• 完封勝利を収めた東野=神宮球場で(齊藤広樹撮影)

  • 長谷川は先制となる内野安打を放った

  • 2打点を挙げ勝利に貢献した小川(藤本一輝撮影)

東野初完封!打線も奮起で白星発進

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対拓大1回戦(2015年04月07日 18時14分)

 東都大学野球春季1部リーグ対拓大1回戦が4月7日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 100 500 000=6
拓 大 000 000 000=0

      打安点
DH小 川 312
PH岡 田 100
(6)前 田 521
(5)米 満 510
(7)川 合 300
7 中川昌 000
(3)永 山 200
H3中村太 100
(9)長谷川 321
(8)青 地 420
(4)奥 井 411
(2)高橋亮 310
    計 34105

     回 打安責
○東 野  9 3450

初回、2死満塁の好機を作ると、長谷川雄飛(法3)が適時内野安打を放ち先制する。続く4回には、1死一塁から連打で1点を追加すると、小川弘輝(政4)の二点適時内野安打と前田滉平(法4)の中越適時三塁打でこの回一挙5点を挙げ、試合を決定づけた。開幕投手を任された東野龍二(商2)は、緩急を生かした投球で相手打線を翻ろう。散発5安打、無失点と安定した投球で、自身初の完封勝利を収めた

◆西村亮監督
「(開幕戦だったが)0で終わりまで抑えられて、集中できていた。(今永は)ここ最近は投げていない。投げられる状態ではなかった。 (東野は)どこまで投げられるかなと思っていた。自分のペースを崩さない選手だし、オープン戦も調子が良くて安定していた。(昨年に全国の舞台で活躍して)自信にもなったはず。自分のペースで投げている。全く打たれずに抑える投手ではないので、ヒットを打たれてからの、ランナーとの駆け引きや勝負どころの締め方が大事になってくる。(打線は)ずっと『競争だよ』と言ってきた。みんながレベルアップしないといけない。(昨年度の優勝は)今は全く違うチームなので、意識はしていない。巻木を中心に繋ぐ野球で団結をしていかなければいけない。(今季の目標は)やるからには連覇したいが、まずは1つ1つに集中する。まずは勝ち点1。いろんなやつに経験させて、終盤にはうまく起用していきたい」

◆巻木周平(経4)
「この冬から春にかけて、オープン戦も含めて順調に来ていて、技術的にも雰囲気の面でもいい感じできていた。公式戦だから気負うとかではなく、アップからいつも通り準備すれば絶対勝てるという話をしていた。オープン戦は勝ち越して終わり、今までにないくらいにいい成績を残せたので、自信をもって挑めたと思う。 (今日は打線が繋がったが)打線が繋がるかは相手投手によっても変わる。その中でも今日は走塁がよかった。走塁が出来ていたのは次にいきると思う。(投手陣は)東野はいい投球をしてくれた。今日はたまたま相手のミスが重なりこのような展開になったが、勝ったことに満足せず、明日はまた違う展開になることを想定して挑んでいきたい」

◆東野龍二
「初戦が大事なので、ただ頑張るしかないと思っていた。緊張はしなかった。一回に一点入ったのもあり、1点取られてもいいと思って安心して投げられた。(完封になったが)完投を目指して投げていた。(開幕投手のプレッシャーは)去年投げていたので、少し安心した。(今永の離脱について)嘘であってほしかった。片山さんの方が自分をより経験が上だが、自分も戦力になりたい。(去年に比べて今日の試合は)去年は普段中盤でうたれて、ピンチになっていたけれども、今回は抑えられたのでよかった」

◆長谷川雄飛
「(試合に挑むにあたって)オープン戦から元気を出して、雰囲気作りを大事にしていた。(昨年の優勝校として)プレッシャーはない。レギュラーの選手たちが卒業して、今は違ったメンバーになっている。(自分の役割は)前のチームから変わらず、積極的に打ちにいくこと。それと、試合に出場経験がある選手は少ないので、チームの雰囲気が沈んだときなどに活気づけられるようになりたい。(先制タイムリーは)形は不細工だったが、先制点をあげられて良かった。どんな形でもいいから先制点を取る意識で打席に入った。(次戦に向けて)次も先制点を取ると言うことをチーム全体として頑張りたい」

◆小川弘輝
「(リーグ戦初打点だったが)打った球はチェンジアップ。流れが自分たちに来ていたので、来た球を全て打ってやろうと思いながら打席に立った。(1番を打つことは)足の速さには自信があるので、相手投手を揺さぶって、プレッシャーを与えることを意識している。(4年生になってレギュラーになったが)チームが日本一になるには自分の足が必要不可欠だと思うので、責任感を持って最後の年に臨みたい。(次に向けて)とりあえず初戦を取れたことはチームにとって大きいが、切り替えて明日も初回から積極的に攻めていきたい」

◆前田滉平
「いつもやっている『元気出してやろう』というのができていてよかった。(今日の勝ち方は)『振っていく』というテーマで、皆が振れていたので、それが点に繋がってよかった。(自身も2安打だが)自分なりに振っていこうと思っていたのが、安打になってよかった。(副主将として)どうやって冷静に伝えられるかを意識していた。初戦で緊張していたが、全員の勝利への気持ちが強かったことで、勝てたと思う」



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次戦、対中大戦は10月21日(火)13:00~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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