• 苦しい表情をみせる中谷=ヤンマースタジアム長居で(深田智弘撮影)

  • ラストスパートをかける中谷(田中碧撮影)

中谷、悔しい6位も健闘

[陸上競技部](2015年09月12日 23時20分)

第84回日本学生陸上競技対校選手権大会2日目が9月12日、大阪のヤンマースタジアム長居で行われた。
結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

<5000m>
1位 服部弾馬(東洋大)13:38.45
2位 パトリックマセンゲワンブイ(日本大)13:40.22
3位 エノック オムワンバ(山梨学院大学)13:40.78
6位 中谷圭佑(経3)13:56.60 

5000m決勝は、序盤から先頭集団前方につき、好調なスタートを切る。中盤以降先頭との距離が生まれ、少しずつ離される。レース終盤になると他大の選手のスピードアップに乗り切れず、差をつけられ悔しい6位でゴールする。

◆藤田敦史コーチ
「(1日目と2日目の総評は)浅石は、予選は抜群の出来だった。夏合宿にあれだけ走った中で最後にあれほどのキレを出せたのはすごくよかった。一方で決勝のレースでは、予選余力があった割には少し伸び悩んだという印象。1500mをそれほど練習しているわけではないため、経験の差が出た。レースの中での位置取りや自分の持ち味を出せずに終わってしまったので、非常にいい勉強になったた思うので収穫はあった。中谷は夏合宿でかなりの距離を走っているので、あまり勝負にならないと思っていた。ただ、駒澤のエースとしてやる以上は他大学のエースと対等に渡り合わないと、これから駅伝シーズン入っていくのにあたってプレッシャーをかけられないと話していたので、いけるところまで行ってラスト勝負で負けるのは仕方ないと言って送りだした。その通りに前のほうでレースを進めてくれて、最後は少し遅れてしまったが、今の段階ではよくやったと思っている。他大学の同じ有力選手が優勝したので、悔しさを持ってこれからの駅伝シーズンに入っていかないといけないという話をした。本人も今日のレースには納得していると思う。(夏合宿を終えて)2人ともいい練習をやってくれた。今回は、勝負に絡むということはできなかったが今の段階で2人ともよく走ってくれたという印象。(出雲に向けて)中谷は1年生から駅伝を走っており、チームの核となる存在で引っ張って行ってもらわなければならない存在。一方で浅石は三大駅伝に出たことがない。スピードに特化して練習しているので、浅石こそ出雲を狙っていかなければならない存在。浅石も中谷も両方出雲駅伝のメンバーになってほしいので、そういった意味で全日本インカレはまずまずであった」

◆中谷圭佑
「(今日のコンディションは)そんなに調子は悪くなかった。だけど、正直結果見て全然だめだったなという思い。(コーチ・監督からは)後半しっかり我慢するようにという指示が出ていたが、それを全く実行できなかった。(夏合宿を終えて)しっかり走れていたので、それを自信に変えて今日走ろうと思っていたんですけど、全く合宿の成果を出せなかった。(今回のレースで意識していたことは)前半は前列でしっかり走って後半我慢するっていうのを意識した。(今後の抱負は)三大駅伝が始まってくるので、しっかりチームとして駅伝で優勝できるようにやっていく事と、1万mを27分台で入りたいので、それに向けて頑張っていきたい」

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