• 世界での戦いを終えた西山=世田谷区立陸上競技場で(小倉笑香撮影)

  • 関東インカレでハーフを目指す藤木(伊藤大志撮影)

  • 自己ベストを更新した下

  • 駅伝で活躍したいと語った堀合

  • 駒大として初出場の中村

春一発目のレースで好調! 自己ベスト続々

[陸上競技部]平成28年度第1回世田谷陸上競技会(2016年04月02日 16時23分)

 平成28年度第1回世田谷陸上競技会が4月2日、世田谷区立陸上競技場で行われた。結果は以下の通り。(上位3名と駒大のみ)

【1500m 4組】
1位 志賀康太 (日体大) 3:57:75
2位 根本大輝 (佐野日本大学高校) 3:58:39
3位 杉山秀樹  (経2) 3:58:89

【1500m 5組】
1位 秦主吾 (山学大) 3:50:64
2位 斎藤勇人 (Honda) 3:51:18
3位 中島 公平 (城西大) 3:51:92
6位 物江雄利  (地2)  3:52:36
13位 金尾圭祐 (商4)  3:54:97

【3000m 5組】
1位 西山雄介 (経4)   8:30:94  
2位 服部賢志 (神奈川大) 8:34:22
3位 宮坂大器 (埼玉栄高) 8:35:05

【3000m 6組】
1位 ダニエル・キトニー (カネボウ) 8:04:45
2位 大六野秀畝  (旭化成)    8:06:90
3位 早川翼    (トヨタ自動車) 8:07:76 
6位 西山雄介   (経4)     8:14:46☆

【3000m 7組】
1位 大山憲明 (創価大) 8:11:74
2位 蟹澤淳平 (創価大) 8:11:83
3位 吉田亮壱 (日体大) 8:19:83
5位 中村大聖 (政1)  8:27:99☆
6位 金尾圭祐 (商4)  8:29:96

【5000m 9組】  
1位 セルナルド祐慧 (創価大) 14:07:12
2位 城越勇星 (日体大) 14:09:29
3位 藤木悠太 (経3)  14:09:69☆
7位 紺野凌矢 (歴3)  14:21:74☆

【5000m 10組】
1位 荻野太成 (神奈川大)  14:14:42
2位 坂元大介 (中央学院大) 14:22:96
3位 土師悠作 (拓殖大)   14:24:42
10位 三島淳司 (政3)   14:34:54☆

【5000m 13組】
1位 石井格人 (中央発條) 14:07:62
2位 松浦大志 (神奈川大) 14:08:52
3位 近波郷  (NDソフト) 14:09:27
19位 堀合大輔 (国2)   14:19:81☆

【5000m 15組】
1位 遠藤日向 (学法石川高) 13:48:13
2位 田村和希 (青学大) 13:50:43
3位 中村裕紀 (青学大) 13:52:29
11位 下史典  (経2) 13:57:32☆

☆は自己ベスト更新

 駒大からは10人が出場し、各個人が出場レースで集団前方や中ほどに位置し、積極性を見せた。6人が自己ベストを更新し、春シーズンはじめに好スタートを切った。西山は3000mに連続して2レース出場した。1レース目は、序盤は3番目につけ落ち着いた入り。その後1500m過ぎに先頭に立つとそこから徐々に後続との差を広げ、大差をつけて1着でゴール。2レース目は先頭集団でレースを進め、1000mあたりから遅れ始めたが、粘りを見せて最後は6位でゴールした。

◆藤田敦史コーチ
「(総評は)5000mに出場した選手は全員自己ベストが出たので記録としてはよかったと思う。1つ1つのレースをみると少しのところで競り負けたのは課題。シーズン1発目としてはまあまあだが、競り合いで勝てるトレーニングをさせていかなければならない。記録はもちろん、勝てる練習をしていかなければならない。(具体的には)ロードからトラックへとまだ完全に移行しきれていないので、もっと質の高いスピードを意識したトレーニングをさせていきたい。最後にぐんと出られるような練習をさせたい。(数選手に2レースに出場させた意図は)ここが最後ではなく目標としているレースがチームとしてあるので、そこに向けて質の高い練習をさせたいという意味があった。1本目は余裕を持って走らせてはいたが、1本目と2本目のタイム差も大事だと思って見ていた。西山は世界クロカンから連戦で疲れている中ではいい走りをしてくれた。金尾は1500mがよくなかったので、3000mでは挽回してほしかった。(新入生が加わったが)今年の新入生は全体的に明るい。むしろ1年生がムードメーカーになってくれている感じもある。上級生の刺激になってほしいし、なれるだけの素質はあると思っている。これからもっと活性化していけば青学大にも引けを取らない戦力になれると思う」

◆西山 雄介
「(今日は)3月に世界大会に立て続けに出場していて、練習を積めていなかったが、3000m2本を練習の一環として走ることにした。最低限走りはまとめることはできた。(監督からは)「調整なしで疲労があるなかどれだけ走れるかがポイントになる。調整して記録を狙っていく試合のときはしっかり走れるから、そういったことを頭にいれておくように」と言われた。(世界大会に出場して)日本と違って環境が全然整っていないが、海外の選手たちはしっかりと走る。見習いたいし、日本の整った環境でしっかり記録を出せるようにしたい。競技向上にむけていい経験になった。(今後は)調子は上がってくると思う。4年目はしっかりチームに貢献したい。チームとしても、今年は勝負の年だから記録にこだわって頑張ってもらいたい。1年生もこれから徐々にしっかり走ってくれることを信じてチーム全員で頑張りたい」

◆金尾圭祐
「(レースを振り返って)3000mは練習の一環として走った。1500mを走った後だったこともあり、自信を持って集団の前についていけなかった。今まではラストで落ちることが多かったが今日はあげてくことができたので、そこは良かった。関カレは1500mで出るのでもっとタイムを出したかった。(監督からは)1500mをしっかりと走ってこいと言われていた。(後輩とのレースは)先輩として今日は負けてしまったが、新たに入ってきた後輩には負けたくないと思っている。(今後は)ラストがダメなので、1つ1つの練習やレースを大事にやっていきたい」

◆紺野凌矢
「(今日は)調子はあまり良くなかったが、最低限粘ることができた。(強みは)スタミナに関しては自信がある。(課題は)長い距離を走って久しぶりに5000mを走って、スピードがないなと思ったので、スピードの練習を積んでいきたい。(チームの状態は)勝負の年と言われているが、記録会もベストが上がっていて、上り調子だ」

◆三嶋淳司
「(今日は)立川ハーフよりかは疲労が抜けて調子が上がっていたが、もう少し調子を上げられるだろう。(課題は)高校時代はあまり練習ができなかったが、ようやく伸び始めたので、継続して練習していけばもっとタイムもよくなっていくと思う。(強みは)スピードだが、今回は疲労が抜け切れていなかったので、今後持ち味を発揮できるようにしていきたい。(今後は)中堅より下の位置にある選手が頑張らないとチームが盛り上がっていかないので、自分たちが頑張っていきたい」

◆藤木悠太
「(今日は)普段通りに練習を積み、持っていくことができ、自己ベストが出てよかった。(3年生としては)残り1年しかないのと、後輩たちをやはり引っ張っていかないといけないので結果を残せるように頑張っていかないといけない。トラックを頑張っていきたい。(次へ)一番の目標はスタミナをいかして、関カレのハーフに出場したい」

◆下史典
「(今日のレースは)シーズン1発目のレースだったが、調整練習やポイント練習の調子が良く、良い状態で臨めたので、悪くても13分台で走ろうと思った。タイムは13分台が出たがレース展開では粘りきれず、高校生にも負けてしまった。次の大会までにしっかり練習の中で修正したいと思う。( 監督、コーチからは)監督からは、1発目のレースなので緊張し過ぎずリラックスして走り、 タイムは最低でも13分台を出すように言われていた。コーチからは前の方でレースを展開するように言われていた。(新入生が入って) 去年までは先輩と同じ部屋で緊張していたが今年から部屋長になり、部屋が一年生と同じなので練習などの走りだけでなく、生活面でも見本にならなければならないと感じている。去年より意識を高く持ってやっている。(今後の目標は) 去年一年間トラックレースに何度か出たが自己ベストが一回も出ず、高校時代のベスト記録だった。今年は夏合宿までの前半のトラックシーズンの中で結果を出し、関東インカレなどの大きな大会でタイムは13分50を切って中谷、工藤に負けない記録を出したい。勝負どころで結果を出したい」

◆堀合大輔
「(自己ベストを出せたが今日は)コンディションがよかったので最低でもベストを出そうと思っていた。本当に最低限満足できるものではなかった。本来であれば10秒から15秒を目標としていたが19秒だった。自分から見ても周りから見ても最低限の結果だった。(新しく1年生が入ってきたが)今までは一番下で何でもかんでも先輩たちが教えてくださったり指導してもらう立場だったがしたが1年生がはいってきたので普段から生活に気をつける必要がある。(今後の目標は)春先はトラックで秋口からは駅伝シーズンに活躍できるようにしたい」

◆中村大聖
「(レースを振り返って)8分25秒というタイムに余裕を持っていきたかったが、届かなかった。練習はできていて、詰めることができていたのでレースには自信を持って臨めた。しかし、今日は体が重くて動かなかった。(監督からは)余裕を持って走ってこい。ラスト2周を意識と言われていた。(今日が)駒大で初めてのレース。ラストで失速してしまったが、これからは駒沢の名を背負っているので、しっかり走っていきたい。(課題は)練習はできているのでこのままの感じでいきたい。駒大は調整が1週間もらえるので、レースに向けてしっかりと調整をしながらやっていきたい」

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