• 今季初スタメンで先制点を決めた唐木沢=県立保土ヶ谷公園サッカー場で(向江凌理撮影)

  • 主将の平尾は声かけでチームを引っ張った

  • セットプレーで好機を演出した板倉

今季4連勝目!見えた浮上の兆し

[サッカー部]第88回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・対桐横大戦(2014年05月11日 02時41分)

第88回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・対桐横大戦が5月10日、県立保土ヶ谷公園サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒大3-2桐横大
  (2ー0)
   (1-2)

【得点者】()はアシスト
27分:[駒]唐木沢(板倉)
41分:[駒]板倉
48分:[桐]山﨑
58分:[駒]吉岡(大木)
65分:[桐]山根





【メンバー】
GK秋山瑠偉[4]
DF大木 暁[4]、平尾優頼[4]、川岸祐輔[4]、柳川剛輝[3]
MF伊藤槙人[4]、唐木沢真也[3](→75分 中村駿 [3])、小牧成亘[4](→85分 鹿野剛己 [3])、吉岡雅和[2](→65分 キン デセン[2])、板倉直紀[4]
FW小牟田洋佑[4]


【SUB】
GK積田景介[3]
DF嶋谷昇大[3]
MF立石忠之[3]
MF平野篤志[3]


※[ ]内数字は学年



 前半、前に早いサッカーを徹底して桐横大ゴールに攻めかかる。全員で声出しをして集中力を見せるが、小牟田の次が繋がらず一進一退の均衡した時間が続く。しかし27分、板倉のCKを今季初スタメンの唐木沢が頭で押し込み先制点。41分には、同じくCKでこぼれたボールに反応したキッカー板倉が押し込み、得意のセットプレーで2点を獲得し前半を折り返す。しかし後半開始直後の48分、気の緩んだところでミドルシュートを決められる。桐横大が勢いづくが58分、大木のクロスを吉岡が頭で押し込み追加点。さらに差をつけたいところだが、68分にまたも相手の技ありミドルシュートが決まり1点差に追いつかれる。しかし駒大は粘りの守備を見せ、3-2で今季4連勝を果たした。開幕戦の大敗を経て、上位に食い込む浮上の兆しが見えてきた。


◆秋田浩一監督
「(振り返って)勝てたので良かった。自分たちは発展途上のチームなので、完成されているわけではない。まだまだ課題が多いと思う。ただ、自分たちの理念の、頑張るだとか諦めないことをベースに戦えないといけない。そこで戦えない選手はメンバーから外すということでやっている。プレーする環境に関係なく頑張れる選手を使っている。(2失点は)残念。サッカーはディフェンスが大切だと言っている。ディフェンスがしっかりすれば戦えるチームが作れると思う。攻撃は個人でも出来るもの。チームがレベルアップするためにはディフェンスを頑張らないといけない。(次節に向けて)順大は上位のチームなので、自分たちがどこまで戦えるのかを試せると思う。選手たちがどこまで出来るのか楽しみにしている」


◆平尾優頼 主将(国4)
「(今日は)勝てはしたが、内容的にはあまり良くなかった失点が続いてしまっているのは自分たちの弱さだと思う。ディフェンスに粘り強さが無かった。キーパーを含め、全員がシュートが来る準備が出来ていなかったから、2失点とも同じ形でやられてしまった。(4連勝だが)試合したところは全て調子が落ちているチームだったので、勝てなければ厳しかった。ただ、調子の落ちているチームと接戦になってしまった。これから上位のチームと戦うので、どれだけ改善出来るかが大切だと思う。(次節は)4連戦が終わったので、また気持ちを切り換えて勝ちたいと思う」


◆板倉直紀(法4)
「(競り勝った後のボールをサイドに展開出来ていなかったが)今日は1つ前のポジションでプレーしていたが、小牟田のヘディングの後が拾えなくて攻撃が出来なかった。それは反省すべき点だと思う。(4連勝)内容は良くなかったが、勝てたことが一番大きい。この流れの中でチームがもっと良くなっていくと思うので、次も良い準備をして頑張りたい。(次節に向けて)対戦する順天堂大学は、今波に乗っているし友達もいて負けたくないので、しっかりやっていきたい」


◆柳川剛輝(経3)
「(左SBでスタメン定着している)1、2年はあまり試合に絡めず、今年から試合に出始めてやっと慣れてきた。今日は以前の試合に比べると、しっかりやれたと思う。(失点について)今シーズン、ミドルシュートで決められることが多くそこを直そうという話はしているが実際はやられる場面が多いので、練習からもっと気を引き締めてやらなくてはならない。(4連勝中)もっと上にいく為には、守備が大事。攻撃陣は強いので、後ろの4人がしっかり守って無失点で抑えれば勝てるので、そういう意識を持ってやっていきたい」


◆唐木沢真也(法3)
「(今日を振り返って)前半は前線からのディフェンスを意識していたが、後半は意識が薄れてしまい始めと終わりの10分前に失点してしまった。(相手のDFに関しては)相手は裏に入るボールを嫌がる傾向があったので、それとサイドを起点とした2つの攻撃をして、自分たちらしいサッカーが出来たと思う。(次節に向けて)自分が出れるかは分からないが、今日みたいに失点しないようにチームのディフェンス面を改善していこうと思う 」

次節は5月17日、ゼットエーオリプリスタジアムにて13:50から順大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・JR内房線及び小湊鉄道線五井駅より徒歩30分
・バス JR内房線及び小湊鉄道五井駅よりバス「臨海競技場」行きで終点下車。

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