• 決勝点を挙げた小牧。随所で活躍が目立った=駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で(高尾葉菜撮影)

  • 先発の役割を果たした須貝

  • 試合後笑顔を見せる選手たち

熱い気持ちが呼んだ劇的逆転勝利!

[サッカー部]第88回関東大学サッカーリーグ戦・第7節・対筑波大学戦(2014年05月06日 23時00分)

第88回関東大学サッカーリーグ戦・第7節・対筑波大戦が5月6日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒大4-3筑波大
  (0-2)
   (4-1)

【得点者】()はアシスト
13分:[筑]北川(中野)
44分:[筑]野口
47分:[駒]須貝(平尾)
58分:[駒]小牟田(吉岡)
80分:[駒]板倉(小牧)
84分:[筑]片岡
89分:[駒]小牧(吉岡)






【メンバー】
GK秋山瑠偉[4]
DF大木 暁[4]、平尾優頼[4]、伊藤槙人[4]、柳川剛輝[3]
MF立石忠之[3]、板倉直紀[4]、平野篤志 [3](→57分 吉岡雅和 [2])、小牧成亘[4]、須貝暁[4] (→66分 唐木沢真也[3])
FW小牟田洋佑[4] (→90+3分 中村駿 [3])


【SUB】
GK積田景介[3]
DF嶋谷昇大[3]
DF鹿野剛己[3]
FW 大谷真史[2]


※[ ]内数字は学年



 3連勝を目指し筑波大と対戦した。前半、セカンドボールを拾えず、リズムをつかみきれずにいると、DFの裏をとられ2失点。チャンスをほぼ作ることができないまま前半を折り返す。後半は、相手の運動量が落ちたこともあり、徹底した攻撃とプレスで流れを徐々に引き寄せる。後半立ち上がりに須貝のゴールで勢いに乗ると、58分には小牟田のゴールで追いつき、80分には板倉のゴールで逆転。怒涛のゴールラッシュを見せる。そのまま逃げ切りを図りたい駒大であったが、84分にセットプレーから失点を許し、再び同点に戻される。なんとしても勝ちたい駒大は、さらに攻勢を強め、相手ゴールに再三攻め入る。そして89分、小牧のゴールで二度目の勝ち越しを決めると、これが決勝点となり試合終了。前半の2点のビハインドを後半の4得点で巻き返し、劇的な逆転勝利を手にした。


◆秋田浩一監督
「(前半を振り返って)相手が前にボールを早く運び、ミドルの縦パスをたくさん入れてきたことで、自分たちの流れをつかめなかった。(後半を振り返って)自分たちのサッカーを徹底しろとハーフタイムに強く言った。後半の早い時間に得点し、そこから逆転することができたのでほっとした。今年のチームになって一番必死にプレーすることができた。やればできる、一生懸命やれば何かが起こるということを、選手も感じたと思うので良かったと思う。(次節への意気込み)また次勝って連勝していきたい」


◆平尾優頼 主将(国4)
「(3連勝は)素直に嬉しいという気持ちはあるが、内容的にはダメだった。次の試合は大事にしていきたい。(課題は)失点が多いのでDFをやっている分失点を少なくしたい。今日はFW陣に助けられた。(後半は)前半はロングボールが入ってもセカンドボールが拾えなかった。後半は拾えて、相手の足が止まっていたこともあるが、優位にできたというのはある。(チームの完成度は)やっと勝ち始めた状態。この状態を維持出来てから、完成したと言えると思うので、まだまだだと思う。(次節は)何としても勝つ。前半から駒大のサッカーをできるようにしたい」


◆板倉直紀(法4)
「(前半を振り返って)セカンドボールが取れなかった。自分のところが間延びしてしまって、セカンドボールを取る距離を保つことが出来なかったのが原因。修正しなければいけない点が多かった。(後半は)相手の運動量が落ちたこともあるが、自分たちのサッカーをしようと心がけることで、4点取り逆転することができたのだと思う。(得点が多く生まれた試合だったが)プレーしている選手皆が、最後まで諦めず逆転しようという気持ちを常に持っていてくれた。そういった雰囲気で試合ができたことが良かったのだと思う」


◆小牟田洋佑(政4)
「(振り返って)前半は相手のリズムにさせてしまった。裏を取られて2失点し、駒大のサッカーをやらせてもらえなかった。後半は自分たちのサッカーを徹底して4得点できたので、駒大のサッカーを信じてやらなければ点はとれないということを実感した。(得点シーンは)ニアに入ることを意識した。少し早く入りすぎたが、そこに吉岡がボールを入れてくれたおかげで良い形で得点できた。吉岡に感謝したい。(次節は)本当に技術が高い選手が多いと思うが、粘り強くやることと守備から入って少ないチャンスを自分が決められるようにしたい」


◆小牧成亘(仏4)
「(今日は)前半は試合の入り方が悪かった。ハーフタイム中に前からしっかりとプレスにいこうという話をしたので、後半の入り方は良かったと思う。全員が前への意識をしっかりと持てていた。(逆転での勝利だが)3失点をしているため決して良い内容での勝利ではなかったが、そういう展開でも勝てたということはとても大きいと思う。(勝因は)相手よりも勝ちたいという気持ちが大きかったのだと思う。 (3連勝については)まだまだ順位は下のほうなので、しっかりと次も勝てるようにしたい」

次節は5月10日、県立保土ヶ谷公園サッカー場にて13:50から桐横大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・JR横須賀線「保土ヶ谷」駅より「横浜駅西口」行、または「保土ヶ谷駅」行き循環バスにて「保土ヶ谷野球場前」下車、徒歩2分

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