• 3回途中、5失点の伊藤大海=上尾市民球場で(中川達夫撮影)

  • 2番手の上野は、制球が定まらず(寒川朋子撮影)

  • 9回に2点適時打を放った菅野

痛い二桁失点 明日勝ち点奪取へ

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ国士大2回戦(2016年09月06日 17時52分)

東都大学野球春季2部リーグ対国士大2回戦が9月6日に上尾市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国士大101 510 200=10
駒 大 000 001 002=3


       打安点
(8)米  満  420
(4)福  山  200
PH 岡  田 000
PR 島  田  000
(7)長谷川   200
H7 行 方   211
(3)巴  山  410
(9)酒井良   200
H7 諸  積  100
DH 高橋優   400
(6)菅  野  412
(2)高橋亮   210
2鈴 木  100
PH 高 石  100
(5)田中佑   200
PH 青 地  100
5 新  井  000
       計3263


     回  打安責
●伊藤大 32/3 2182
上 野  11/3 1041
 辻 本 2   822
 保 坂 2   600

先発の伊藤大海(経1)は初回から調子が上がらず4回2死までに3失点。代わった中継ぎの上野翔太郎(現1)、辻本宙夢(政2)も相手打線に捕まり7回までに合わせて7失点を喫す。打線も三者凡退が続き、6回に行方寿幸(国3)の中前適時打で1点、9回に菅野赳門(商2)の中前適時打で2点追い上げるも反撃は及ばず、勝負は明日の第3戦に持ち越された。

  ◆西村亮監督
「(今日を振り返って)ピッチャーの方もピリッとしなかったというか流れを持ってこれなかった。(伊藤大や上野について)ちょっと慎重に、大事に大事に行っている分ボールが多くなってしまって、振りやすいバッティングカウントにしてしまう。そういうところをしっかり振り切られているので、投げるボールが云々ではなく、そういったところが野球の難しさというか。またバッターの心理がわかってくると良いが、今はちょっと目いっぱい行っているだけの状態。一つ一つ勉強だと思う。(最後の追い上げは明日につながるものになったか)ゼロで終わるよりはというところがありましたけど、明日(相手の)ピッチャーも変わりますし、いい意味で切り替えて。まずは守備の方からリズムを作ってというところから。(明日に向けて)期待に応えられるようなことを選手もしていかないと。やっぱり力を発揮してくれるのは、グラウンドに立っている当事者(である選手たち)。ちょっと4年生が(チームを)引っ張って行けていないところがある。苦しい時はやっぱり上級生が引っ張ってもらわないと厳しい。走る姿一つ、声を出すこと一つ、そういったところで姿勢を見せてくれるようなものがないとばらばらになってしまう。福山にしろ長谷川にしろ結局バント失敗しているのが4年生。しっかりしてもらいたい、それだけです」

◆高橋亮介主将(法4)
「(今日は)相手が打って、点を取って自分達が取れなかったという感じだった。昨日の勝ちがあって、今日、相手は対策をしてきている。このような結果になり、また昨日も打たれて自分達が粘れなかったので、そういう点が試合結果に出てしまった。(点を取られたことについて)相手の対策や、1年生が先発したこともあって緊張している部分もあった。打たれるのはしょうがないが、野手がもっと点を取って、投手を気持ち良く投げさせることができたら、展開が変わってきたのかなと思う。(伊藤大や上野の調子は)悪くはなかったが、相手が上だった。それも経験なので、これから良くなっていけば良いとは思うが、野手がもっと点を取ってくれればよかった。(個人として)捕手として、点を取られては絶対にいけないところだと思うので、結果、10点取られたのは捕手が悪い。そういう意味では今日は悪かったと思う。(次戦は)明日勝てば勝ち点取れるので、しっかり明日勝って、まずは勝ち点1を取れるように頑張りたいと思う」

◆菅野赳門
 「(試合全体を通してどうだったか)相手に先制点を取られてから、攻撃でのバントミスや打ち損じがあった。中盤以降も守備でも攻撃でも相手のペースを崩すことが出来なかった。(最終回で2点タイムリーを打った時は)点差がひらいてたので後ろに繋ごうという意識で打ったので結果につながってよかった。
(秋の目標は)チームとしてはやっぱり一部昇格、そのためにもとにかく勝ち点を取っていきたい。自分としては守備を頑張りたい。オープン戦では自分の守備でチームの足を引っ張ってしまったので、守備でも打撃でも自分がチームを引っ張るくらいの気持ちでいきたい。(次戦に向けて)自分のできることをやって勝ちにつなげていきたい」

◆伊藤大海
 「初回に硬さが出てしまい、それを引きずってしまった。立ち上がりが課題だったが、ああいう立ち上がりになってしまい、そのまま修正しきれずズルズルいってしまった。(先発は2回目だが緊張は)秋に入って自分にとっての一戦目なので、オープン戦とは違った雰囲気の中で変に意識しすぎた部分があった。(先発を言われたのは)昨日の試合前。(国士舘大戦は春も2試合登板しているが印象は)右打者も左打者もボールを最後まで呼び込んで打つ印象。そこをかわしていけたらいいと思った。(相手はバスター気味に打ってきたが投げにくさは)当ててくる感じだったので厳しくいこうと思ったが、かえって悪い方向にいってしまったのかなと思う。(今日は球数が多かったが)ボール先行で苦しい展開になってしまった。しっかり修正していきたい。(明日以降に向けて)明日勝てば勝ち点が貰えるのでしっかり切り替えて、しっかりやりたい」

*また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_basaball)

次戦、対国士大戦第3回戦は9月7日(水)12時~上尾市民球場で行われる予定。

■上尾市民球場へのアクセス
JR高崎線「上尾駅」下車
市内循環バス「上平公園南口」下車2分

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