• 連敗で肩を落とすナイン=神宮球場で(五十嵐秋音撮影)

  • 片山は6回途中2失点で降板

  • 先制点を挙げた砂川

王者の壁厚く…連敗で自力優勝消滅

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対亜大2回戦(2014年05月01日 20時06分)

東都大学野球春季1部リーグ対亜大2回戦が5月1日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 001 000 000 1
亜 大 000 101 130 6

        打安点
(9)江 越  410
(5)砂 川  411
(4)前 田  300
(6)下 川  310
(7)斎 藤  400
(3)福山亮  310
DH 米 満  300
 H 長谷川  100
(2)高橋亮  310
 H 山 口  100
(8)犬 伏  300
       計3151

▽二塁打=砂川

     回  打安責
●片 山 52/3 2341
 箱 島 11/3 600
 高橋涼  1/3 423
 中 山  2/3 200


 3回表、この日1番に入った江越大賀(法4)が1死から左越二塁打を放ち好機を作ると、続く砂川哲平(法4)の中前安打で先制点を挙げる。だが4回裏、失策と犠打で1死二塁の場面を作られると、相手4番に左線適時打を浴び同点に追い付かれてしまう。6回裏、1死三塁の危機を招くと、犠打野選で勝ち越し点を奪われる。8回裏には、右中間3点本塁打を放たれダメ押し点を献上。打線も相手投手の継投の前に3回以降は得点出来ず、大きな敗戦を喫した。

◆西村亮監督
「点を思うように取らせてもらえなかった。やはり簡単に亜大の投手は打たせてくれない。試合前から積極的にいけとは言っていたが、簡単に打ち上げてしまった。(江越の打順は)4番という重圧に負けているような気がしたので、まっさらな状態で、塁に出ることだけ意識させた。その結果が二塁打につながったのかなとは思う。(前の試合も含め、守備のミスが多いが)チームの致命傷。何でもないことなのに、勝手に自分たちでプレッシャーを与えてしまう。チームの弱さがそういったところで出ている。(亜大は)選手がやることを分かっており、粘り強い攻撃をしてくる。見習わないといけない。(次に向けて)まだ優勝の可能性があるので、残り2カードも全力で戦っていきたい」

◆福山 亮主将(経4)
「1点差の場面で踏ん張りきれず、亜大の強さを実感した。それに尽きる試合だった。(最初の安打は)まっすぐも変化球も良いピッチャーだったので、どちらも狙ってやろうと思った。(初戦の敗戦は)痛い敗戦だった。初戦を引きずらないようにしたが、自分たちの弱さがでてしまい、力不足を実感した。(打順の変更は)チームの雰囲気を帰るために監督さんが替えたとおもうが、あと一息打線がつながらなかった。(まだ優勝の可能性があるが)気を抜くことなく、残りのカードを勝利で締めていきたい」

◆江越大賀(法4)
「(打順が1番になったが)そんなに気にしていない。ライトを久しぶりに守ったりと、新鮮な気持ちで試合に入れた。(打撃の調子は)もう少し。外の球が見えていない。(監督からは)迷わず狙い球を絞って思い切りいけと。(次に向けて)今日の負けを反省して、国学大戦までやれる事をしっかり準備したい。開幕戦のつもりでやっていきたい」

◆片山雄貴(経3)
「(今日は)前回何が悪かったかを練習の中で考えた。打者に合わせた投球をしてしまっていたので今日は自分の投球をする事だけを考えた。初回から投球練習のつもりで投げたら少し変わった。これからも続けていきたい。(調子は)悪くなかった。コントロールもしっかり出来て、変化球のキレもあった。(残り2カードだが)まだ残留も決まっていない状況。あと2つ2連勝で終わらせるようにしたい」

◆砂川哲平
「(今日の試合は)力の差がはっきりと出てしまった。(チームの調子は)1戦目で負けてしまって、気持ちが沈んでいたが雨で延期になり、休めたことで気持ちがスッキリしベストな状態で臨むことが出来た。(3回の適時打は)とても集中していた。ワンヒットで江越が返ってこれるようにコンパクトで強い打球を意識していた。(相手の対策は)落ちる系のボールが多いことは一回戦目で分かっていたが、振ってしまったので、今回は特に気をつけていた。(次戦は)このカードで負けてしまったので優勝は遠のいてしまったが、今回負けてしまった事でチームはいい方向に動くと思うので、この経験を活かしていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、国学大1回戦は5月6日、10:30より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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