• 優勝を決めマウンドに集まるメンバー=青学大グランドで(山本春煕撮影)

  • 強力打線を7回2失点に抑えた今井

  • 山脇は2試合連続の適時打

全員野球で掴んだ悲願の優勝!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部対帝大2回戦(2014年05月28日 22時44分)

東都大学準硬式野球春季リーグ2部対帝大2回戦が5月28日、青学大グランドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 100 220 000 5
帝 大 001 000 120 4

       打安点
(4)大 風 421
DH魚 野 520
(3)渡 辺 521
(2)片 柳 430
(8)川 口 410
(7)池田悠 500
(5)三 枝 421
(9)佐々木郁311
(6)山 脇 311
     計37145

▽ニ塁打=大風、片柳、三枝

     回   打安責
○今 井 7   2452    
 柄 沢  1/3 322
 高 橋 12/3 820

 勝てば優勝が決まる一戦。同点に追いつかれた直後の4回、1死三塁から山脇拓弥(商3)が2試合連続となる適時打を放ち勝ち越しに成功。続く5回にも2点を挙げ、4点差をつけ試合終盤へ。先発・今井陽亮(法2)は7回、安打と四球で走者を溜めるが粘りの投球を見せ1失点で切り抜ける。1点差に迫られた9回、3番手・高橋謙太(営3)が、2死三塁の場面を招くが最後は遊直に打ち取り試合終了。猛追を振り切り歓喜の優勝を果たした。

◆魚野拓真主将(現3)
「(優勝して)ずっと目標にしていたので素直に嬉しい。(苦しい展開だったが)そんな簡単に優勝出来るとは思ってなかった。必ずピンチは来ると思って焦らないようにと声かけをしていた。(今井は)悪いなりに丁寧にコーナーを付いて、2失点にまとめてくれた。(リーグ戦を振り返って)打の駒沢を見せつけられたかなと。投手陣も高橋を中心に投げ切ってくれた。(個人的には)プレーで引っ張るタイプなので、結果を求めてやってきた。(入替戦に向けて)勢いはこっちの方があると思う。いつも通り自分たちのペースで1部昇格を目指したい」

◆今井陽亮
「(今日は)とても緊張した。失点を1点でも少なくしようと投げた。(調子は)良かったとは言えないが、要所を締める事は出来た。(7回満塁の場面は)抑えられなくてもあの打者が最後と言われていたので、全身全霊をかけて抑えにいった。(8、9回は)高橋さんなら抑えてくれるだろうと安心して見ていた。(優勝の瞬間は)一瞬間が空いたというか、信じられなかった。(入替戦に向けて)疲れとか関係なしに自分たちの野球をやるだけ」

◆高橋謙太
「(厳しい場面での登板だったが)緊張したが、ここで抑えるのは自分しかいないという気持ちで投げた。9回は弱気で甘く入ったら後悔すると思ったので、悔いの残らないように攻めの投球をした。最後は打ち取ってほっとした。(リーグ戦を振り返って)2連勝で決められない試合もあったが、最後まで頑張ってきて良かった。(入替戦に向けて)ここで負けたら意味が無い。次も今日みたいにピンチを抑えられるような投球をしたい」

◆山脇拓弥
「(最後の打球を掴んだが)変な回転がかかっていたので怖かったが、捕った時は嬉しかった。 (2試合連続適時打だが)2試合とも併殺の無い場面で回してくれたので打ちやすかった。(僅差の試合だったが)相手の4年生は引退が懸っていた。流れを持っていかれたが、投手が踏ん張ってくれた。(リーグ戦を振り返って)簡単に勝った試合は無かったが、終盤投手陣が安定してきたので戦いやすかった。(入替戦に向けて)1部に返り咲けるように頑張る」

◆片柳慶久(法4)
「(優勝してみて)優勝して1部に上がるというのが目標なので一つ目はクリアした。素直に嬉しい。(今井は)調子が悪いなりにも頑張って抑えてくれた。(最後の打球は)ひやっとしたが、捕ってくれて良かった。(リーグ戦を振り返って)投手がしっかり投げた試合は良い試合になった。(個人的には)全試合フルで出て、4年一人だったので後輩たちに迷惑かけないように精一杯プレーした。(入替戦に向けて)2連勝で1部にいきたい」

なお、入替戦・国学大1回戦は6月1日、閉会式が終わり次第、八王子市民球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「西八王子」駅下車から徒歩15分。JR中央線「八王子」駅北口、京王線「京王八王子」駅からバスで「野球場前」下車。京王高尾線「山田」駅下車から徒歩15分

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