• 先制の2点適時打を放った前田=神宮球場で(二宮優里亜撮影)

  • 東野は7回を無失点に抑える好投を見せた

  • 9回、無死満塁の危機を抑えた今永(斎藤大樹撮影)

投手戦競り勝ち、日本一へあと一勝!

[硬式野球部]明治神宮大会準決勝戦対東農大北海道オホーツク(2014年11月19日 00時29分)

明治神宮大会準決勝対東農大北海道オホーツク戦が、11月18日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 030=3
東農大 000 000 000=0
北海道

       打安点
(6) 砂 川 300
(4) 前 田 412
(9) 下 川 310
9  小 森 000
(8) 江 越 311
(7) 齋 藤 400
(5) 米 満 300
(3) 福山亮 310
PR 小 川 000
3 巻 木 100
(2) 高橋亮 310
(1) 東 野 100
PH 川 合 000
PH 福山慎 000
1  片 山 000
1  今 永 000
    計 2853

     回 打安責
○東 野 7 2330
 片 山 1 730
 今 永 1 200

先発の東野龍二(経1)は、7回を散発3安打、無失点に抑える力投を見せる。援護したい打線だったが、相手の投手陣の前に攻めあぐね、緊迫した投手戦となる。それでも8回、2死満塁の好機を作ると、2番・前田滉平(法3)の中前適時打などで3点を先制し、試合の均衡を破る。最終回、無死満塁の危機を背負うが、その後登板したエース・今永昇太(経3)が、後続を三振と併殺に打ち取り、無失点で試合終了。13年ぶり5回目の日本一へ向け、明日、六大学覇者の明治大へ挑む

◆西村亮監督
「ひやひやした試合。(相手の継投に攻めあぐねていたが)打ちたい気持ちが前に出過ぎで、自分の打てるポイントに持ち込めなかった。(好機で前田に一本が出たが)前の試合から同じような打ち取られ方をしていたので、考えて打ってくれた。少ない安打で点を取る形で勝つしかないので、追い込まれても自分のスイングができるようにしてほしい。(東野は)リーグ戦同様、焦らず持ち味である落ち着いた投球を見せてくれた。(優勝へ向け)東都の代表としてここまで来られたことは、最低条件としてまずは良かったと思う。後は自分たちのやるべきことをやるだけ。(明大戦に向けて)当たって砕けろという気持ちで挑みたい」

◆前田滉平
「(8回の得点は)味方が繋いでくれたので、とにかく繋ぎを徹底しようと思った。真っ直ぐに絞って、ボールに食らいついていった。(打球は高いバウンドになったが)なんとかエラーを誘って1点入ってくれと思っていた。打点をあげられて嬉しい。(ベンチは)とにかく塁に出ようという気持ちを徹底していた。焦りよりは何とかしようという感じだった。全国大会は一発勝負で絶対に勝たないと行けないのでより緊張した。(明大は)打撃のチームという印象。明日は絶対優勝してOBに報告したい」

◆東野龍二
「(今日のピッチングは)序盤で球が浮いてしまっていたが、3回くらいからコントロール重視の投球で低めに集められた。そこからはいつも通りに投げた。(先発は)1週間前くらいから伝えられていたので、今日に合わせて気持ちを整え、練習をしてきた。(準決勝で投げることは)あまり緊張はしなかった。4年生は最後だが、自分で終わらせたくないと思っていた」 

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、決勝対明大戦は11月19日、12:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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