降につながる良い試合だったと思う。8回に追い付かれて、どうしようと思いがちだが、何がなんでも1点を返してやろうと思うチームになってきたと思う。9回の1点は、気持ちの面が大きかったと思う。(東野は)うちのエースとして、良い状態だった。ピンチは何度もあったが、きちんと抑えて、8回には追い付かれたが、逆転されずに追い付かれただけだったのが大きかった。今日は勝つことができて大きい。リーグ戦も長いし、勝ち試合は勝っておかないと、苦しくなってしまう。とにかく一部昇格を目標に、一戦必勝でやっていきたい」

◆東野龍二
「(今日の試合は)全体を通してみると、ランナーを出しつつも粘れた試合内容だったのでよかった。4回、7回は先頭打者に長打を打たれたが、点差が一点ということで集中して、緊張感を持って投げることができた。しかし8回、味方に点を取ってもらったあとに追いつかれてしまった。点差が3点ある、という心の余裕が生まれたことで結果的に点を取られてしまった。(秋季に向けて)1戦目を投げる立場として1人で1試合を投げ切ることを意識してきた。今日は投げ切ることはできなかったが、もちろん意識して投げた。また、勝ちに導けるようなピッチングをすることを意識してきた。(明日に向けて)投げるかはわからないが、いつ投げることになってもベストを出せるようにしたい。連勝して勝ち点1をとれるようにしたい」

◆巴山颯太郎
 「(初回のタイムリーについて)この試合が始まる前の練習から、米満さんが出て先輩方が得点圏にチャンスを作ってくれるという状態だけを信じて、一打席目はこう入るって決めて準備してきた。(初回は)先輩方もチャンスを作ってくれてあとはもう勢いもあったので、狙うことはしないで、(イメージしてきた通りの展開だったので)必死でここで何としても一本打つという意識だけ。先輩たちのおかげ。(逆転されたときはどんな気持ちだったか)3点差あっても、ピンチということも必ず起きて、同点ということも野球なので必ずあり得るので別に焦ることなく、攻撃の機会も残っていたので、追いつかれたら追いつかれたで、僕は次の回にしっかりつなげる、逆転する、点を取ればいいという考え方でいた。(9回のつなぎのバッティングについては)3番の長谷川さんが、2アウトからしっかり出塁していただいて、僕はつなぐだけだったので、これといって気持ちが入りすぎることなく、今自分ができることをしっかりやろうという感じでいた。結果ああなってくれたのはうれしいんですけど、僕も一応4番に座らせていただいている以上、あそこでもっとしっかりとした、バチンといった長打を打てるというのが一番求められている結果だと思う。この結果に驕ることなく、あの場面で自分が打点を挙げられるような選手になりたいと思っているので、喜ぶことなく反省はしたいと思う。(明日への意気込みは)明日負けて次の日勝ち点を取るという形よりも、2連勝して明日で勝ち点1を取って第3週の立正戦に入っていくのでは絶対差があると思うので、明日でしっかりと今日よりもいい内容で勝ち切って、次の試合につながるような試合をしたい」

*また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_basaball)

次戦、対国士大戦第2回戦は9月6日(火)10時~上尾市民球場で行われる予定。

■上尾市民球場へのアクセス
JR高崎線「上尾駅」下車
市内循環バス「上平公園南口」下車2分

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