物江、予選敗退も次を見据える
[陸上競技部]第85回日本学生陸上競技対抗選手権大会(2016年09月02日 12時28分)
第85回日本学生陸上競技対抗選手権大会1日目が9月2日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた。駒大からは1500mに物江雄利(地2)が出場。結果は以下の通り。(上位3名と駒大のみ)
【1500m】
〈予選3組〉
1位 舟津彰馬 3:50:37(中央大)
2位 才記壮人 3:50:66(筑波大)
3位 坂口竜平 3:50:87(東海大)
6位 物江雄利 3:52:38(地2)
駒大からは1500mに物江が出場。序盤は集団の真ん中でレースを進め、徐々にペースを上げていった。しかし、残り200mでラストスパートをかけるも、前方との差が大きく、追い上げることができないままゴール。決勝には進めなかった。
◆藤田敦史コーチ
「(今日の総評)調子は良かった方だと思う。ただ、ここにくるまで3週間の合宿をこなしてきている。もちろん疲労があり、本人も走っていて足に疲れを感じたと思う。その中で、肝心の残り一周手前で引いてしまった。そこが勝負の分かれ目だった。監督・コーチとしては、疲労がある中でどれだけ走れるか試すために出したところもある。疲労がある中、ラストでいけないのであれば、ラスト一周手前で離れてはいけなかった。今回は、勝負の駆け引きやレース感覚を学べたのではないかと思う。その部分を今度は5000mに生かしてほしい。練習は順調にできている。5000m13分台という記録を出せれば今回の合宿、全日本インカレも生きてくると思う」
◆物江雄利(地2)
「(今日の調子は)調整に1週間くらいもらったのでしっかり仕上げたかったが、合宿の疲労が抜けきれずに体が重かった。(コーチからは)決勝が勝負だということでしっかり予選は通過することと、前回の試合はラスト400mで出て失敗してしまったので我慢してラスト200mで出ていけるように言われていた。(レース展開は)1,2周目は余裕をもって走れたが、3周目からは疲労が出たのか体が重くなってきて少し集団から離れてしまった。ラストでかわせる自信はあったが、そこで届く距離におさめられなかった点が反省。(今後の目標は)今シーズンはスピードを強化してきて、1500mの自己ベストは出たものの目標のタイムには全然届いていない。次は9月末の日体大記録会で5000mの13分台を出し、出雲駅伝の2区を狙いたい。出雲と全日本は自分にもチャンスがある距離だと思うので、そこを目標にしっかり仕上げていきたい」
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