• 粘投も4試合連続完封を逃した今永=神宮球場で(五十嵐秋音撮影)

  • 米満はリーグ戦初打点を挙げた(山本春熙撮影)

  • 要所でのミスが響き、勝利まであと一歩届かなかった。(五十嵐秋音撮影)

今永連勝ならず…チームも逆転負け

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対亜大1回戦(2014年04月29日 18時10分)

東都大学野球春季1部リーグ対亜大1回戦が4月29日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

亜 大 010 100 102 5
駒 大 000 040 000 4

      打安点
(5)砂 川 311
(4)前 田 312
(6)下 川 400
(8)江 越 400
(7)齋 藤 410
(3)福山亮 310
DH米 満  311
(2)木 下 200
(9)伊藤修 300
    計 2954

▽二塁打=齋藤

     回  打安責
 今 永 8 3463
● 片 山 1 621

 王者・亜大との初戦。2回に本塁打を打たれ、先制点を許す。無安打で迎えた2点を追う5回裏、齋藤導久(政4)が二塁打で勢いづける。すると1死一、三塁で米満一聖(経1)の中前安打で得点を追加し、押し出しで同点に追いつく。続く2死満塁の好機、前田滉平(法3)が右前2点適時打を放ち、勝ち越しに成功する。しかし9回裏、スクイズで1点を許し、1死三塁の危機を招くと捕逸で同点に追い付かれ、さらに四球と犠打で1点を追加され逆転負けを喫した。

◆西村亮監督
「大事なところでミスがあり、踏ん張りきれなかった。(今永は)立ち上がり制球が定まっていなかった。やはり亜大戦ということを意識していたとおもう。(片山への継投は)今永が球数が多かったし、8回には足がつったような感じだったので変えた。その中でもよく頑張ってくれた。片山には終盤に向けて用意しておけと、ゲーム前から話してはいた。(打たれたのは)しょうがない。気持ちを切り替えていくしかない。(打撃は)少ないチャンスで点を取れた集中力はよかった。あとは得点をとった後に踏ん張れるかが大切。しっかり力を発揮しないと勝てる相手ではない」

◆福山亮主将(経4)
「(久しぶりの試合)周りの人よりは緊張していたが、悟られないように人一倍声を出した。(今日の試合は)あそこで勝ちきれないところが僕たちの弱さ。受け止めて、切り替えてやっていきたい。(今永は)今永なりの投球ができていると思うので1点2点多くとって援護したい。(対策は)いいピッチャーが多いので速いボールに振り負けないように、鋭いスイングを心がけた。(チームの雰囲気)負けたが切り替えてやっていきたい。(次戦は)9回まで終わったときに1点でも多く点を取って、1点も取られない守備をしたい」

◆今永昇太(経3)
「(相手への意識は)真っ直ぐに対して非常に対策していて甘い球を持って行かれた。自分の中では悪くないと思っていたが相手のバッターに圧倒された。(最終回も投げたかったか)うちの投手事情としては自分がしっかり投げないと2戦目、3戦目と苦しい戦いになる。自分の中では先発として完投しないとエースとして役割を果たしていないと思う。1イニングだけとは自分の中では思っていないので、本当に体力面でも投球面でも成長しないと。 (完封記録について)打たれちゃった、と心の中で軽く笑っていた。失点した回も最少失点で抑えられて、ビッグイニングを作らせなかったということだけが今回の収穫。あとは評価に値しない。 (亜大戦ということで力みは)あまり苦手なイメージはなかったが実質天王山というとこで気負いが力みになった。自分の中では勝ち切れなかった、最後に自分が行きますということを言う実力がなかった」

◆米満一聖
「(今日へ向けて)山崎投手がいるが気持ちで負けないと思ってた。真っ直ぐは速いし落ちるボールもあったので、低めには手を出さないと決めていた。(チームの雰囲気は)序盤だったしまだまだワンチャンスで追い付けると思ってた。雰囲気は落ちていなかった。(打席での心境は)ここで一本出せば流れもつかめると思った。いつも以上に集中していた。(リーグ戦初打点だが)チャンスで打てなかったから、ここで一本出たのは大きい。高校のときはチャンスが好きだった。 (明日に向けて)今日のミスをしっかり改善したい。今日のことは今日できっぱり忘れて、明日は明日の野球をする」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、亜大2回戦は4月30日、13:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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