• 1セット奪うも勝ちきれなかった伊藤・古川ペア=駒澤大学テニスコートで(田中碧撮影)

  • 次戦は絶対に落とせないと話した主将の佐藤

  • 1セット目をタイブレークに持ち込んだ羽澤(石曾根和花撮影)

一勝もあげられず…悔しさにじむ敗戦

[硬式テニス部]関東学生テニスリーグ(2016年09月02日 01時27分)

関東学生テニスリーグ【女子】第2戦・明治大戦が9月1日、駒澤大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒大 0-7 明治大☆
〈ダブルス〉
D1 ●伊藤・古川 3-6.6-2.1-6 斎藤・宮田
D2 ●佐藤・浅野 6-7(4)2-6 森・佐野

〈シングルス〉
S1 ●浅野友貴子 1ー6.1-6  斎藤佳帆〇
S2 ●佐藤美沙乃 2-6.2-6 佐野真代〇
S3 ●伊藤有希 3-6.3-6 宮田みほ〇
S4 ●羽澤未宥 7-5.2-6.0-6 福田志帆〇
S5 ●山口恵実 3-6.2-6 竹本琴乃〇

初戦の日本大戦を3-4で落とし、黒星スタートとなった駒大。迎えた第2戦はインカレ個人戦に出場するなど、多くの力のある選手を擁す明治大。駒大は課題としている「ダブルスを2-0にすること」を達成できず、2本とも落とし、相手に勢いを与えてしまう。続くシングルスでも羽澤未宥(社3)が1セット目をタイブレークに持ち込むなど健闘するも、流れは断ち切れなかった。トータルで7-0と一勝もあげることのできない悔しい結果となった。


◆江口淳一総監督
「(本日の総評は)明治大はもともと力のあるチームだなと思っていたが、これほどやられるとは思っていなかった。明大は今年の春からの個人戦で成績を残している選手がたくさんいるチームで、手強いなと思っていたが一本も取れないとは思っていなかった。(特に印象に残っている試合は)ダブルスでは古川・伊藤ペアが前の試合がとても良かったので、もっといけるかと思っていたが、相手の球もとても良かった。打ち合いに勝つ事ができなかった。シングルスでは羽澤、佐藤の試合では、策がなく相手にはまってしまった、という印象がある。(次戦への抱負は)負けると入れ替え戦になってしまう。絶対に負けられない。勝ちにいきたいと思う」

◆佐藤美沙乃(英4)
「(先日の第1戦を終えてから第2戦を迎えて)ダブルスを2ー0にする事を大事にし、その点が毎年の駒大の課題だった。先日の第1戦はダブルスでしっかりとって臨めたものの、シングルスが上手く行かず落としてしまった。今日の第2戦をメインとしていて、向かっていく姿勢を出していったが、要所での攻め方や思い切りなど、全体的に明治の選手の方が攻めを貫いていたという印象がある。1戦目を終えて、応援や、選手同士の意思疎通をしっかりして盛り上がっていこうという反省をして第2戦に望んでいた。プレーの面で及ばない部分が多かったことと、ダブルスを2ー0にできなかったことが相手に勢いを与えてしまったので、今後はダブルスでもっと勝負していきたい。(次戦に向けての意気込みは)残りの3戦は絶対に落とす事のできない試合になる。勝てるという自信を持ってプレーしていきたい」

◆羽澤未宥(社3)
「(今シーズン初のリーグ戦での試合でしたが)先輩とできる最後のリーグ戦なので、相手や自分の調子に関わらず気持ちだけは強く持って試合に臨んだ。試合には負けたが、気持ちをしっかり持って試合ができ、その結果1セット目を取ることができた。(試合を振り返って)1セット目は自分も相手も動きがかたかったが、気持ちの面で勝てたのではないかと思う。2セット目でも動きがかたく、3-0まで取られてしまい、相手が余裕を持ちはじめてしまったため、そのまま3セット目も取られてしまった。2セット目で競れたらまた違う結果だったのではないかと思う。(次戦に向けて)今日と変わらず強い気持ちを持って、それをテニスにしっかりつなげて勝ちたい。」


  

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