• 先制打を放った米満=神宮球場で(松本将樹撮影)

  • 今永は9回、1失点で完投勝利

  • 4回、ダメ押しとなる適時打を放った福山亮

今永完投!投打噛み合い4強進出

[硬式野球部]明治神宮大会2回戦対中部学院大(2014年11月17日 21時34分)

明治神宮大会2回戦対中部学院大戦が11月16日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

中部学院大 000 000 001=1
駒 沢 大 010 200 00×=3

    打安点
(6)砂 川 420
(4)前 田 300
(9)下 川 300
9 小 森 000
(8)江 越 100
(7)斎 藤 311
(5)米 満 211
(3)福山亮 311
3 巻 木 000
(2)高橋亮 300
(1)今 永 300
    計 2553

    回 打安責
○今永 9 3571

 2回、1死一塁の場面で、米満一聖(営1)が適時三塁打を放ち先制する。続く4回にも、1死3塁から斎藤導久(政4)の中前適時二塁打、さらに2死二塁から福山亮(経4)の左前適時打でこの回一挙2点を挙げ、試合の主導権を握る。先発の今永昇太(経3)は7回まで毎回安打を許すが、後続を打ち取る粘りの投球。9回、2死から本塁打を浴び完封こそ逃したが、相手打線を7安打、1失点、8奪三振に抑え完投勝利。投打が噛み合い、準決勝進出を決めた

◆西村亮監督
「勝った気がしない全てにおいてパッとしない試合だった。東都の代表として、自分たちの力を信じて伸び伸びやってほしかったが、ミスを恐れてか、大事に野球をしすぎだった。(今永の投球は)しっかりボールが指にかかっていないような感じだった。それでも0に抑えてくれたが、本来の出来ではなかったかなと思う。(打線は)毎回うちのチームはこんなもの。少ないチャンスのなかで、相手投手をいかに崩すかが大切。それよりも、サインミスや走塁ミスなど、当たり前のことが出来ていなかった。相手は初めて対戦する投手なので、二打席目以降に能力を見極めてほしい。もっと打ててもおかしくない試合だが、追い込まれてからすぐ打ち取られてしまうなど、動きが硬かった。今後は追い込まれてからどう相手投手に対して嫌な攻撃ができるかがカギだと思う。」

◆今永昇太
「(今日の投球は)最速143km/hの球速を見ればわかるように、球が走ってなく、制球も良くなかった。 真っ直ぐでなんとか打ち損じてくれたらな、と思っていた。
(試合に入るとき)日曜ということもあってたくさんの人がきて、緊張するかと思ったがあまり緊張せずに試合に入れた。(最後の最後で完封できなかったが)こういう言い方はしてはダメだと思うけど『自分らしい』な、と思った。この自分らしさを克服してもっといいピッチングをしていきたい。(最終回は)3点差だから一発打たれても大丈夫だと思っていた。その一発が逆転打だったらダメなのでこれからはそういうことを想定して今日の試合はそういうところを反省したい。」

◆米満一聖
「(今日の試合について)とても緊張したがいい緊張感で試合に臨めた。相手の先発はストレートが多いという情報があったのでストレートに狙いを定めていた。(タイムリーを打った球は)内角のストレート一年生で春秋通じてここまで経験できたのは大きな自信に繋がった。(次戦に向けて)日本一になるために一つ一つ集中してミスのないようにしたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、準決勝対東農大北海道戦は11月18日、16:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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