• 課題が見えた松田=東京体育館で(山本正太撮影)

  • あと一歩及ばなかった英

  • 手小は積極的に攻めていった

  • 三上は満足度の高い試合を展開した

敗退するも課題見え、リーグ戦へ期待

[卓球部](2016年03月19日 22時24分)

第68回東京卓球選手権が3月17日、東京体育館で行われた。結果は以下の通り。

〈男子シングルス〉

●英稔史(経3)2-3卯木(愛工大)

○手小由樹(歴3)1-3野口(関西高)
●手小0-3上江州(愛工大)

○三上泰輝(仏2)3-0田中(希望が丘高)
●三上0-3濱川(日鉄住金物流)

○松田尚樹(営2)3-0佐藤(東北大)
●松田1-3遠藤(野田学園高)


英は先に2セットを落とし、その後粘りのプレーで追いつくも及ばず初戦敗退。手小は初戦を勝ち取るも、2戦目は強豪愛工大の選手に挑むもストレート負け。三上は初戦1セット目では17対15の接戦を見事勝ち取り、そのまま勢いに乗りストレート勝ち。しかし2戦目は社会人相手に攻めきれず敗退。松田は、初戦フルセットまでもつれるも見事白星を上げるが、2戦目で惜しくも敗退した。


長崎隆志監督
「(今日は)5月のリーグ戦に向けての大事な試合で、誰か一人でも翌日に勝ち残ってほしかったが残念だ。満足度としては低い。(4月に入学予定の中で唯一勝ち残った藤田は)サーブからのフォアの攻撃が持ち味。期待している新入生の一人だ」


手小由樹
「(今日は)久しぶりに全国規模の大会に出て緊張したが、セットを重ねる度に緊張がなくなって良いプレーも出始めて、調子は上がっていった(対戦は)全国で1番手を争う学校の中でも試合に出るメンバーで、やはり強いと思った。サーブが取れずに相手に先手を取られ、自分のペースに持っていくことが出来なかった。でも、強い相手にもしっかりと結果を出せないといけなかった。(今大会の満足度は)40点くらい。最悪ではないが、もっと勝ち上がりたかった。今の実力でもっとできることはあった。もっと頑張ろうという気持ちは芽生えた。(これからは)相手のサーブに対応する上でも、チキータが出来るように練習していきたい」



三上泰輝
「(今日は)1回戦は相手が今年から日体大に入る選手で、リーグ戦でも当たる選手に勝てたので、良かった。プレー自体も、最初は堅かったが要所を締められたので初戦は勝てたと思う。次の試合の相手は実業団のトップクラスで、格が違ったとは感じた。強い相手に良い勝負が出来なかった。競れずに負けてしまったのは、技術に問題があったのだと思う。調子は悪くなかった。守りに回ることが多くなってしまった。(負けた相手は)攻めが強かったと思う。攻めのタイミングが上手かった。(今大会の満足度は)70点。やるべきことはやったと思う。初戦でしっかり勝てたのは良かったが強い相手にも勝ちたかった。(これからは)ブロックをよりしっかりできるようにしたい。また、サーブの質を上げつつ、種類を増やしていきたい」

英稔史
「(2セット取られてからの追い上げについて)1,2セット目は緊張していた。自分のらしくないプレーが出てしまった。3セット目からは調子を取り戻してきた。(最終セットでのタイムは)相手が向かってきていたので、自分も攻めないとと話していた。(昨日のダブルスと連戦になったが)疲れが残っていた。(次に向けて)課題も見つかったので、あと1か月取り組んでいきたい」

松田尚樹
「(今日の調子について)よくはなかった。いつもは前半で相手や台に慣れることが多いが、今回は課題があって、克服されてなくて自分の弱さが分かった大会だった。(課題は)台に戻った後の1本目や、相手のレシーブなど、自分の長所が活かせなかった。(2試合目の相手は)高校トップ選手。勝たなければいけないと思った。どれかの大会で自分のプレーが出来ればと思う。(新入生も出場していたが)いいプレーをしているのを見ると嬉しい。駒大はずっと続くものだから、練習中も雰囲気が前より良くなって感謝している」

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