• 集団を引っ張る走りをみせた西山=東海大学陸上競技場で(笠原嘉高撮影)

小山、1万m自己新!駒大勢健闘!

[陸上競技部](2015年09月28日 01時52分)

2015東海大学男子10000m競技会が9月27日、東海大学湘南キャンパスにて行われた。結果は以下の通り。(上位3名と駒大関係者のみ)

<10000m決勝(15組)>

1着 小松巧弥(日体大)29:14.11
2着 小山裕太(経4)29:29.60☆
3着 後沢広大(創大)29:32.30
13着 井上拳太朗(現4)29:51.73
18着 宮下紘一(経4)30:10.64

<10000m決勝(17組)>

1着 ジョナサンディク(日立物流)27:40.64
2着 ロジャースシュモケモイ(愛三工業)27:42.09
3着 アレクサンダームティソ(NDソフト)27:56.87
6着 黒川翔矢(14年度卒、現JR東日本)29:04.63
10着 西山雄介(経3)29:13.99
13着 上野渉(12年度卒、現Honda)29:26.88
14着 撹上宏光(12年度卒、現コニカミノルタ)29:30.78

10000m15組には、井上・小山・宮下の3人が出場。序盤は小山が前方集団に、宮下は集団真ん中に、井上は集団後方と、縦に並んだレース展開だったが、2800mを超えたあたりで宮下はペースを上げる。小山は他の選手と競り合いながらも安定した走りをみせる。レース中盤にさしかかると、井上は徐々にスピードと順位を上げていく。小山は中盤以降攻めの走りで持ち前のスタミナを存分に発揮し、2位でゴール。1年ぶりに自己新記録を更新した。ラストスパートをかけるも井上は13着、宮下は18着に終わった。
駒大OBらも出場した10000m決勝17組。西山は好スタートを切り、自分のペースで落ち着いた走りを刻む。2000m以降は実業団の選手からなる第一集団から離れるも、第二集団の先頭で集団を引っ張る走りを見せる。中盤に向かうにつれて集団はばらばらになり、抜きつ抜かれつの接戦を繰り広げた。西山はラスト1000mで最後の追い上げを見せ、6位でゴールした。


◆小山裕太
「(今日の調子は)スピードの練習を中心にやってきたので、スピードの面では余裕を持てた。自己新記録だったが、もっと自分の中ではもっとタイムを。(監督・コーチからは)6000m以降の我慢と、スピードを中心に練習を積んできたので、スピードを生かすようにと言われていた。(今後の課題は)6000m以降での我慢が足りなかった。駅伝シーズンだが、より一層中盤から後半にかけての我慢が大事になってくると思う。(チームの状況)夏は4年生が故障者が多く情けなかったが、下級生を中心にいい練習ができていたと思う。東海大記録会はあまり良くなかったが、平成国際大記録会や世田谷記録会でいい結果が出て来ればチームとしてはいい。(出雲に向けて)チームとして優勝を狙ってやっているので、優勝しかない」

◆井上拳太郎
「(今日の調子は)今日に持ってくる段階で調子は良かったので、自信を持ってスタートラインに立てた。(監督・コーチからは)1万mという長い勝負なので後半に勝負をかけるようにと言われていた。(自分自身の課題)走る以前に強い気持ちというメンタルの面で課題だなと思う。(夏合宿を終えて)怪我をしていて夏合宿が始まる少し前に復帰して、距離を踏むということを考えて練習を積んでこれたと思う。(今後の意気込み)あと数ヶ月で4年生最後なので、もっと積極的にやらないと何もつかめないまま、何も残せないまま終わってしまうので、目の前のことをがんばっていきたい」

◆宮下紘一
「(今日のコンディションは)練習を上手くつめていなかったので、自分の中で自信を持てなかった。
(監督・コーチからは)中盤以降しっかり我慢していけるようにと言われた。(今後の課題は)4年生で、残り少ない中で今日結果が出せなかったので、次のレースまでに立て直してこれからのレース一つ一つ大切にしていきたい。(今後の目標)4年生でもう最後なので、駅伝メンバーにも絡んでいきたいし、チームの方にも貢献したいという気持ちがあるので、練習でも試合でもそういった部分で示していきたい」

◆西山雄介
「(今日の調子は)悪くはなかった。合宿もうまくやってきて、最低でも28分台を出していきたかったが、後半粘れず情けない。(監督・コーチからは)落ち着いて後半上げれるように、駅伝を意識してやっていくようにと言われていた。(今後の課題は)ペースの上げ下げに対応しつつ、ラストの切り替えをしっかりしてラストスパートで他の選手に勝ちたい。(出雲駅伝に向けて)もう少しレースの組み立て方を考えて今日のような走りにならないように、しっかりとチームに貢献できるように頑張りたい」

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