• 指名を受け、部員に胴上げされる江越=駒澤大学で(藤本一輝撮影)

  • 西村亮監督と握手をする江越(斎藤広樹撮影)

  • 江越の一振りで、甲子園を沸かすことが出来るか(平田サリナ撮影)

江越阪神へ!狙うは3割30本30盗塁

[硬式野球部]2014年 プロ野球ドラフト会議(2014年10月24日 04時56分)

 プロ野球ドラフト会議が10月23日、グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて行われ、プロ志望届を提出していた江越大賀(法4)が、ドラフト三巡目で阪神タイガースに指名された。

 走、攻、守の三拍子揃った外野手として1年時から注目を集めた江越。不調に悩む時期もあったが、今季は打率.357と調子を戻し、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。指名後、自らの目標を「息の長い選手になり、最終的には3割30本30盗塁を目指す」と語った。また、「自分の名前が大賀(たいが)なので、タイガースに縁があるのかなと思う」と、笑みを浮かべた。自身の売りである長打力を武器に、猛虎打線の一翼を担うことが出来るか。プロとしての大きな一歩を踏み出した。

◆西村亮監督
「(今の気持ちは)江越の目標、夢であったので、指名されたことに私自身もほっとしている。(江越は)野球選手としては体が強いということと、脚力、肩の力が優れていると思うので、その面ではプロでもやっていけるものを持っているのではと思う。バッターとしてはまだまだこれからだと思う。(これからの野球人生で)自分のアピールポイントをしっかりと、これからもっと磨いてもらって、気持ちのしっかりした、息の長い選手になってほしい」

◆江越大賀
「指名されてホッとしている。(待ち時間は)何も考えていなく、頭の中が真っ白だった。とにかく早く指名してほしいと思っていた。(阪神のイメージは)ファンが熱い印象で、色々な人から応援されるイメージ。(スカウトから正式に連絡が来たが)大賀(たいが)という名前で阪神タイガースに何か縁があるのかなと思う。(アピールポイントは)長打が持ち味だと思うので、そこをしっかり出していきたい。(対戦したい投手は)今まで対戦経験はないが同じ長崎出身の大瀬良選手。もし対戦するならホームランを狙う。(プロ入りを伝えたい人は)両親に報告したい。今まで本当に心配をかけたので感謝の気持ちを込めて「ありがとう」「指名されたよ」と報告したい。(目標は)監督に言われたように、息の長い選手になることと、ファンの皆様に応援してもらえるような選手になりたい。(阪神の中でいうと)福留選手のような、長く現役を続けられるような打者になりたい。最終的には3割30本30盗塁を狙いたい。 (ファンの球団は)巨人。(阪神とは永遠のライバルだが)世間的に伝統の一戦と言われていて、色々な方に注目される中で試合ができるので、自分の持ち味をしっかり出してやって行きたい。(巨人で対戦したい選手は)長野選手。バッティングも守備もすごい選手なので、近くで見てみたい。 (阪神ファンは笑いに厳しいと思うが)自信はないのでこれから勉強したい。(9月に祖母が亡くなられたが)優勝と合わせて年末に帰った時に報告できるのは本当に嬉しく思う」

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